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「神・時間術」一流の人の”時間の使い方”とは!

今日はこの”時間の使い方”を題材に記事を作成したいと思います。時間は全人類に唯一平等に与えられたモノです。その中で一流と言われる人たちがどんな時間の使い方をしているのか。そのヒントになるのがこの本、樺沢紫苑 著【神・時間術】です。

ここに出てくる内容は、樺沢先生が実体験をもとに10年以上温め、2年も制作にかけた渾身の時間術らしいです。売れっ子作家さんで且つ精神科医でもある樺沢先生は、大学生の頃から月に10冊以上の読書を30年以上継続している実践者。影武者が何人かいるのではと都市伝説になるほど仕事も遊びも数人分こなしてしまうというご自身の実践方法そのものが書かれています。
樺沢先生は、”年3冊の本を出版”、”メルマガ+YouTube+Facebook+ブログ”を毎日更新、精神科医のため月6回の病院診療、月に10冊以上の読書の上に書評を公開、月に3回のセミナー開催講演活動。このスケジュールを約7年間も継続されているという、まさにスーパーマンです。
生産性ベースで考えると1日を2から3倍くらい効率よく使っている時間術と言えるのではないでしょうか。まさに”神時間術”です。今日はその内容を少し紹介させていただきます。

究極の1日の時間割

樺沢先生が脳科学から導き出された究極の1日の時間割を紹介します。

7時-9時:自己投資時間
9時-12時:集中時間
12時-13時:脳を休める
13時-16時:45分後と60分事などこまめにリセット
16時-18時:ラストスパート
18時-19時:激しすぎない運動を60分ほど行う
19時-21時:自己投資時間
21時-23時:リラックスタイム

まず自己投資とは何か。ずばり集中力が必要な仕事や未来の生産性を上げるための自分のメインスキルを磨く時間だそうです。例えば作家さんであれば創作活動。起きた後2時間という生産性が非常に向上するゴールデンタイム。集中力を必要とするもののみに当てるのがポイントだそうです。

集中力が落ちてくる時間帯はこまめに休憩や運動、場所替えなどで回復させ、寝る前2時間はあまり食べずにしっかりリラックスする時間を過ごす。ここからわかることはサラリーマンの方でも主婦の方でも朝1時間でも2時間でも早く起きて創作活動やエネルギーを必要とするものに時間を使えればそれだけでとてもいい時間使い方ができるということです。

脳の究極のリフレッシュ法

時間の使い方とともに重要なのが限られた時間の中でどう生産性を上げることができか。すなわちどう脳を常にフル回転で過ごせるか。その鍵となるのがこのリフレッシュ法ということです。少し取り入れてみることで生産性が上がるかもしれません。

①趣味の時間を作る。楽しいこと映画を見たり自分が好きなことリラックスする。
②陽の光を浴びる。日にあたることで幸福度が上げることができるそうです。
③咀嚼、食べて顎を動かすことで脳を活性化させることができるそうです。
④場所を変える。実はかなり気分転換になるのだそうです。
⑤運動をする。激しすぎない適度な運動を60分ほどすることで脳はかなりリセットされるようです。

”神時間術的”絶対やめるべきこと

次に絶対にやめるべきことにも言及されているので紹介させていただきます。

①睡眠時間を6時間以下に削る。結果的に生産性が落ちるので削った部分の時間を取り戻せず割に合わないのでやめるべきとのこと。

②テレビをリアルタイムで見る録画を勧めています。なぜかと言うとテレビは気づいたらいくつも長時間見てしまうようにできているので録画にすることで無駄なものを見ずに済むということです。

③寝る2時間前までの食事。成長ホルモンが分泌されなくなるため、とてももったいないそうです。寝る前はお腹がすくものですが、少し我慢してみるのも良いかもしれません。

④寝る2時間前までに飲酒や激しい運動、熱い風呂、視覚系娯楽(ゲームや映画、スマホ、パソコン、テレビ)

⑤自由時間に仕事。自由時間や休憩時間に仕事をしてしまうと脳がリフレッシュされず集中力を戻すことができなくなるので、結果的に休む時は休んだ方が総合的に生産性が上がるということです。

⑥寝る直前に辛いことや心配事。寝る直前は潜在意識の扉が開くため反省したり暗い出来事で頭をいっぱいにしない方がいいのとのことです。逆に寝る前に今日1日で楽しかったことを書き留めるという習慣を勧めています。そうすることで寝ている間ずっと頭の中が楽しいことへのアンテナが立ち、朝起きるとすっきり起きられるようになるとのことです。

”神時間術的”やると良いこと11選

やるべきではないことに続いて次はやるべきことです。

①朝シャワー

②適度な運動

③土日に回復より毎日回復。

④マメな休憩。(特に力が必要なものは15分毎、それほど集中力を必要としないものは90分おきに休むというのが良さそうです)

⑤スタートと終了間際の活用。(スタート時間と終了間際は集中力が高い時間になるのでこれを利用する。スタート時間、終了時間間際の集中力を効果的に使うということ)

⑥締め切り厳守。(いつまでに終わらせるという決め方ではなく、いつからいつの間それに取り掛かるかを明確に決めるのだそうです)

⑦2分以内の判断は即済ませる(2分以内に終わらせるものはその場ですぐ処理してしまうということ。例えば簡単なメール返信などがそれに当たると思います)

⑧30秒決断(決断を迫られた時、何日も選択を迷うのではなく、30秒以内に決めるということ。成功者の特徴は決断が早く、この30秒以内に決めるというのは習慣にしたいところです。同時に決められない場合は決めないことを決めることでいつまでも悩んだりする時間を減らします)

⑨遊びの to do リストを作成する(仕事の to do リストだけではなく遊びの to do リストを作っておくことで、ふと時間ができた時に脳がリフレッシュできるそうです)

⑩寝る前にカーテンを開けて寝る。(太陽の光だと自然に気持ちよく目覚めることができます)

11.寝る直前に楽しいことをアウトプット(寝る直前の2時間が人生を決めると書かれているように寝る前の時間はとっても大事とのことです)

まとめ

精神科医の樺沢先生が実践されているこの”神時間術”。皆様はいかが感じられますでしょうか。私は妙に納得してしまい、取り入れることができる箇所は実践していきたいと思います。他の書籍でもありますが、やはり寝る前のリラックス時間など、効果的に自分を休める時間というのも大切なのですね。

私が20代の頃は本当に働き詰めの日々でした。なかなか帰ると言い出しづらい雰囲気があり、なんとなく会社に残っていることが多かったような気がします。そんな時間も実は同僚とのチームビルディング効果など全く無駄ではなかったとは思いますが、この本にあるように効果的な時間の使い方ではなかったかと思う部分もあります。

冒頭にも書きましたが時間だけは全人類に平等に与えられた資産です。今からでも遅くはありません。自分のためにこの”神時間術”少しでも実践していこうと思います。ということで今から自分のリラックスタイムを過ごします。いつもよりゆっくりめにお風呂に入ろうかな。ではまた!





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