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プロレスファン、サッカー場へ行く

2022.3.2、等々力陸上競技場で行われたJリーグ第10節・『川崎フロンターレvs浦和レッズ』戦を観戦してきました。


同日には、新日本プロレスの『NEW JAPAN CUP』開幕戦や、DDTプロレスリング・新宿FACE大会も行われていたのですが、


・一番好きなプロレスから離れる時間も、適度に作っておきたかった。

(のめり込みも良くないな、という、どこまでもポジティブな判断。)

・単純に、プロレス以外で気分転換に写真を撮りたかった。

・今の川崎フロンターレを生で観られる機会も早々ない。

(チケット売れそうだし、何よりフロンターレ強いし。)


という理由から観戦を決断。


実に2019.9.2以来、約2年半ぶりとなるサッカー生観戦で感じたプヲタの雑感を書いてみたいと思います。

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①『路上プロレス』を意識した、ゴールシーンの撮影

サッカーの試合をカメラで撮っていると、普段プロレス会場で撮る時とは多少なりとも変化が生じるもの。

個人的に、カメラを一定時間構える時間については、サッカーの方が長い事を実感しました。

プロレスの場合、場外カウントなどでカメラを構えない時間も出来るので、客席から撮影していても多少余裕が生まれる印象。

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ただ、サッカーですと、セットプレーにならない限りは基本的にプレーが止まらないので、その違いは前半辺りまで慣れなかったです。

スピードについていくのが大変で…。

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そして、ゴールシーンを撮るのは非常に難しい。

レッズの先制シーンなんかは、もうブレブレ…。

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その後、ボールを追うのではなく、ゴール前に位置を固定するようにしたところ、ゴールシーンはブレずに収められました📸

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この辺りは、路上プロレス生観戦の体験を意識しながら、撮影した次第です。


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全部のシーンを追えない上、ズブの素人なので「撮りたい位置に先回りしたほうが早い」と判断。

こういう所も、ひとつ勉強になりました。


②巧拙の基準は分からなくても、"巧い選手"は分かる

他のスポーツもそうなのかも知れないですが、素人で巧拙の基準が分からなくても、プレーを見ていると"巧い"と感じる瞬間は存在するんだなあ、と。

「他の選手と混じっていても、明らかに動きが違う」みたいな相対的評価ではありますが…。


右サイドからのランニングが凄まじかった酒井宏樹。

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センターバックながら、パスを前線に供給していくアレクサンダー・ショルツ。

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右サイドながら、左サイドや中央にも顔を出し、同点ゴールも決めた家長昭博。

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後方でレッズのチャンスの芽を摘み取っていた谷口彰悟。

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私自身、ポジションは把握していても、プレースタイルに関する予備知識はない状況で巧いと感じた4選手。

他にも、2021年リーグMVPを獲得したレアンドロ・ダミアンが最前線からプレスをかける姿も圧巻でした。

こういうプレーが間近で見られる環境も、非常に刺激的で面白かったです。

③メジャースポーツの凄さ

レッズもフロンターレも人気チームではありますが、それでも、平日夜開催で14,000人以上も動員。

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プロレスファンとしては、メジャースポーツの動員に凄みを感じずにはいられなかった訳でして…。

元のキャパシティの違いはありますが、コロナ禍以降もこれだけ動員出来ている時点で、「サッカーは紛れもなく人気スポーツだ」と実感しました。


等々力陸上競技場自体、最寄駅からのアクセスが徒歩20分以上と、決して良い立地では無いのですけれど、フードコートやグッズ、企画も充実している事で、素人でも「また来たい」と思わせるだけの環境が形成。

広報の努力が素晴らしい!


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また、Jリーグが公式でチケットサイトを設けていることもあり、当日ギリギリでもリセールチケットが購入可能。

プロレスなら特別リングサイド席(=一番高い席)相当の位置を、当日に2,500円で購入できた事実が、未だ信じられないでいます…。

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まとめ

約2年半ぶりとなったサッカー生観戦。

普段はプロレス観戦が多い私にとって、プロレス以外の写真を撮る事だったり、間近で選手同士の駆け引きを見れたりと、サッカー観戦は新鮮で刺激的!

等々力陸上競技場は、所謂サッカー専用スタジアムではありませんが、前の方なら客席と選手に物理的距離は感じなかったかな、と。

専用スタジアムでなくとも、企画力の高さで魅力的な空間を創り上げる、この企業努力!


またサッカーを観戦しに行きたいと思いました!

(出来れば年内にもう一回行きたい…。)

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