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【卒業インタビュー】インターン 臼井/プロジェクトオーナーとして最後までやり抜く大切さ

こんにちは!令和トラベルHRデザイン部です。

令和トラベルでインターンとして一緒に働いていたメンバーが卒業ということで、卒業記念インタビューを実施!なんと、インタビューするのは上長にあたるメンバーです。

今回は事業開発部インターンとして活躍してくれたたくみ(臼井)に、受田(執行役員CSO)が入社から卒業までのことを振り返りながら、プロジェクト推進についてやインターンを通じて学んだことなどを聞きました。

左:受田   右:たくみ

たくみ:2021年6月、インターンとして入社。プロダクト開発部でティザーサイトやキャンペーンサイトの立ち上げを担当した後、事業開発部へ異動。メタバース支店の立ち上げにオーナーとして従事。

受田:執行役員CSO。2018年株式会社Loco Partners(Relux)に新卒入社、民泊事業の立ち上げ、新卒約10名の部門長、首都圏外資系ホテルチェーンの担当などに従事。2021年2月、令和トラベルに執行役員CSOとしてジョイン。ビジネスサイドの責任者として、商品造成・カスタマー対応・アライアンスを推進。

インターンでもプロジェクトを最後までしっかりやり切る。学生だからは通用しない

受田:
そもそも、たくみはどういう理由で入社したんだっけ?

たくみ:
とにかくたくさんの経験をしたいと思ったのが一番の理由でした。当時の僕はこれをやりたいっていう明確なものがなくて。それに僕はサービスや物を提供する事業側ではなく、投資するベンチャーキャピタル側にいたので、自分が手を動かすことを経験したいと考えていたんです。

そんなときにしのさん(代表 篠塚)のnoteを見ました。連続起業家であるしのさんが創業したばかりの会社で働けるチャンスなんて今しかないと思ってインターンに応募したんです。応募フォームには文字数制限があったので、スライドを作ってURLを貼って。

受田:
スライド作る熱量もすごかったけど、たくみは採用面談で「この後オフィス行っていいですか?」って言って、オフィスに来たのをよく覚えてる。すごい学生なのかやばいやつなのかどっちなんだろうって思ってた(笑)。入社当初は、Webサイトの立ち上げをやっていたんだっけ?

たくみ:
そうです。最初はティザーサイトの立ち上げやハワイ旅行のキャンペーンサイトの作成などを担当していました。また、大学でDiveristy & Inclusion(D&I)を専攻していることから、D&Iに関する研修も実施させてもらいました。

受田:
ティザーサイトの立ち上げやってたね。このティザーサイトでLINEの登録者数はどのくらいになった?

たくみ:
目標は2000〜3000だったんですが、6000人ほどまで伸びました。Twitterでもたくさん拡散されて感動したのを覚えています。

受田:
想像以上に伸びたよね。入社して実際に仕事をやってみて、どうだったか覚えてる?

たくみ:
令和トラベルに入る前にも2社でインターンを経験してたんですけど、やれることは全てやっていましたし、自分は優秀だと思ってたんです。でも令和トラベルは想像以上にやることも多いし、自分が何もできないことを痛感しました……。

入社してすぐに自分がティザーサイトを作ることになったのですが、インターンがやるにはレベルが高すぎると思ったのが正直な感想です。これまでのインターンでは、「ここまでやってね」とタスクを振られることが多かったのですが、令和トラベルではインターンでもプロジェクトを最後までしっかりやり切ることになっていたことにまず驚きました。

稼働時間分働いたら、あとは先輩に渡してお願いするものだという認識があったので、「人任せすぎない?」と言われて。それで「本当に自分でやるしかないんだ」と思ったんです。それからはキャッチコピーやデザイン案を何個も出して、やっと「自分でやらなきゃという気持ちが芽生えたんだね」と言ってもらえました。

受田:
「インターンだから」「学生だから」が通用しないからね(笑)。その後に担当していたハワイ旅行のキャンペーンサイトはどうだった?

たくみ:
ハワイ旅行のキャンペーンサイトはティザーサイトのときよりも難易度が高くて、最初はOGPや渡航情報など入れるべき要素が全然入れられてなかったんです。先輩たちからの指摘を受けて、できないことやわからないことは、わからないと正直に相談したり調べたりしなきゃいけないんだと思いました。

受田:
できないことやわからないことだらけの中で、辛さや悔しさもあったと思うけど、モチベーションはなんだったの?

たくみ:
先輩たちが怒るのはたくみに期待しているからで、これができたらすごく成長できる」といろんな人が言ってくれたんです。求める基準を高くして厳しいフィードバックをしてもらえるのも、僕ができると思ってくれてるからなのかなと思います。だから怒られるのは、自分がもっと高いところに行ける可能性があるからということをモチベーションにしていました。

受田:
なるほどね。プロダクト開発部でサイトの立ち上げをやったあとは、事業開発部に異動してたよね。環境の変化はあった?

たくみ:
プロダクト開発部ではWebサイトについての勉強をしていましたが、事業開発部に異動してからは旅行業の知識が必要になりました。ホテルや航空券の数字にまつわる作業をずっとやっていて、かなり泥臭い業務の印象でしたね。

入社して3ヶ月ごろ、業務内容の一部を自動化に成功したことで、初めて褒められて。こうやってバリューを出していくのだとわかりましたし、すごく嬉しかったです。

代表からの指名でメタバース支店立ち上げのプロジェクトオーナーに抜擢

受田:
インターンの集大成として、最後に担当したのがメタバース支店の立ち上げだね。たくみがプロジェクトオーナーになったきっかけは?

たくみ:
しのさんに食事に連れていってもらったときに、メタバースと絡めたことができたら面白いよねという話になって、「たくみ卒業するし、プロジェクトオーナーとしてやってよ」と言われたのが最初のきっかけです。それからどうしたらメタバース支店を実現する方法を考えたり、メタバース関連の会社と交渉したりと進めていきました。

受田:
代表からのご指名だね。実際にやってみてどうだった?

たくみ:
これまで担当した業務は大きなプロジェクトの中にある小さなプロダクトの責任者でしたが、メタバース支店は初の統括だったので一番印象に残っています。各方面のメンバーの協力が必要でしたし、スケジュールもかなりタイトでした。

でもほぼスケジュール通りにリリースできましたし、「これまで地道にメンバーと信頼関係を築いてきたから、急な依頼でも問題なく進められた」と言っていただけました。僕がもっと能力があったとしても、入社してすぐだったらできなかったプロジェクトだと思います。

受田:
プロジェクトを成功させるために意識したことはある?

たくみ:
根性論になってしまうのですが、俺は絶対にこのプロジェクトを成功させるという気持ちが結局は一番大事だと思います。インターンはどうしてもフルタイムのメンバーより稼働時間が短くなってしまうので、途中からはフルタイムメンバーなどにお願いすることになってしまいがちです。

でも絶対に自分で最後までやり遂げたかったので、2月はフル出勤して誰よりもメタバース支店のことを考えていたという自負があります。

受田:
本当に頑張ってたよね。プロジェクトメンバーの一員からプロジェクトオーナーになって、視差の違いはあった?

たくみ:
24時間プロジェクトのことを考えなくてはならない大変さを感じました。メンバーのときは与えられた仕事をやっていれば問題なかったのですが、オーナーはプロジェクトを成功させる責任やプレッシャーがあります。そこがリーダーとしての難しさと役割だと学びました。

受田:
社外の人への交渉や連携もあったと思うけど、気をつけたこととかある?

たくみ:
相手の課題解決を意識していました。しのさんやうけさん(受田)から「営業は物を売る行為ではなく、相手の課題を解決すること。物を売る行為はあくまでその手段」だと教えていただいたんです。

なのでメタバースのプラットフォームを提供している企業さんに対しても、支店を出させてくださいと言うのではなく、「御社の課題を令和トラベルで解決できないか」と提案しようと心がけていました。

受田:
大事だけど難しいところだよね。

たくみ:
すごく難しいです。だからこそヒアリングが大事だと思いました。セールストークをするのではなく、とにかく相手の話を聞く中で解決の糸口を探して、提案することが営業の在り方だと学びました。

失敗して怒られることはない環境が、前のめりな姿勢にさせてくれた

受田:
令和トラベルでのインターンを経て、たくみが自分自身で変わったなと思うところはある?

たくみ:
前のめりな姿勢だと思います。振られた仕事をただやるのではなく、自分で考え出さないといけないので。仕事は振られるものではなく、自分から拾いに行って付加価値を出さなきゃいけないのだと気づきました。

振られた仕事をこなして褒められるのも嬉しいですが、自ら提案した仕事で結果を出せたときとは達成感が全然違いました。機会を自分で掴んで成功する経験ができたのはすごく良い経験でした。

受田:
自ら提案するのは大事だけど、失敗したらどうしようとは思わなかったの?

たくみ:
思わなかったですね。それは僕の性格というより、令和トラベルの環境のおかげだと思います。入社してから今まで、やるべきことができてなくて怒られたことはあっても、チャレンジして失敗したことに対して怒られたことは一度もなかったです。

むしろ失敗したことも次に活かせるので感謝されるくらいで。令和トラベルの失敗が学びになるという風潮があったからこそ、失敗を恐れずにチャレンジできたのだと思います。

受田:
なるほどね。令和トラベルで働くメンバーは、たくみからどんな風に見えてた?

たくみ:
全員がプロフェッショナルでした。自分がやるべきことをなんとしてでもやり遂げるという責任感が強い人が多いと思います。

社内では「誰かこれやってくれない?」と仕事の依頼が来ることも多いです。入社してすぐは僕も積極的に拾いに行っていましたが、だんだん自分の業務が増えてくると積極的になれないときもあって。

そんなときでも、立場に関係なく誰かしらがしっかりと責任を持ってその仕事を受け取っているんです。うけさんもよく仕事を拾ってくれている印象がありました。

受田:
いえいえ。令和トラベルは3つのバリューがあるけど、この中でたくみが一番意識しているものはなに?

たくみ:大学でD&Iを研究していたことで、Be inclusiveは一番意識できていたかなと思います。一番大事だと思って意識するようにしていたと思うのはBet on Fireです。

仕事って言ってしまえばやらなければいけないタスクで、それ以下でもそれ以上でもないものだと思うんです。だからこそ、仕事に情熱が乗ることって当たり前じゃなくて

でも令和トラベルのメンバーは、絶対に実現させてやるという気持ちがすごく強いんです。Bet on Fireは仕事に対する価値観が変わったバリューでした。最後に担当させてもらったメタバース支店は、特にBet on Fireの気持ちを持って取り組めた案件だったと思います。

受田:
インターンを通じて、たくさんのことを学んだと思うけど、たくみ自身が自分の良さに気づいた部分はある?

たくみ:
主体性ですね。誰がやってもいい仕事に対しても「自分がやる」という気持ちを持っていることに気づきました。インターンの中でも僕が「これどうする?」「これやろうよ」と率先して引っ張っていたと思います。これって誰にでもできることじゃないと思うし、もっと伸ばしていくべき長所なのかなと考えています。

令和トラベルでのインターンを活かして就職へ。将来的には独立も

受田:
メタバース支店のリリースも出てインターンも終了だけど、今後のキャリアプランや、ビジネスパーソンとしてどうなりたいかを教えてください。

たくみ:
大学卒業後は外資系のIT企業に就職します。大きい会社ではあるんですが、部署自体はすごく小さいので社風はベンチャーっぽくて。なので、令和トラベルで学んだことを活かして成果を出していきたいと思いますし、将来的には絶対独立するつもりです。

入社時は自分が何をしたいかわからなかったのですが、独立してオーナーシップを持って仕事をすることが僕のやりたいことだとわかりました。自分で何かをやる面白さを感じたので、生涯チャレンジし続ける面白い人になりたいです。

受田:
たくみは最初、ガッツはあるけど、雑な部分やコミュニケーションが拙い部分があった印象だった。でもだんだんしっかりして、物事もきちんと進められるようになったね。あとはわからないことをきちんとわからないと言えるのも、たくみの強みだと思う。

たくみ自身の基盤が整ったのは成長した証拠だし、基盤ができたからこそ、これからも飛躍できると期待してる!じゃあ最後にこれから令和トラベルでインターンすることを考えている人に求めるポイントを聞こうかな。

たくみ:
ありがとうございます。インターンは全力でコミットすることを前提として、成長欲や好奇心を持っている人は伸び伸び働けると思います。与えられたことをやるのではなく、主体性を持って取り組める人がいいかなと。

インターンではなく、社会人のひとりとして働きたいという人が令和トラベルのインターンで働いてほしいなと思います!

(文=伊藤美咲)

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