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令和4年のGO ACTION〜第十五回・making plans for win~

はじめに

2022.8.11より開幕した、『N-1 VICTORY 2022』


ここまでの公式戦2試合を、1勝1敗の五分で消化した潮崎豪。


公式戦3戦目の相手は、望月成晃。

2022年3月にシングルマッチで勝利しているものの、2020年の『N-1』では敗戦を喫した因縁の相手である。


ここまで2連敗と、既に後がない望月。


一方、ここで勝ち星を先行させておきたい潮崎。


リーグ戦は、早くも中盤戦に差し掛かろうとしていた…。



2022.8.13『潮崎豪vs望月成晃』

約5ヶ月ぶりとなるシングルマッチ。

この日の試合では、望月の策士っぷりが如何なく発揮されていた印象。


場外乱闘時、鉄柱にセットされて逆水平チョップを喰らうも、3発目で回避して誤爆を誘ったり、


潮崎の得意とするチョップ連発も、コントロールしながら流れを上手く断っていたり、


まさに、『肉を切らせて骨を断つ』戦法を体現していた望月。


潮崎の腕を攻めてペースを掴む辺りは、今年3月の福岡大会に近い内容だったが、その時以上に、望月がプラン通りの試合を遂行できている印象を受けた。


ただ、プラン通りに制していた中、個人的に唯一の誤算だと感じたのはフィニッシュシーンか。

カウンター気味に潮崎が放った豪腕ラリアットは、望月がカウント2で返すも、その直後のリミットブレイクまでは予見できず…。
この1発でカウント3となり、潮崎が勝ち点を4まで積み上げた。


私が2019年頃からノアを見るようになって、潮崎がリミットブレイクで決めた試合はあまり記憶が無かったし、今回のフィニッシュ前に決まったラリアットも強烈そのもの。


まさに紙一重という試合結果だった…。
(これで望月が3敗目とか、正直信じられない思い)



まとめ

開幕黒星発進からの2連勝で、勝ち星を先行させた潮崎。


次なる対戦相手は、2022.8.17仙台サンプラザ大会で組まれた『vs拳王』。


2022年2月の『潮崎豪4番勝負』最終戦では、拳王が勝利しているカードだ。


この約半年間で、GHCヘビー級王座戴冠を果たしている2人。
リーグ戦も折り返し地点に到達するタイミングで、双方の現在地を占う一番が近づいていた…。



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