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筋肉の痙攣?背中・二の腕・太もも・全身がピクピクする時の対処法を現役介護士が伝授!

どうも、介護士筋トレブロガーの佐々木歩です。

あなたは太ももや二の腕、背中など、全身の筋肉がピクピクと痙攣することはありますか?

自分で動かそうと思っていないのに身体に勝手にピクピクされるのは、なんだか不気味で怖いですよね。

痙攣と聞くと、なんだか怖い症状、重症を想像してしまいますが、軽いピクピクの症状も普通に怖い症状ではあります…。

そこで、本記事では現役介護士の佐々木歩が背中や太もも、二の腕など、全身の筋肉がピクピクする現象について徹底的に解説していきます!(^^♪

痙攣にはどんな種類があるのか教えて!

痙攣というと、てんかんのような全身の痙攣を思い浮かべる方もいると思いますが、実は痙攣は「自分の意思とは関係なしに筋肉が急激に発作的に収縮すること」を言います!

一言で痙攣と言っても、救急車で搬送されるヤバい奴から、二の腕や太ももがなんかちょっとピクピクする…っていう程度の軽いものまで色々あります。疲れ目のときに、瞼が勝手にピクピクしたりすることもありますね。

それでは簡単に痙攣にはどんな種類があるか見ていきましょう!\_(・ω・`)

痙攣の種類①:てんかん

救急車で運ばれるクラスのヤバい痙攣症状の代表はこれですよね。

四肢の大きな筋肉が急激に収縮する症状で、意識障害を伴うことも多く、救急治療の対象です。(近所のネコもてんかんを持っています。)

軽い痙攣で背中や太もも、二の腕や全身がピクピクする程度のものとは発生するメカニズムも違い、厳密には、てんかんという病気の症状のひとつに激しい痙攣を含んでいるということになります。

てんかんで発作が起きた方がいればすぐさま救急車を呼びましょう!

痙攣の種類②:局所性痙攣

「二の腕・太もも・背中など全身が勝手にピクピクする」という本記事のメインとなる内容です。

健康な人でも、筋肉の一時的な痙攣は珍しい事ではありません。これらは、「局所性痙攣」と呼ばれていて、背中や二の腕、太もも等に出やすい症状!

ただ一時的にピクピクしているだけで、他に病的な症状が見当たらない場合は、ストレスや疲労がたまっていることが原因であることが多いようです。

痛みが伴うピクピクでない限り心配する必要はありませんよ!

痙攣の種類③:こむらがえり

これも局所の筋肉の痙攣で、局所性痙攣の1種なのですが、痛みを伴う痙攣です。皆さんお馴染みの「ああー!攣った!痛い!攣った!!」というアレです…。"/(;-_-)

太ももや足の裏、二の腕や背中でも起きます。場所によっては一時的とはいえ、死ぬほど痛いですよね…。(私なんかしょっちゅう起こります…)

痙攣の種類④:熱痙攣

「熱痙攣」は少し怖いので、覚えておきましょう。 (lil゚ω。 ノ)

夏場に多くみられる熱中症の前触れで、全身がピクピクしてきたら注意などとよく言われますが、熱中症の症状で、熱失神・熱射病・熱疲労・熱痙攣と4つの症状があるうちの1つです。

汗を大量にかいて塩分と水分を失った後に、水のみを補給してしまうことで、血液中の塩分濃度が低下して起きるのがこの熱痙攣です。スポーツをしている方なら一度は経験している方も多い事でしょう。

真夏の水分補給は、スポーツドリンク等の、ミネラルと水分を両方補給できる飲み物で予防しましょう。( ´~)◇y

※私は一度熱痙攣で救急車で搬送されました(笑)

ピクピクって病気なの?病気じゃないの?

激しい痙攣ではなく、ところどころの筋肉のピクピクが初期症状に含まれる難病として、筋萎縮性側索硬化症があります。(ALSとも言われますね)
 
走りにくかったり、手足のピクピクやつっぱりを感じたり、箸を持ちにくいといった初期症状があるので、一時的な全身のピクピクより、不安になる他の症状が色々ある場合は病院で検査をしたほうがいいかもしれません。

逆に、よくある筋肉のピクピクを気にし過ぎて、ALSではないの?と病院にかかって、局所性痙攣なんで気にしないで大丈夫。と言われるひとも多いのだとか。心配性の方は、気になるなら病院に行ってみましょう。

結局一時的な筋肉の痙攣の原因はなんなの?

では、痙攣の中でも、二の腕や太ももなどの一時的なピクピクはなぜ起こるのでしょうか?さっそく原因を解説していきましょう。((( ⊂⌒~⊃。 Д。)⊃

筋肉の痙攣の原因①:カリウムの不足

現代人はほとんどの人がカリウム不足だと言われています。低カリウム血症の症状を見てみると下記の通りになっています。


【低カリウム血症の症状】
~軽度~
ほとんど症状は現れず。若干の血圧上昇、不整脈
~中度~
脱力、筋力の低下、痙攣、便秘など
~重度~
麻痺、自律神経失調、強度の筋肉痙攣


上記から、痙攣とカリウム不足には不快関係があることがわかります。
軽い痙攣があるときは中度手前の低カリウム血症かもしれません。太ももや二の腕、背中などのピクピクが気になるときは、カリウムの摂取を試してみましょう。(薬局にてカリウムのサプリが販売されています。)

手軽にカリウムが補給したい!

手軽にカリウムを補給できるおすすめの食材はバナナです。
セロリ・ほうれんそう等の野菜からも摂取出来ます。
※私個人のおすすめは、やはりサプリ一択です。楽ですよ(笑)

筋肉の痙攣の原因②:筋肉の疲労

もう一つの大きな原因は筋肉の疲労です。筋肉に疲れが溜まると、筋肉を伸び縮みさせる命令の伝達に大切なカルシウムやマグネシウムのバランスが崩れて、自分の意思に関係なく筋肉の収縮が起きます

疲労の度合いによっては、痙攣と同時に痛みが出たり、肉離れになったりする場合もあります。プロテインを摂取すると、健康的な筋肉維持に役立つので、薬局でプロテインを購入しても良いかもしれませんね。ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

筋肉の痙攣の原因③:血行不良

身体の極度の冷えなどで血行不良になると、筋肉を動かす為の栄養が正常に行き渡らなくなります。これらが原因で、太ももや二の腕の筋肉が収縮してしまい、筋肉のピクピクが発生する原因となります。

軽度な症状だと気が付くことはなかなかないですが、寝ている間でも知らない間に太ももや二の腕などが痙攣する場合もあります。 (((^ω^)))

寝る前に軽くストレッチをすると、結構不良には陥りにくくなりますよ!

基本的なピクピク痙攣の対象法を享受!

筋肉が勝手にピクピクするのには色々な原因や種類があり対処法もいくつかあります。基本的には先ほど解説した対処法で原因を取り除くことが喜ばしいですが、場合に応じてどういった対処法があるのか見てみましょう。

ピクピク痙攣の対象法①:ミネラル類とクエン酸を取る

不足しやすいカリウムと、筋肉の伸縮に大切なカルシウム・マグネシウムをしっかりとる事はまず大切です。

それに加えてスポーツ選手を例に出すと、試合中にクエン酸系入りドリンクを飲んでいます。クエン酸は、疲れを取り筋肉の働きをよくする効果があるので、健康的な筋肉が資本の彼らは、クエン酸を沢山摂取しています。

痙攣の対処法なら一番簡単なのはクエン酸です!(*´∀`*)p

ピクピク痙攣の対象法②:同じ姿勢を維持しない

同じ姿勢でずっと居るのは、動かしていない部位の血行を悪くしてしまいます。したがって、同じ姿勢のままでいない事が最適な対処法となります。

デスクワークでふとももがピクピクする場合は、休憩時間は歩きに外に出てみるとか、二の腕がピクピクする人は、15分に1回腕を回してみましょう。

ピクピク痙攣の対象法③:疲れを溜めない

疲れが溜まっていると、痙攣やピクピク以外にも沢山の不調が出てくるものですよね。睡眠不足は万病を呼び込むということで、睡眠・休養は取るようにしましょう。(つ∀-)

身体や筋肉の疲れを感じている時に無理をしないのも大事ですよ!

ピクピク痙攣で病院に行く必要はあるの?

短時間のピクピクが2~3日で治まるようなら心配無用です!

不足しているミネラルや栄養を取ったり、疲労回復をさせたり、血行不良に気を付けるなどの対処法を試してみて、症状が治まらない場合は神経内科を受診するのがおすすめです。!(^^)!

二の腕や太もものピクピク痙攣まとめ

今回は二の腕や太もも、背中など全身の筋肉のピクピク痙攣についてまとめてみました。対処法は疲労を溜めない事とミネラル・クエン酸を取ることが主でしたね。

ありきたりな健康習慣といってしまえばそうなので、病院にかからなくてよさそうな程度の太ももや二の腕のピクピクを感じたら『疲れているのかな…今日はちょっと早めに寝ようかな』ぐらいに身体を気遣ってあげるといいでしょう。(#^.^#)

私も今日は腕の筋肉が疲れているので、寝ようと思います(笑)

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