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天下を取らないと何もできないのか(れいわ新選組・山本太郎)

今回は2021年5月6日、広島・福山駅前での街頭演説から抜粋して、超ざっくりと文字起こししました。(54分ころから再生されます)

れいわ新選組が訴えている奨学金徳政令はいつ実現するのかという質問に対して。

山本太郎:
私たち、今回の(衆議院)選挙で何人くらい候補を立てているかって20人くらいなんですよ。でも20人のうち多くが当選するような状況になった場合には、奨学金をチャラにして欲しいと思う人たちがそれくらいの数がいるんだなってことがわかるんですよ。

つまりなにかっていったら、私たちがもしも天下が取れるとして、それまでの道のりは非常に長いってことです。で、天下取らないと何もできないかってったら、それが政治じゃぁない。数が増えれば増えるほど、そこにニーズがあるっていうことを永田町の中で共有することになる。共有することになったら(そのニーズを)奪ってやろうっていう気持ちが生まれるんですよ。つまりはチカラがあるところが盗っていくってことです。

ボールを奪ってゴールを決める。
ゴール決めるのは誰でもいいんです。

(生活保護世帯での奨学金の収入認定の話を例に挙げ)私が国会でしつこく言っていたら(※)、公明党の議員の方が公明党の大臣に言って、収入認定されなくなった。ゴ―ルを決めるのは誰でもいい。消費税廃止にしてくれるんだったら誰がやったっていい。れいわ(新選組)じゃなくてもいい。私たち別のことを言えばいいから。奨学金もそう。

ただ、何が言いたいかといったら、私たちが政権を取れば、私たちがやりたいことほとんどやれると思う。予算を増やせばできる話だから。お金を発行すればいいだけ。インフレ率をみながらやればいい。けれども、そこまでいくには時間がかかるから、じゃぁなにをやりますかって考えたとしら、自分たちのプレゼンス(存在感)を高めていくしかない。議席数を増やしていくしかない。それによって与野党に対してプレッシャーをかけるしかない。

逆にいったら、”そういうイシュー、そういう事を言って票を得た”ということが、よそはじゃあ自分のものにしてやろうという気持ちが生まれてくる。それでいい。だから何年かということじゃない。

次の衆議院選挙で、来年の参議院選挙で、私たちを何議席にしてくれますか。そこにかかってるってことです。それによって(与野党に)かかるプレッシャーは大きく変わるってこと。パワーゲーム、パワーバランスなんです、全部。(私たちを)増やさせてください。なぜなら私たちほど徹底的な財政出動を訴えている集団はいないってことです。

(※2015.5.14内閣委「子どもの貧困:生活保護と奨学金などについて」https://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/4540

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政治はパワーバランス。天下(政権)をとらなければ何もできないわけではない。小さな政党でもできることはある。れいわ新選組の存在感を大きくできるかどうかは、私たちひとりひとりにかかっています。

動画全編も是非ご覧ください。

(=^・ω・^=)ノ ---------------------★

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