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いただきますってゆう前にごちそうさまって言ってまうって!

いただきますってゆう前にごちそうさま。

僕は食欲を掻き立てられる料理を見ると
いただきます。という言葉を飛び越えて
ごちそうさまが先に出てきてしまう

頭の中を食材が駆け巡り、
口よりも先に脳が咀嚼をはじめる

おかえりって言う前にただいまと言うように、

ありがとうと言う前にどういたしましてと言われるように、

春が夏を追い越して冬の前に来るように、

始まりの地点を決めた時にすでに終わりが決まっているように、

僕はいただきますと言う前にごちそうさまと言ってしまいそうになる。

ああ

喉から手が出る程の料理に現実を受け止めきれない

嘘って言ってくれた方が楽なのに

頼むから嘘って言ってくれ

嘘って書いてデタラメと呼ばせてくれ

世界がこれを愛と呼ぶのなら僕は嘘って呼ぶよ

君が胸を張っていただきますと言うのなら
僕は3歩さがってごちそうさまと叫ぶよ

君が心の底からいただきますって言うなら
俺は腹からごちそうさまと言ってしまうよ

100万回の愛してるなんかいいから
お前のごちそうさまを聞かせてくれよ

俺は星のない世界でそっと目を閉じても
いただきますより前にごちそうさまと言うよ

えーっと

お気付きの方もいるでしょうが、
なんとなくで適当に書きすぎて
終わり方が分からなくなってきています。
これもまた、ごちそうさま。

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