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変態プロレス放談

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しがない変態プロレスファンが、プロレスを中心に気付いたこと・感じたことを徒然なるままに書いてみました。 ひとつよしなに…!🙇🙇🙇
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2023年8月の記事一覧

広島とプロレスと私

はじめに私はプロレスを好きになった時期から、死ぬまでに必ずやりたいと決めていたことがあった。 それは、【自分が生まれた土地でプロレスを観戦する】ということである。 私が生まれたのは広島県だ。 広島に生まれたと言っても、両親やその祖父母が広島県人だった訳ではない。 母方の祖父が2年に1度転勤する職場環境だった事もあり、最後に流れ着いた広島県で、母親が"里帰り出産"のような形で私を産んだ。 廿日市市にある小さな産院で産まれたのだが、先日この記事を書くタイミングで調べてみ

見ていない配信で首が回らない話

はじめに2020年春の新型コロナウイルス禍以降、プロレス界で拡大したものがある。 動画等による、大会の配信環境だ。 緊急事態宣言を受けて、全国各地でスポーツや音楽といった娯楽が無観客での開催を強いられる中、プロレスも例外なくその煽りを受けた。 そんな状況でも、2020年3月末~2020年初夏にかけて各団体が無観客でも興行を配信し続けた事で、生観戦に復帰できるまでの約3ヶ月間を乗り越えることが出来た。 そして、3年以上経った今では、コロナ禍では禁じられていた声出し応援も

純粋さを忘れてはいけないと感じた事について

はじめに10年以上前に、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル(後藤正文)が、音楽雑誌のインタビューか何かで語っていた言葉である。 もう、相当前の発言だから、どのようなシチュエーションで言い放たれたのか、私も全く覚えていない。 でも、「何かを獲得すると、手放してしまうものもあるんだ」という視点がある事を知り、当時学生だった私は衝撃を受けたのである。 だから、この視点に受けた衝撃は今でも忘れていない。 学生から社会人になるにつれて、この言葉の意味や真意

"史上最大の挑戦"は絶望か、希望か~2023.8.4 GLEAT両国国技館大会に寄せて~

はじめに2023.8.4、両国国技館で行われたGLEATのビッグマッチを観戦してきました。 2021年7月の団体旗揚げ後、GLEAT史上最大規模の会場となった両国国技館での大一番。 2023.7.1に開催したTOKYO DOME CITY HALLでの旗揚げ記念大会は、GLEATの旗揚げ以降最多動員となる1,279人を記録するなど、勢いそのままに約1ヶ月後に両国への挑戦という構図になりました。 TDCホール~両国国技館間の興行も7.16大阪大会のみで、都内開催は無し。