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「事業承継とは?」を分かりやすく解説!

突然ですが、あなたは「事業承継」って聞いたことありますか?

relayのサイトやSNSを普段から見ていただいてる方はご存知かもしれませんが、「実はよく分からない...」「事業承継について知りたくてこのnoteを読んでる!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

運営事務局の調査によると、事業承継に関連するキーワードのうち「事業承継とは」が2番目に多く検索されていました。

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もしかしたら思ったよりも「事業承継って何かわからない」と思ってる方が多いかもしれない...。ということで、今回のnoteでは事業承継について分かりやすく解説していきたいと思います。

いつか事業承継を通して新しい挑戦をしたい!
家業があって、自分や第三者が引き継ぐことを検討している...
単純に事業承継について興味がある!

こんな方はぜひ続きを読んでみてください。

そもそも事業承継とは

事業承継という言葉を噛み砕くとこのような意味になります。

事業:生産・営利を目的として経営する仕事
承継:引き継ぐこと

よく「後継者が居ない中小企業を事業承継する」という文脈で使われることが多いですが、後継者の不在以外の理由による引継ぎも事業承継と呼ぶことができます。

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弊社の代表も事業を拡大するために、クラウドファンディングサービスFAAVOをCAMPFIREに事業承継したという過去もあります。

事業継承っていう言葉もよく聞くんだけど違いってあるの?

よく事業承継と似たような意味で使われるのが事業継承。シーンによって事業承継と事業継承が使われていて、ごちゃごちゃしてるなあと思った方もいるかも知れません。

結論からお伝えすると、事業承継と事業継承に厳密な違いはありません。しかし2つの言葉にはイメージの違いがあります。

事業継承という言葉は、身分・仕事・財産という具体的なもののみを受け継ぐというイメージ。対して事業承継は、これらの具体的なものに加えて会社の文化や事業にかける想い、理念などもまるっと含めて受け継ごうというイメージがあります。

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relayでは会社の財務状況によるマッチングだけでなく、経営者の事業にかける想いも含めてマッチングして引き継いでほしいという思いを込め、「事業承継」というワードを使っています!

事業承継ってどんなやり方があるの?

ここからは少し具体的な「事業承継の方法」について解説していきたいと思います。

事業承継の方法は ①現在後継者がいるかどうか ②誰か継ぐかの2つの観点で3つに分けることができます。

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①親族内承継
経営者の血縁者が事業を継ぐパターン。事業承継というと、1番イメージがあるのはこのパターンかもしれません。1990年頃までは事業承継全体の7割近くが親族内承継でした。しかし価値観の変化や少子化により、ここ数年は5割前後まで減少しています。

親族内承継は引き継ぐ際の規制が少なく済むのが利点ですが、経営能力の無い親族が継ぐと会社の経営が悪化してしまうこともあります。

②内部承継
企業の役員や従業員が事業を引き継ぐパターン。経営陣に引き継ぐパターンもあれば、社員を社長に昇格させて事業を引き継ぐパターンもあります。

内部承継によって選ばれた後継者は、会社や事業について熟知している場合が多いのでミスマッチ度や能力の不安は少なくなります。しかし後継者候補が数人居ると、社内で権力争いが起こるというリスクもあります。

③第三者承継
最後に紹介するのが第三者承継。会社の中にも親族にも後継者候補が居なかった場合の選択肢として、近年注目を集めています。

M&Aサイトや事業承継のマッチングサービスが増えている背景には、第三者承継の需要の増加があります。

第三者承継では今社内や親族の中には居ないものの、事業に必要な人材を経営者に据えることもできます。しかし後継者と会社のミスマッチも起こりやすいので、経営者が引退する前から一緒に会社を経営していく方が良いと言われています。

まとめ

今回のnoteはここでおしまいです。少しは「事業承継」について知るお手伝いができたでしょうか?

1つ前の段落でもお伝えした通り、中小企業の経営者の高齢化と後継者不足は現在大きな課題となっています。このままいくと、黒字による廃業も増えると言われています。

事業が黒字ということは、地域でその事業を必要としている人が一定数いるということ。つまり黒字企業の廃業は、会社や従業員だけでなく地域の住民にとっても影響が大きいと言えます。

relayはこれからも表にでてきづらい後継者不在の事業の情報をオープンにすることで、経営者と事業と想いを引き継ぐ後継者のマッチングをサポートしていきます。

少しでも望まない廃業を減らし、地域で必要とされてる事業がその想いとともに新しい後継者によって引き継がれるみたいを作ります。

ここまで読んでいただきありがとうございました!「relayと一緒に何かやりたい!」「後継者募集や事業承継の取材をやってほしい!」などのお問い合わせはこちらからどうぞ。

これからも応援よろしくお願いします!

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