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私の「綺麗になる」目的。自分が自分を好きになるために。

やりたいことの一つに出てくる
「綺麗になりたい」「素敵な人になりたい」「かっこいい人になりたい」

最近はinstagramやYouTubeなどのSNSで
自分のなりたいを叶えている人をよく見かける。

こんな風になりたい。
この人みたいになりたい。
この人だから素敵に見えるだけ。私なんか…無理。
そんなことをグルグルと考える。

でも、「綺麗になりたい」
とは思うけど、その先は?

私は綺麗になって、何をしたいんだろう。

・・・・・・・

昔の自分はお洒落なんかに興味がなくて、
アニメを見たり、本を読んだり、絵を書いたりするのが好きな子供だった。
どちらかと男勝りで、よく男の子と喧嘩をするヤンチャさで、
ランドセルも赤より黒が良くて、親を困らせたっけ…
(当時は色が自由じゃなかった。今の子が羨ましい。)

だからなのか、
周りの女の子よりもお洒落に目覚めるのが遅かった。

地元の少し可愛い洋服が売っているお店の話とか、
テレビでみた可愛いモデルの話とか、よく分からなかった。

お洒落に目覚めた理由は、
初恋の人に振り向いて欲しかったから。

seventeenやpopteenなどの雑誌を読み漁って、
当時可愛い、綺麗と言われる人になろうと目指していた。

その甲斐あってか、
その初恋の人とはお付き合いすることができた。
といっても、何もなく半年とかで別れしまったが。

それ以来、「綺麗になりたい」の目的は常に、
「好きな人を振り向かせたい」「振られた人を見返したい」
という、他人目線の目的だった。

他人目線の目的って、相手によってゴールが異なるので、指標がない。
先の見えないゴールをひたすら走り続けるみたいで、割としんどい。

それでも、
「綺麗になりたい」「素敵な人になりたい」「かっこいい人になりたい」
と思い続けている。

・・・・・・・

何かの記事で、
「綺麗になる」を深掘りすると大体の人が『自己満足』という言葉に
辿り着くと書いてあった。

自己満足って、私的にはなんか独りよがりでしっくりこない。
周りは一切気にしない。自分が好きなものを貫く。
そんなイメージが湧いてくる。

私はTPOを弁えた装いをしたいし、
好きなものを貫くと言うより、似合う物を身につけたい。
だから、「自分が自分を好きになるため」が近い。

そうか。

「自分が自分を好きになる」まで
綺麗になれば、綺麗を維持できれば、それで良いんだ。

そう思ったら心が軽くなった。

今まで、誰かに好かれるためにお洒落をしていたから、
コンサバ系の服装が多かった。

だけど、中高生の時はパンクロック系の服やアクセサリーが好きで、
よく好んで付けていた。

髪型だって、メンズカットにしてみたいし、派手髪にしてみたい。
ピアスだって軟骨に開けてみたり、カラコンをつけてみたり。
毎日太らないために動かなきゃ…て思って過ごしたくない。
一日中本しか読まない日だって欲しい。

綺麗になる目的を
「自分を好きになるために」変えるだけで
自分の好きな物、ことがブワっと溢れ出してきた。

思ったより自分は我慢をしていたことにも気づいた。

・・・・・・・

私は自分が自分を好きになるために、
「綺麗になりたい」「素敵な人になりたい」「かっこいい人になりたい」

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