ウィーンのミュージアムクォーターでオペラ鑑賞
11月18日、ロッシーニのオペラ《泥棒かささぎ》を観るために、ミュージアムクォーターを訪れました。ウィーンで最も古い歌劇場「アン・デア・ウィーン劇場」が、改修工事の期間中、この中のホールEで上演を行っているのです。
ミュージアムクォーターには多くの美術館や博物館があり、ホールEの左隣は、クリムトやシーレの作で名高いレオポルト美術館。開演まで時間の余裕があったので、まずは名画を堪能することに。
レオポルト美術館ではこの3日前、気候活動家たちがクリムトの傑作「死と生」に黒い液体を浴びせるというショッキングな事件がありました。魔法瓶に入れて持ち込んだのだそうで、入り口では通常よりも厳しいチェックが。小さなハンドバッグすら持ち込み禁止になっていたため、ズボンのポケットに貴重品を入れて入場しました(ポケットのある服を着ていて良かった!)。
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