人気店の行列の長さを「よしず」のデザインが決めてしまう、という気づき
こんにちは。
アーキテクチャーフォトの後藤です。
今日もラーメン店での気づきをお届けします。
私が良く行くラーメン店なのですが、夏が近づいているということで、入口部分全体によしずが設置されていました。
全体写真をのせますね。
(道路から見る)
左側が入り口となっていて、壁際に入店を待つお客さんが並ぶスタイルです。よしずの配置された下にはベンチやスツールが設置してあって座って待つことができるようになっています。よしずの下は日影ができていて、日差しを避けることができ、とても涼しいです。
今回訪問した時には、とても繁盛していて、よしずを少しはみ出すくらいお客さんの列ができていました。
あまりの行列の長さに、一瞬あきらめて帰ろうかと思ったのですが、執念で並びました(朝からここで食べようと決めていたので、、、笑)。
丁度私が最後尾に並んだときには、よしずから2-3人はみ出るくらいの行列でした。
並びながら自分の後にどれくらい行列ができるのかな、と思ってスマホを見ながら観察していたのですが、なかなか後に続く人は現れません。
私が並んでいる間にも、自転車で連れだってあらわれた二人組の主婦と思われる方々、作業着をまとった4-5人のグループなどがお店の前まで来たのですが、この行列を見て、話し合った末に他のお店を探して行ってしまう、という光景が何度も見られました。
この時は、ただ単純に行列の長さを見て帰って行ったのかな、としか思いませんでした。
お店の中に入って、注文したラーメンを待っている間、食べている間、と背後にある行列の長さを(半分無意識ですが)気にしていたところ、どうやらよしずをはみ出してまで行列が増えることは、私が入店している間は一度もありませんでした。
これは、もしかすると、このよしずのデザイン(正確に言うと設置している幅)が行列の長さを規定してしまっているのではないか、ということに気がついたのです。
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