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【オールれいわニッポン#30】10万円給付 やっと!?でも!?

れいわ新選組公式YouTubeで公開されている「山本太郎のオールれいわニッポン」。れいわ新選組代表・山本太郎さんと、あの名作「仁義なき都構想」の監督・トニー松岡さんが、政治や政治以外のあれこれについて、ゆったりおしゃべりをしています。

第30回のテーマは「やっと10万円給付!?でもいろいろと問題が!?」

政府からやっと出た10万円給付の話。
全世帯1人10万円再給付かと思いきや、どうも生活困窮者限定らしい。
なぜそんな条件をつけるのでしょう? 
対象者を絞るとどんな弊害があるのか?
コロナ禍において国が示すべき道筋について語ります。

以下、一部抜粋して文字起こしします。

山「今日お話したかったのは10万円の給付ですね 。10万円をみんなに配りますっていうことの続き。要は、再給付が行われそうだよという話。いよいよ表に出てきましたね。ただね、これ、たちが悪いのが、困窮者に限定しようとしてるんですよ。生活苦しい人にのみ限定して支払ってあげるね、みたいな建て付けになっている。それはちょっとまずいと思うんですね。」
ト「どういうところが?」
山「だって、苦しいか苦しくないかっていう、その線上にいる人。」
ト「そのボーダーラインというか、どこで線を引くんだっていうこと?」
山「それどうやって理解していく?っていうか、捕捉していくの?ってことですよね。」
ト「そうですね。」
山「そんなことやってる間に、時間どんどん過ぎるわけでしょ? なにを言ってんだと。どう考えても緊急性高いんですよ。だって、あの10万円の給付があった後に、もう1回出してくれっていう人たち、かなり多いわけじゃないですか? 結局、仕事も不安定なままで。コロナが終わったわけじゃないので不安定のままですよ。先行き見えないっていう中で、やっぱり現金給付っていうのはかなり助かるって方々が多い中、なかなかお金出さないっていうことだったけれども。結局、この困窮者に限定してお金を出すみたいな話にはなってきたんですけど。これは線引きするの、まずいですよ。」
ト「そうですね。」
山「うん。だって、出す人出さない人っていう選別に関しての時間がかかっちゃうってことですね。すぐに出さなきゃダメなんですよ。おそらくこの年度末、クビ切られる人たちも結構いらっしゃる。」
ト「いやー、もう本当に。そういうこともあると思います。」
山「非正規だったりとか、いろんな方々が多分、もう今年度いっぱいだっていう話で切られちゃう可能性も高いわけですから。それだけじゃなくて、元々は低所得ではないけれども、仕事が非常に厳しい状況において生活がしんどいという方々もいらっしゃるわけですから。一概にこれまでのデータを以って困窮しているかしてないかみたいなことで見ていかれると、必ず漏れが出てくると思うんです。」
ト「そうですね。」
山「さっさと出しゃいいのに、またケチ臭いこというてね。」
(中略)
山「これね、第一報として出されたものを見たら、追加の経済対策として4月に取りまとめるみたいな話。」
ト「はぁ? まだ、結構ありますね。」
山「さらに時間かかるってことですよ。お金が手元に届くのは5月中いけるかな? 6月? どんどん押せ押せになっていくだろうって話ですね。」
ト「そうですね。」
山「逆にいったら、どうやねやろなぁ。いや、僕は多分この給付金ていう部分に関しては、選挙の直前とかに実現するのかなっていうような思いがあったんで。」
ト「はい、おっしゃってましたね。」
山「まぁでも、そこら辺もちょっと考えとかなきゃいけないところだと思いますね。政治的な道具として使う可能性もあるってことも考えて。でもこれ、ちょっと急がなきゃいけないときに、こういうことをやっちゃまずいよなと思いますね。
で、これに関しては、与野党一致している部分なんですよ。要は、野党側も困窮者に対してお金出せっていうような法案を出しているわけですね。」
ト「無いよりはちょっとでもということなんですかね?」
山「困窮する低所得世帯に対して、大幅に減収した世帯に対して、1人10万円支給しろっていう法案みたいなものを提出したって話なんですけど。だから考え方としては、自民党も野党側もそんなに差がないんですよ。それじゃぁまずいってことなんですね。もう『毎月出せよ、さっさと』って。口でいうのは簡単と言われますけど、でもそれぐらいのことはできるっていうのが現在の日本であるわけだから。」
ト「もう説明しましたね 。」(【10行にまとめてみた】コロナ収束まで国民1人につき毎月10万円の給付は可能か?【れいわ新選組】
山「参ったなぁ…と思いましたね、これ見たときに。まぁ無いよりマシですよ、確かに。無いよりマシだけど、かなりちょっと問題あるなぁと思いますね。」
ト「その線引きをどこでするのかで、後になって不公平が出てきてもどうしようもないですもんね。」
山「いや、不公平感ありますよ。」
ト「あるでしょうね。」
山「これは金持ちにも10万出していいんですよ。」
ト「そうしないとしょうがないですよね。」
山「だって、後々所得税とかで回収すればいいでしょ? 回収するタイミングは色々あると思いますけれども。世の中の景気が良くなって、やっぱりお金の量っていうのが増え過ぎないように、そういう意味合いで後から徴税するってことは可能だと思うんです。」
ト「そうですね。」
山「だからやっぱり、ここ線引きしちゃうとそれだけタイムラグできますから、救える命も救えなくなる可能性あるなと思って、非常に危機感を持っているんですけど。参ったなぁと思いますね。」
(中略)
山「さらにまずかったことがなにかっていうと、経営が厳しい中小企業、その資金繰りの支援としてね、このコロナ対応の無利子無担保の融資の返済を、当面猶予することも検討すると。だから、『お前ら金返さなあかんの、ちょっと伸ばしたるわな』みたいな。そんなことやってたら無理やでっていう。返しようないやんっていう。」
ト「どういうつもりなんでしょうね?」
山「そういう『無利子無担保やねんから、金貸したるやんか』みたいなスタンスが、いまの国なんですけど。でも商売続けてったとしても、結局返済できない可能性があるから、やっぱり諦めるって人たちもいるわけじゃないですか。」
ト「いると思いますよ。自分が経営者だったら、支給されるわけじゃなくて借りるということになると、当然返せるかどうか考えなきゃ。そしたらもう申請してもしょうがないかとか。例えば従業員をある程度雇っているような人だと、なんとか乗り切らなきゃいけないっていうんで、無理することもあるかもしれないんですけど。小さいところであれば、早めに覚悟したほうが、早めに決着つけちゃって、やめた方が早いなっていう判断する人も多いでしょうからね。」
山「なんやろう、ほんまに。小出し、小出しで、期限付きでみたいなことをちょこちょこ。延長したりとか。全く先が読めないっていうか、将来に不安しかないのに、その不安を打ち消すためには『心配するな。先々まで国がちゃんと面倒見るから』っていうことをやってくれないと。」
ト「それ言ったらどうですか?」
山「言ってるんですけどね。」
ト「言ってましたね。言ってますよねー。(笑)」
山「もうー、ほんまに…。ねぇ。」
ト「ちょっと言い方凄い悪いですけど、貧困世帯に10万円の支給より、ビジョン。これから半年、1年、こういうふうにして行くからっていうことを提示される方が、みんな助かると思うんですよ。もちろん個々の10万円も嬉しいですけど。なによりも先が見えないということが一番の不安ですから。そこのほうが大事だと思うんですけどね。」
山「だから、これ両輪だと思うんですよ。先が見通せないときに、『見通せなくても心配するな、そこに関しては国がちゃんと責任を持つ』という言葉。それに伴う行動。給付と、そういった先行きの見通しってものに関して、国がちゃんとやって行くってことですね。
だとするならば、例えば、『令和2年12月までこの支援を受けられます』みたいな。令和2年12月って、それまでにコロナ終わるわけないやんってみんなわかるわけですので。その先どうなんの?ってみんな散々やきもきした後に、『この施策については令和3年3月まで延長します』。そんなん3ヶ月延長されただけで、どうにか変わるわけじゃないやんみたいな。」
ト「そうなんですよ。」
山「だから、毎回毎回やきもきさせるようなことではなくて、『これはコロナ収束まで行う』というような形で、しっかりと施策打っていくっていうほうが心を壊さずに済むんです。」
ト「そうなんですよ。お金も大事ですけど、心というかね、期待というか。やっていけるっていう実感が欲しいわけですから。」
山「いやー、ほんまにケチケチしやがって。」

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政府の中途半端な施策に対して、失望感を隠せない山本太郎代表。
れいわ新選組の掲げているコロナ禍施策は、実現可能であり、国民の心まですくい上げるものです。諦めるのではなく、求めていきたいですね。

(=^・ω・^=)ノ ---------------------★

れいわ新選組 公式サイト
https://reiwa-shinsengumi.com/

支持者&ボランティア向け情報サイト
「We Are れいわ新選組」
https://reiwas.info/

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