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聖書的な子育て&子育ての知恵❣36

イエスはシモン・ペテロに言われた。「ヨハネの子シモン。あなたは、この人たち以上に、わたしを愛しますか。」ペテロはイエスに言った。「はい。主よ。私があなたを愛することは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの小羊を飼いなさい。」ヨハ21:15

小羊とは子どもを指します。自分の子どももそうですし、教会に来ている子どもや、親戚やママ友の子どももそうです。

日本は99%の方が福音を聞いたことがありません。その中で福音を聞いて育っているというのは、どれ程の祝福でしょうか?ある方が宝くじが当たった以上の祝福と表現されていましたが、本当にそうだと思います。

しかし実際問題、子どもに近づくと急に泣かれたり、イヤイヤされると、なぜ自分が近づくと泣くのか?どう接していいか分からないと思います(コロナが終わるまでは、赤ちゃんや子どもには近づかないのが一番です。これからは非対面で日曜学校をしたり、養育をするYouTubeやzoomなども準備する必要があると思います。いい面は距離が関係なく全世界にいる子どもにもすることができます)

神様は子どもたちを福音によって育てることを一番喜ばれます。なぜなら神様はレムナントを通して時代、時代を生かされたことが、聖書を見ると明らかではないでしょうか?

この時期のパパ、ママも赤ちゃんの脳について、よく分からずにいるかもしれません。今週からご紹介していきたいと思います。

子育ての知恵❣

子育ての一番最初の関門は、夜泣き・人見知り・イヤイヤ期ではないでしょうか?

なんとその理由が科学的に解明されています。

『夜泣き』
胎児は目覚めている間の活動量が多く、母親の血液から多くの酸素を奪います。そこで、母親の負担をかけないように夜間に活動しているのです。なんと親孝行!

しかし胎児の睡眠リズムは生まれた後もしばらく変わりません。夜行性なのです。これが夜泣きの原因です。

大人は寝ている間に脳が働いていても『脳幹網様体』が働き、体に伝わらないように遮断しています。しかし赤ちゃんの脳は『脳幹網様体』が未熟で、眠っていても脳が働いていると、声をあげてしまいます。これが『夜泣き』です。寝ているのに、泣いたり声をあげているのです。

その時にお母さんが抱っこしてしまうと、起こしてしまうのです。赤ちゃんが眠りながら泣いたり動くのは普通のことなのです。なので泣いても静かに見守ってみてください。そのまま寝る場合もあります。

夜泣きをするのは人間だけです。生まれた時の人間の脳は、大人の3分の1。それは産道を通るためなのです。その後、脳は10年かけてゆっくり成長するのです。

『人見知り』
ママと知らない人の写真があります。人見知りが始まる前の赤ちゃんはママの顔ばかり見ています。しかし人見知りが始まった後は、知らない人の顔を頻繁に見ています。

赤ちゃんの脳は未熟なので、生後半年ぐらいまでは母親など身近な人しか認識できません。少し成長すると、それ以外の人も認識して関心を持つようになります。

この時に始まるのが『人見知り』なのです。お母さんを中心に他人とつながりたいという、社会性の芽生えの大切な時期です。

赤ちゃんが相手の顔を見る時に『』を見ます。人間の脳は、人と目が合うと、恐怖をつかさどる『へんとう体』という場所が自動的に働きます。大人は『前頭前野』が働いて、相手が危険でないことが分かると恐怖を抑えます。

しかし赤ちゃんは『前頭前野』が発達していないので、目が合うと反射的に強い恐怖を感じて泣いてしまうのです。

パパと目が合うと泣いてしまい、パパが育児に消極的になってしまう場合があります。しかし赤ちゃんをお母さんの方に向けて『後ろから抱っこ』すると泣かれなかったりします。

またママとコミュニケーションをとることで、赤ちゃんに「この人は私のママの味方」→「つまり自分の味方」と気づかせてあげるのが一番なのです。

次回は『イヤイヤ期』について見ていきます。

ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*)献金は新宿キリスト教会を通して一度も福音を聞いた事のない99%の方々に福音を伝え、7000専門指導者を探し、逃れの町の教会を立て、レムナントを育てる働きに用いさせて頂きます。アブラハムの祝福があなたに臨みますように。