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稲盛和夫氏の「人生の方程式」とは!新入社員の方に読んでほしい記事です!

皆さんこんばんわ!今日はこのお題目、稲盛和夫氏のお話しを記事にしたと思います。と言いますのも、私の顧客でこの稲盛和夫氏をリスペクトする方が非常に多く、その関係で私もかなり影響を受けました。特にこの「人生の方程式」に関してはその仕事感が変わります。一度きりの人生、偉大な先輩から刺激を頂けること自体非常にありがたく思います。ぜひ参考にしていただきたく思います。まずは稲盛和夫氏という人物について、そして本題である「人生の方程式」のお話に続けていきたいと思います。

稲盛和夫氏のサクセスストーリー

皆さんはこの稲盛和夫氏がどんな人物かご存知でしょうか。おそらくイメージとしては京セラ、KDDIの創業者で日本航空(JAL)を再建した方といったイメージがあると思います。私も最初はそんなイメージしかもっていなかったので、まずは稲盛氏について少し記載いたします。

1932年鹿児島県で稲盛氏は生まれました。稲盛氏は若い時に実に多くの挫折を経験しています。2度の中学受験の失敗。結核にかかり生死をさまよう。戦争の被害で家が焼ける、大学は医学部を目指すも不合格。地元の大学を卒業後就職活動を行うもことごとく落ち、内定をもらえたのは今にも倒産寸前の会社。
23歳の新卒で入ったその赤字会社も初任給からいきなり支払いが遅れたり、会社のオーナー一族のワンマン経営などがあり、稲盛氏はすぐに転職を考え始めたそうです。しかし、ただ会社に不満があるというわけでやめているようではきっと私の人生はうまくいかないだろう。まずは今のこの環境で精一杯働いてみようと考え直し、会社にとどまることにしたそうです。結果的にこの決断が功を奏すことになります。

稲盛氏は会社の研究員だったのですが、とにかく精一杯働くと決めてからは研究に没用し、四六時中実験に打ち込み、仕事が終わった後の夜や休みの日にはひたすらアメリカの論文に目を通したそうです。そのように仕事一筋で没頭しているうちに最初は会社を辞めたいと思っていたのがいつのまにか仕事が面白くて仕方がないという状態になっていたそうです。そんな仕事が面白くて仕方がない状態になった稲盛氏は24歳、ここにきてようやく初めての成功を掴みとります。それは日本初フォルステライトの合成の成功というもの。この成功によって傾いていた会社は黒字回復し、稲盛氏の大きな実績となりました。

この時の事を振り返って稲盛氏は仕事を好きになったからこそ、この成功を掴むことができたと語っています。仕事が大好きだから無理なく鬼のように作業することができる。それと当然実力がついてくる実力がつけば成果を出せるようになる。成果を出せれば周りからの評価を得られる。周りから評価されればその仕事をもっと好きになる。というこの好循環に入ることで稲盛さんはさらにさらに飛躍していきました。
その後は26歳の時に会社の上司と技術開発の方針で衝突し、新卒から四年間勤めた会社を退社。27歳で現在の京セラである京都セラミック株式会社を設立し戦後日本の大躍進の一翼を担う大企業にまで育て上げていくことになるのです。

その後のご活躍は皆様ご存知の通りかと思いますが、この稲盛氏が成功できた要素としては

”仕事が好きだから頑張れる”

”だから成果が出て評価される”

”そして仕事をもっと好きになる”

という好循環を生み出したことかと思います。同じく実業家として有名なホリエモンこと堀江貴文さんは、

”仕事は好きだから没頭できるのではない”

”その前にまず冒頭したから好きになれるんだ”

と語っています。確かに稲盛氏も”とりあえず精一杯働いてみよう”と決意しひたすらに働いたからこそお仕事の面白さに気付けて好きになれたのかもしれません。成功者の言葉はやはり重みがありますし、どんな形であれまずは夢中になることが鍵と言えるのかもしれませんね。

人生と仕事を決めるたった一つの方程式とは

この記事の本題に話を進めたいと思います。結論から申し上げますとその方程式とは、

人生と仕事の結果=能力✖️熱意✖️考え方 

というものです。稲盛氏は「自分のような平凡な人間が素晴らしい人生を生きようと思うなら一体何が必要になるのだろうか」ということを常に考えていたそうです。そして多くの成功していく人や失敗してしまう人を見てきてこの方程式にたどり着いたと言います。

まず能力については生まれもった素質のことで0点から100点まであります。熱意については自分が成し遂げたいことに対するやる気や情熱でこれも0点から100点まであります。そして稲盛氏が一番重要だと語る考え方。これが面白くて-100点から100点まであります。つまりどんなに能力と熱意が優れていても考え方がマイナス点だと仕事や人生で大失敗してしまうこともあるということです。 

ではこのプラス点になるような正しい考え方とはどういう物なのでしょうか。稲盛氏が自身の本の中で紹介している正しい考え方の一部を紹介しますと、

”常に前向きであること”

”思いやりがあること”

”正直で謙虚なこと”

”感謝の心を持っている”

この4つだそうです。このような正しい考え方とは真逆の

”人を騙したり”

”人から奪うような考え方”

を持っていると仕事も人生も良い結果を得られません。得られたとしてもそれは長くは続かない脆いものです。この人生と仕事の結果=能力✖️熱意✖️考え方という方程式は多くの成功者、失敗者を見てきた稲盛氏だからこそ言える一つの指針ともいえるものなのでしょう。

楽観・悲観・楽観の法則

最後に稲盛氏が提唱するこの法則、これは稲盛氏が経験則から実践してきた物事を成功させやすい法則を紹介いたします。

それは楽観的に思い描き、悲観的に計画し、楽観的に実行するというもの。稲森氏曰く、新しいことを始めて成功させていく人には楽観的な人が多いのだそうです。

「なんとかなるでしょう」

くらいに考えている人の方が行動力や馬力があるからです。そういう理由で新規事業のリーダーには多少賢さに欠けていても

「新規事業面白いですね是非やりましょう!」

という風に楽観的に乗ってくる人材を採用するそうです。賢い人はある程度見通しを立てられるので、そのことが行動力を抑制してしまいがちだと言います。つまり悲観的だということです。

このような賢くて悲観的な人材は計画の段階に必要となります。楽観的なリーダーがその行動力を正しい方向に向け、賢くて悲観的な右腕がサポートするという構図が理想だそうです。このように楽観的に思い描き、悲観的に計画し楽観的に実行するというチームを作ることで京セラは数々のプロジェクトを成功させてきました。そしてこの楽観・悲観・楽観の法則は会社だけでなく個人にも適用させることができるのではないでしょうか。個人で達成したい目標に対しても楽観的に思い描き、悲観的に計画し、楽観的に実行することでその成功率を上げられるでしょう。

まとめ

人生の先輩からは学ぶことがたくさんあります。今のように情報がなかなか手に入らない時代に成功を収めた方々はおそらく今とは全く違う努力を重ねてこられたことと思います。

私、そして多くの人が共感する

人生と仕事の結果=能力✖️熱意✖️考え方

この方程式はとても奥が深く、肝に銘じなければならないといつも思います。長く仕事をしていると日々の忙しさからつい忘れがちです。常に初心を忘れず謙虚さを持ち、同時に時代の流れにおいていかれないよう努力もしなければなりません。そういう意味では今の時代も本当に大変ですね。

そんな人生の先輩の言葉を胸に刻みつつ、今日は眠りにつきたいと思いますが、ちなみに今日は目覚ましをセットしないで寝ようかと思います。

はい、そうです。”セットしなくても起きれるだろう”という「楽観的」な発想です(笑)おやすみなさい!



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