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【メンバー紹介】事業開発部 井形/カスタマーのアクションを増加させるファクトを重視したツアー造成

こんにちは!令和トラベルHRデザイン部です。

令和トラベルの内部についてもっと知ってもらうための、メンバー紹介企画。

今回は事業開発部の井形に、令和トラベル入社までの経歴や、ツアー造成の裏側、育児をしながらの働き方などを聞きました。ぜひ最後までお付き合いください!

井形衣里:2010年に株式会社JTB首都圏に入社。提携販売事業部・海外旅行販売課に所属し、JTB商品を他旅行会社へ販売する促進業務に従事。その後、2013年に株式会社リクルートライフスタイルに入社し、じゃらん・エイビーロード媒体を活用したプロモーション企画設計を担当。2022年2月、令和トラベルにジョイン。

新卒で好きなものに携われる旅行業界へ。アナログな業務に感じたギャップ

私は新卒で株式会社JTB首都圏に入社し、JTB商品を他旅行会社へ販売する促進業務を担当していました。元々小学校4年生から大学4年生までずっとバスケットボールをやっていたことから、好きなことに対して熱量高く続けられることが強みだと思い、就職活動時に自分の好きなことを仕事にしたいと考えていたんです。

そこで選んだ好きなものが、家族の影響で好きになった旅行でした。初めての海外旅行は小学生の頃に行ったバリ島で、日本との文化の違いや人の優しさに触れたことで、海外は自分の幅を広げられる場所だと感じたのを覚えています。

また、私は人の話を聞いたり人と出会うことも好きだったので、人と接することができる営業職を希望しました。旅行商品の営業は、ホテルや航空券の販売なので、無形かつ他社の商品を扱うことになります。

自社の商品ではないものを販売することは容易ではないですが、そこにチャレンジしてみたい気持ちがあったのと、商品がないからこそ色んな人と出会えるチャンスがあると思ったことが決め手になりました。

実際に働いてみると目上の人と接する機会も多く、成長できる場だったと思います。一方で、顧客管理が紙ベースだったり、いくら売っても利益が出ない薄利多売だったりとアナログなシステムを目の当たりにしたことで、思い描いていた旅行業界とのギャップも感じました。旅行業界特有の仕事に対する熱量や人に対する温かさは大好きだったので、「今後も旅行業界で働きたい」「旅行をよりデジタルの目線で見てみたい」という思いから、転職を決めました。

旅行WEB媒体のプロモーション企画の経験を経て、自分の想いとマッチした令和トラベルへジョイン

2社目の株式会社リクルートライフスタイルでも営業職を担当していて、「じゃらん」や「エイビーロード」といった媒体のプロモーション提案をしていました。全てオンラインで完結するので、1社目の頃の数十倍の予約数を1日で作ることができたのは、かなり面白かったです。

また、クライアント様への価値や私たちのプロダクトをグロースさせるためにはどんな施策が適切なのかをゼロイチで考え、実装まで行えたのは良い経験でした。

その後、育児と仕事を両立させるための働き方を重視し、旅行業界からは離れていたのですが、少しずつ成長してくれる子どもたちの姿を見て、私が本当にやりたいことを考えるようになりました。もっと自分の人生にフォーカスした仕事がしたいと思い、旅行業界への転職を決めました

そんなときに知り合いから「井形さんがやりたいことにフィットしてそうだよ」と紹介してもらったのが、令和トラベルです。アナログな旅行業界をデジタルの力で変えようとしているところが私の想いとマッチして、この会社でチャレンジしてみたいと思いました。結婚や出産をしても働きやすい環境であることも、大きな決め手になりました。

「なんとなく売れそう」ではなく、データのファクトに基づいたツアー造成

令和トラベル入社後は、ずっとツアーの仕入れ・企画・造成を担当しています。ツアーエリアの新規造成には全て関わっていて、どの航空会社やホテルから仕入れるのがベストか、どの組み合わせが一番カスタマーに刺さるのかなどを一から検討しています。

造成したツアーに対するアクション人数を最大化させるために、これまでのデータを分析して、そのデータに合わせたラインナップを揃えることを意識しています。

コロナ禍を経てカスタマーの動向も変化していますし、「今までは売れていたから、なんとなくこのツアーも売れそう」と考えるのではなく、きちんとファクトに基づいたツアー造成をすることは大事にしているポイントです。

先日、今までの令和トラベル史上最大の団体手配となったお客さまのお見送りで成田空港まで行った際に、お客様から「(人気アーティストのコンサートが開催される影響で)ホテルが確保できなくて諦めかけていたときに、NEWTでツアーを見つけて予約できました。仕入れてくださってありがとうございます」と言っていただけたんです。

仕入れをし、適切な価格に値付け、販売チャネルを検討し、実際に催行するまで大変だったんですけど、その言葉をいただけたことで、本当にやってきてよかったと思えました。

これからもパッケージツアーの追加をしつつ、よりアクションに繋がるNEWTらしさのあるツアーを次期フェーズで作っていきたいです。

ツアー造成の難易度が高くなっている台湾。満足度の高いものにすべく奮闘

直近では、台湾のエリアオープンに向けてツアーの造成を担当していました。先日実際に台湾を訪れ、現地の状況を自分の目で見てきましたが、正直台湾はまだまだ日本人含め観光客が戻っていない状況です。

しかし、カスタマーが海外に行く土台を私たちが作ることで、その国や観光地の発展、維持に繋がり、現地の方の生活の安定につながるのだと改めて実感しました。

全盛期の台湾と比較すると各観光地の寂しさはありますが、逆手にとると今まで人で溢れていた人気観光スポットの九份も、ゆったりと楽しむこともできます。そして、人のあたたかさとどこか懐かしくなる居心地のよさは今も健在です。

今だからこそ見れる場所、楽しめる最新スポットも目白押しの台湾なので、ツアーでもコロナ後に新たにできたデザイナーズホテルなどを積極的に利用し、新しい台湾の魅力を届けたいと思っています。

自分のやりたいことを最後までやり遂げられる環境

令和トラベルは、とにかくスピードが早いです。海外への渡航条件が日々変わる状況の中で、素早く対応してアクションが取れるというのは強みになると思います。

これまでの会社では自分がやりたいと思ったことを実装するまでにかなりのステップが必要だったり、アウトソースしたりすることも多かったのですが、自分で自分のやりたいことを最後までやり遂げられるというのは良い環境だなと思います。

あとはツアーを作って終わりではなく、グロースユニットと一緒に販売方法を考えたり、システムへの入稿フローをプロダクトチームに相談したりと、いろんな部署と関われることにもやりがいを感じています。

お互いが働きやすい環境を共有し、協力できる社内体制

私は育児の関係で、18時から21時の時間帯はブロックをかけて働いています。その時間帯はメンバーがミーティングを入れないようにしてくれたり、クライアント対応を積極的に代わりに行ってくれたりしているので、すごく助かっています。

中には、育児中であっても自分に来た連絡は自分で対応したいと思う方もいると思いますが、社内で行われるD&I研修でそれぞれの認識を共通化する場所があります。働き方や生活スタイルが違う中でも、いかにその人が働きやすい環境をつくるかを話せる場があるのはすごくありがたいなと思います。

旅行業界が好きだったけど、育児などと両立できずに辞めてしまった女性がたくさんいるので、そういった方々にもリーチできるように働き方の部分でも発信していきたいです。

旅行業界の知識よりも課題解決できる力が大事

令和トラベルは旅行業界なので、一緒に働く人は旅行が好きな方がいいと思います。デジタルを最大活用していくと言っても、実際はまだまだアナログな部分もたくさんあります。そのアナログに対する耐久性は旅行に対する熱量しかないかなと。

反対に、旅行業界の知識は必須ではないと思っています。私自身旅行業界で働いていたとはいえ、ツアー造成に関する知識はない中でここまでやってきました。なので、知識よりも課題を見つけてそれを解決できる力を持っている人の方が活躍できると思います。

あとは、スタートアップ企業で働くと幅広い業務を任されますし、一生懸命やってきた業務が急に明日からなくなることも日常茶飯事です。そういう事例に対しても前向きに受け止めて働ける人が向いていると感じます。自分の強みを理解し、どう会社で活かしていくかのビジョンを持っている人と一緒に働けたら嬉しいです。

(取材・文=伊藤美咲)

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