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本当の愛は、本当の意味で信じること。
そして、気にならないこと。

「あなたならできるよ」
「失敗しても大丈夫だよ」
「大丈夫、大丈夫」
それ以上でもそれ以下でもない。
子どもの姿に対して、気にならない。

私もそのセリフは言ってきた。
でもそれは本心ではなかった。
息子の表情に一喜一憂しながら
“また不安が強くなっているな”
“私が不安を何とかしてあげないと”

親が「あぁしなさい、こうしなさい」
と指示するのは、
親が
“どうせあなたはできないんでしょ?”
“…になったらどうしよう”
という自分の不安を解消したいから。

子どもが反抗すると
「じゃあ、もう知らない」
「勝手にしなさい」
と突き放すのも、
親自身が
“自分のせい”
になることへの不安から。

過干渉⇔突き放す

でも、そうやってしまう私たちも
その親から同じように
親の不安解消のための対象に
なって来たんだ。

我が子にやってあげられない自分を
責める前に
してもらえなかった自分を認めてあげようと思う。

本当はできるのに。
親の「してあげないと(自分が満たされない)」
を満たしてあげることで
親に喜んでもらいたい一心で、
できない自分を作り上げてきた。

「私、できるよ!」
「もう、いいよ!」
「やりたいようにさせてよ!」
私はずっとそう言いたかったんだ!!

それに気づいた翌日
息子が
「なんか(ぼく)たくましくなった気がする」
と言ってきた。

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