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【主婦勉!】ラン活日記①〜神田屋、土屋鞄、conosaki、atara〜

※我が家の
希望のランドセルの条件の話などはこちら↓↓

私が実際に訪店したランドセル屋は11店。
厳密に言うと8店はみっちり説明有り、
1店は接客してもらったけれどほぼ流し見、
1店は接客してもらえる状況ではなく退散、
1店はデパートのランドセル売り場だ。

基本的には
3月中頃~4月中頃の平日午前中に、
感染対策に十分気を付けながら伺った。
※どのショールームに行ったかまでは
諸事情により書き控えます。
※”日記”と題しておきながら、
日記形式ではなくてごめんなさい。

商品の特徴やウリ等についてはあくまで
その時対応してくれた店員さんの話を
私なりに理解した程度のものなので、
必ずしもお店側が思うソレとは
一致しないかもしれないことと、
(そんな外れてないとは思うけど)

あくまでこれは2022年度モデルの話で、
その前後のモデルと異なる可能性は
多いにあることをお伝えしておきたい。

またシリーズによって標準装備でないものも
あると思うので、
気になった商品の詳細については
HPや店舗で必ずご確認を!

あと、いろいろ回ったけれど、
基本的には息子が幼稚園中に
親だけで回って、
こっちである程度絞ったところに
本人を連れて行こうと決めていたので、
ほとんどの店に息子は連れて行っていない。
紹介する順番はランダムだ。

という前提のもと、早速紹介していこう。

1.神田屋鞄

ここの売りはなんといっても
かなり細かいパーツまで
オーダーメイドできることだと思う。

勿論出来合いの?ランドセルもあって、
種類が豊富で、
カラーバリエや
細かい意匠にもこだわっているので、
わざわざオーダーメイドしなくても
かわいい&かっこいいランドセルが選べる。

容量も大きく、取っ手部分も大きい。
底板は取り外し出来るので、
消しゴムのカスなんかも掃除しやすそう。
縫製部分も開口部が二重ステッチになっていたり
手縫い加工を施していたりと、
強度に対しても力を入れている印象。
あと有料補償部分もあるけれど、
保証書がなくても保証可能など、
保証に関しても手厚めなイメージ。

◎自動錠前
◎立ち上がり背カン
◎安全フック(25kgの力で外れる)
◎持ち手
※中に上記標準装備ではないランドセルも
あるかもしれません。(以下他の店舗も同じく)

【評価】
ランドセルとして必要な装備は
だいたい揃っている印象。
値段も得割期間内なら
牛革でも7万くらいで買えるので、良心的。
かなり細かいパーツまで
たくさんの色の中から選んで
オーダーメイド出来るので、
ワン&オンリーなランドセルを作りたい人には
一考の価値ありかも。
HPでシュミレーションも可能

かなり好感触のランドセルだったので、
最終候補まで残ったが
オール黒&どシンプル希望の息子が選ぶには、
良い意味でデザインの手がこんでいて
逆に希望の品が無かったというか。
神田鞄さんの良さを全無視してまで
わざわざここで
一番シンプルなのを買う勇気がなく断念。

2.土屋鞄ランドセル

大人気の土屋鞄。
私のまわりでも購入してる人が多い。
購入に至らなくても最終候補の一つだった、
という報告も多数。
とにかくお店も店員さんも商品もオシャレ。
オシャレであり堅実である。

神田鞄はどちらかというと子供目線の
かわいいランドセルという感じだったけれど
土屋鞄は親が見ても「オシャレ!」だし、
子供がみても「かわいい!」になる、
だけど失われない圧倒的な高級感。
そりゃ選ばれるなって感じです。
半かぶせなどのてらいもなく、
とにかくシンプルでオシャレ。
ラインナップも豊富。

カラーバリエもたくさんあるけれど、
どれもどぎつくなく、ちょっとレトロにすら
見えるような落ち着いた色合い。
屋外でどんな色に見えるのか、
わざわざ外に持ち出して見せてくれた。
うむ。好感度しかない。

肩ベルトもS字に近い形状で、
かなり背負いやすそうな印象。

◎立ち上がり背カン
◎持ち手
◎S字型肩ベルト


【評価】
とにかくオシャレ(何回言うの笑)で
飽きなそう。保証も充実。
値段はやや高めだけれど、
作りもしっかりしているので納得の価格。
そして店員さんがとにかく良い感じ。
商品知識、気配り、対応すべてが良かった。

ただ、自動錠前ではなく、
サイドのフックは外れない。
あと全体的に少し小さいように感じる。
持ち手もやや小さい印象。

体が小さいうちは
背負いやすくてよさそうだけど、
高学年で教科書的なものが増えたり、
その上タブレット〜とかになってきた時に
もうちょっと入ると良いのになって
思ってしまいそう。
...って、まぁ全部入るんだろうけど。



3.  conosaki

あまり聞かない名前のランドセル屋だが、
なぜかやたらとfacebookの広告に出てくる。
元を辿ると、
榮伸という鞄屋さんが展開している
ランドセルブランドの1つのようだ。

ここの特徴はとにかく意匠に凝っていること。
”日本の伝統美と職人の技”的な感じで、
全体的に和のテイストを感じるデザイン。

かぶせ部分も、
下方部分の両角がすこし削られて、
中ポケットの外部に施されたデザインが
わざと少し見えるように作られていたり、
思い切って半かぶせにしていたりと、
他のランドセルにあまりないデザインが多い。

男の子のランドセルに
「鎧」というシリーズがあって、
普通は表かぶせの下方部分に
2~4つくらいしかついていない鋲が、
全体に8つ埋め込まれていて、
確かに鎧っぽい感じになっているものとか、

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女の子向けランドセルの「華」シリーズは、
表半かぶせの半分くらいにぶわっと
華模様の刺繍とプリントがあしらわれていて
とても優雅というか、美しく仕上がっている。

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でも値段は8万円を切るくらいなので、
それなりに良心的な値段設定だと思う。

ここも神田屋のように
オーダーメイドが可能だが、
オーダーメイドよりは既存の方が
ここで買う意味があるような気がする。

◎自動錠前
◎立ち上がり背カン
◎持ち手
◎スライドロック
(錠前横のだるまカン部分が動く)

【評価】
どのランドセルも
とてもオシャレにデザインされていて、
遊び心溢れるランドセルという印象。
機能もそれなりに充実している。
「人と同じようなランドセルはイヤだ」と
思っている人には、選択肢の1つとして
入れてみてもよいような気がする。

ただ、特殊な形状・デザインゆえ、
学校指定の交通安全カバーは
果たして使えるのか?という
現実的な問題がありそうなのと、
小さいうちはカッコいい・かわいくて
良いかもだけど
あまりの凝り具合に、
高学年になっても使い続けてくれるだろうか
という一抹の不安がよぎらないわけでもない。
※もちろんシンプルなデザインのものもある。

4.atara

オシャレ子供用家具などを販売している
「キシル家具」屋さんが展開している
ランドセルシリーズ。

フィンランド在住のデザイナーさんが
内装を手掛けたということもあり、
とにかくナチュラルな雰囲気でオシャレ。
色違い(8色展開)の1シリーズのみ。

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良し悪しは別として、
ここの特徴は
通常はランドセル底部にある錠前が
かぶせ部分にあること。
それによってダルマカンがなくなるので、
軽量化につながっているそうだ。
また開閉も見やすいという利便もある。

そしてデザインにこだわっているからか、
小マチ部分が完全に取り払われていて、
メイン収納の手前はもうポケットだ。

一応カタログにも「大容量」とは書いてあり、
最大13cmのマチとあるが、
例えば神田鞄ランドセルだと
大マチ+小マチで最大16.5cmだそうなので、
その部分での小ささは否めない。

またA4フラットファイルは、
「ランドセル内寸の最広部に入れてください」
わざわざ書いてあるということは、
どこでもスッと入るという訳ではない…?
やっぱり大容量というのはさすがに…?
という気がしないでもない。
けれど、実際どれくらいの量を入れるのか、
まだ通わせたことがないので正直わからない。
実際は13cmでも足りるものなのかしら。
どうなんだろ。

◎立ち上がり背カン
◎S字肩ベルト

【評価】
家具屋さんが展開するランドセル
ということもあるからか、1シリーズのみ。
かぶせ部分はイタリア製レザーで
お値段は6万円ほど。

優しい風合いでデザインもオシャレ。
ランドセルを購入すると、
「ことりのふえ」なんかももらえるそうで、
そういう部分も優しくていいなぁと。
北欧風のインテリアの家などに馴染みそう。
(って、どういう視点だ笑)

とはいえ、実用性となると
さすがにちょっと小さい気が。
そして錠前が手前にあると
学校指定の安全カバーが
使えるのか問題。

あと持ち手部分が別売りなのも、
「なら、はじめからついていた方が…」
という感じがしてしまうので、
個人的にはちょっと難点。
まぁオプションでつければ
良いだけの話なんですけどね。
※あくまで個人的な感想です!

いずれにせよ、
ランドセルぶん投げ踏みつけが
ほぼ確定している
我が子にはオシャレすぎて不向きと判断笑

小さく感じるようになったら
買い替えても良いかも?
とにかく他の人と出来るだけかぶりたくない、
でもオーダーメイドもなんとなくいや!
既存のものでオシャレなものを!
という方には
選択肢の一つとして良いかと思います。

※2022年モデルの話です。
※シリーズによって装備等が異なる
可能性もありますので、
気になる商品がある場合は必ず
HPなどでご確認ください!