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令和4年のGO ACTION〜第十八回・百戦錬磨の豪腕は撃ち抜けない〜
はじめに
2022.2.9 プロレスリング・ノア後楽園ホール大会。
『潮崎豪4番勝負』2戦目に組まれた、田中将斗戦。
実に約10年振りというシングルマッチは、田中が勝ち筋を掴ませず勝利という結果に終わった…。
![](https://assets.st-note.com/img/1661626842249-3LDqQLW9aj.jpg?width=800)
あれから約6ヶ月半…。
両者は『N-1 VICTORY 2022』公式戦の舞台(8.27名古屋大会セミファイナル)で再び相まみえる事となった。
潮崎も田中も戦績は3勝2敗。
名古屋大会のセミファイナル前までに、勝ち点で上位にいる拳王、鈴木秀樹(共に勝ち点9)、藤田和之(勝ち点8)が勝利を収めた為、セミの敗者はリーグ戦敗退が決定するシチュエーション…。
田中将斗から未だ勝てていない潮崎にとっては、リーグ戦で最難局を迎える事となった。
2022.8.27『潮崎豪vs田中将斗』
前述の通り、敗者はブロック1位通過の可能性が絶たれる一戦。
潮崎豪、入場!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/NvwtKmsAAW #noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/KCTwWjk47B
— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) August 27, 2022
田中将斗、入場!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/NvwtKmsAAW #noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/AzPh9x7m11
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個人的に、今回のリーグ戦で、潮崎が一番苦戦を強いられた試合だったように感じた。
リーグ初戦の藤田和之戦でも苦戦を強いられていたけれど、田中の圧倒的なリカバリーの早さもあって、潮崎が攻めていても技が繋がらない・流れが掴めない時間帯が続いた。
それでいて、田中の右腕攻めは容赦なく潮崎を襲う、苦しい状況…。
逆水平!一発目!潮崎絶好調!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/NvwtKmbxyW #noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/qDnQwQyz80
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田中は潮崎に冷徹なまでの腕攻め!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/NvwtKmsAAW #noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/kxcJs2irPg
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それでも潮崎は、攻められている右腕で懸命に反撃を試みた。
まるで、「自分は右腕でしか試合を決められない」と言わんばかりに…。
潮崎、ちぎれそうな腕でマシンガンチョップ炸裂!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/NvwtKmsAAW #noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/cLZyegNXFc
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潮崎片腕で田中をもっていく!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/NvwtKmsAAW #noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/zBWU7FQrMW
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ロープ越しのラリアット!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/NvwtKmsAAW #noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/XzBCNlWheT
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その後も潮崎に襲い掛かる、田中の容赦ない攻撃の数々。
田中が雪崩式ブレーンバスター敢行!!潮崎たつ!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/NvwtKmbxyW #noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/Stg982M4XY
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エプロンでスディングD!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/NvwtKmsAAW #noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/ecJW12jcHB
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試合終盤に展開された両者の猛攻は、見ていて「ブロック1位通過の為には、ここまでやらなきゃいけないのか」と唸ってしまう程の圧が感じ取れた。
潮崎のラリアット!!!!入る!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/NvwtKmsAAW #noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/6VV2vNJ0AP
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互いに必殺の交錯!!なぜ決まらない!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/NvwtKmsAAW #noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/7nJr1DJFYO
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そんな、テレビ画面越しでも気圧される程の激闘を制したのは、潮崎豪だった。
潮崎の豪腕でも決まらず!!!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/NvwtKmbxyW #noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/bphkpVnklh
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執念の豪腕ラリアット2連発で、遂に田中将斗からシングル初勝利。
潮崎の豪腕ラリアット!!!田中将斗を沈める!! @ABEMA で視聴中 https://t.co/NvwtKmsAAW #noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/DT6jOiTYo9
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ブロック1位通過に向けて厳しい状況も、最終戦までに勝ち点を8まで積み重ねた。
📢8.27名古屋国際会議場イベントホール バックステージコメント
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田中将斗「結果的に決勝には行かれへんかったけど、俺のN-1はまだ続いてんねん。最後まで田中将斗のプロレス、貫いてやる。俺の公式戦、まだ残っとんねん。俺のN-1、まだ続いてんねん」#noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/V2bPE4o2Cm
まとめ
最終公式戦を前に、4勝2敗・勝ち点8で踏み止まった潮崎。
📢8.27名古屋国際会議場 バックステージ
— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) August 27, 2022
潮崎豪「この勝ち点2点は、ノアにとって大きい2点だと思ってますよ。何で倒れるか分かんねえから、やれることをやる、それしか考えてなかった。明日、俺が勝って決勝に進みますよ。俺しかいないでしょう。I am NOAH!」#noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/4R7lp3hdoS
公式や中継では、潮崎のブロック1位進出の可能性が残されている事を触れていたものの、現実的に進出の可能性は極めて厳しい。
勝ち点9の拳王、勝ち点8の藤田に敗戦を喫している為、潮崎が最終公式戦に勝利して勝ち点10に到達しても、『拳王vs藤田』の片方が勝ち点を10に乗せた時点でジ・エンド。
【🏆N-1 VICTORY 2022得点状況🏆】
— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) August 27, 2022
🅰ブロック
[1]拳王9点(4勝1敗1分)
[1]鈴木秀樹9点(4勝1敗1分)
[3]藤田和之8点(4勝2敗)
[3]潮崎豪8点(4勝2敗)
--以下脱落--
[5]田中将斗6点(3勝3敗)
[6]ワグナーJr.4点(2勝4敗)
[7]アンソニー・グリーン2点(1勝5敗)
[7]望月成晃2点(1勝5敗)#noah_ghc #n12022 pic.twitter.com/fNdz3LDwah
仮にもし、【両者リングアウトの場合は双方勝ち点0】というルールがあれば話は大きく変わってくるのだが、公式サイトには【引き分けは1点】という記述のみ。
(実際、『拳王vs藤田和之』が勝ち点0で終わる方法なんて存在するのだろうか…?)
潮崎にとって極めて厳しい状況にはなったものの、最終公式戦は決して消化試合にならない事が確定していた。
何故なら、その対戦相手は鈴木秀樹だから。
本日はNOAH名古屋国際会議場大会、N1公式戦vsワグナーでした。
— Hideki Suzuki (@Hideki55Suzuki) August 27, 2022
本当に強い藤田和之に勝ったワグナーに勝てた事は嬉しいし自信になる。
でもまずは明日。
勝ち抜けるかとかではなく勝つ。
潮崎豪と決闘です。#n12022 pic.twitter.com/A8xYc7HgSc
「ノアはお前だよ」
2019年に燻った火種に再び火が点く瞬間が、最終公式戦で訪れようとしていた。
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