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精神科看護師の意外な転職理由とは?これまでの経歴とこれから学んでいきたいことを書いてみた。


精神科看護師としての経験を積んできた私が、今までのキャリアについて振り返ります。

看護師としての経験

精神科看護師11年目……
しかし最近それも分からなくなってきました。
なぜなら同じクリニックで何度も入職、退職を繰り返しているからです。

退職の理由は、人員が増えてきたタイミングで若い看護師は転職するよう圧力をかけられるからです。
でも今はこのきっかけがあったからこそ、小児・成人・精神の訪問看護など、様々な経験を積むことができたと思っています。

現在は、精神科訪問看護において、1対1の看護と地域や施設との連携を学び、難しい事例を解決する経験をしてきたこと、私自身が他の看護師よりも採血が得意であることが評価されるようになりました。

クリニックの働きやすさとメリット

こういった働き方をしていると【扱いやすい都合のいい人間】と思われがちですが、子育てしながらも看護職から1度も離れることなく来れたのは、このクリニックのおかげです。自転車で5分の距離であることは子育て中の私にとっては好条件でした。

今回の再々再入職の手ごたえは今までとは違います。
扱いが丁寧だと感じたり、空気感が違ったり……いい意味で違和感を感じていましたが、メインで働いていた看護師が定年退職を迎えるそうです。
そのためか今回は早々に院長から「次は君に頼もうと思ってるし、妻も同意見だから」との言葉をいただきました。しかし、人事は、院長のみではないため今後どのようになるのか想像できず、いろんな意味で楽しみにしているところです。
正社員での勤務はあまり考えていませんが、
働きたくてしょうがない私の選択は、いったいどうなるのか、自分でもまだ想像できません。

精神科訪問看護の難しさと魅力

精神科訪問看護でたくさんの経験を積み、非言語コミュニケーションの重要性を学びました。表情や態度から気持ちを察知し、相手を知ることが必要です。しかし、精神科患者さんはちょっと違う人もいます。

ただ話の入り口として「調子どうですか」と質問しただけですが「なぜそんなことリリーさんに話さなきゃいけないんですか」と一蹴する方が少数ながらいます。

こういう方たちは怒っているわけでも、警戒しているわけでも、リリーを嫌っている訳でもありません。
ただ単に、この話は主治医に・この話はリリーに。ときっちり分けているだけだったりします。

相手を理解することの重要性と学んだこと

なぜ、この人はこういうのだろうか……と理解を深めないと、ただただ嫌な気持ちになったり、関わりにくい人だなと感じるだけで終わってしまいます。
それはもったいないので今はこの本を読んで学んでいます。
精神科看護を深めたいのであれば、まずは相手を知る事が必要です。
この学びが自分も相手も楽になる方法だと思っています。
気になる人は読んでみてください。誰が読んでも理解しやすい内容となっています。

これからは、精神科看護師としての学びや、精神科看護師なら知っておきたいスキルなども発信していこうと思っています。


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