零空

出来ればいつも機嫌よく在りたいと思っています。 俯瞰したりマインドフルに在る事を心掛け…

零空

出来ればいつも機嫌よく在りたいと思っています。 俯瞰したりマインドフルに在る事を心掛けています。

最近の記事

皆んなの幸せを祈って 感謝していれば そんなに悪い事は起きない

    • エッセイ31【完全なる不完全からの完全】

      「完全なる不完全からの完全」- これは物語の中心に位置する一つのパラドックスである。完全さは理想を追い求め、不完全さは我々の存在そのものを反映する。完全なる不完全からの完全への移行は、個々の成長の象徴ともいえる。 人生は完全なる不完全の連続である。欠点や失敗、そしてそこからの学び。それらは我々を形成し、我々の個性を作り上げる。しかし、この不完全さが我々の成長を煽る。完全さを求めて努力し、学び、成長し続ける。 だが、真の完全さとは何か。それは皮肉なことに、不完全さを受け入れ

      • エッセイ30【「お花畑」の人が政治をやると、どうなるのか?】

        一般的に「お花畑」という言葉は、現実を無視し、理想的で夢見がちな人物を指す。しかし、この概念を政治の世界に適用するとき、非常に興味深い視点をもたらす。それでは、「お花畑」の人が政治に進出した場合、一体どうなるのだろうか。 まず、彼らは自由で創造的な思考を持つと言えるだろう。彼らの目には常に新鮮な風景が映り、新しいアイデアに対するオープンな心を持つ。従って、「お花畑」の人が政治家になると、彼らは彼ら自身の独特な視点を政治的な状況に持ち込むことができ、既存の枠組みや思考パターン

        • エッセイ28【心の投影画:ヒト、動物、物体への共感】

          人は、動物や物にさえ、自分の気持ちや考えを投影する。まるで影法師のように、自分の内側の感情を外側の世界へ映し出す。この力強い認知現象は、人間の深遠な共感力、または人格化の本能を示す。 ある日、犬を見つけてしまった。彼が静かに座っていて、悲しそうな顔をしていた。その犬が実際に悲しんでいたのかは定かではない。しかし、私たちは彼の態度から自分の悲しみを読み取ることができた。その瞬間、彼はただの動物ではなく、感情を共有する存在となった。 物に対しても同じだ。お気に入りの腕時計が壊

        皆んなの幸せを祈って 感謝していれば そんなに悪い事は起きない

          エッセイ29【生まれる前と絶息後がわかっていないのに何故天国や地獄があると言えるのか?】

          人間の生死や宗教的な信念については、科学的な証拠によって明確に説明することは困難であり、これは多くの場合、個々の信仰や哲学的な理解に基づいている。 天国や地獄といった概念は、多くの宗教で死後の生を説明するために使われてる。これらの宗教では、生命が物質的な身体を超えて永遠に続くという考え方(霊魂の不滅など)が一般的で、その行動や信仰によって死後に待つ結果が異なるとされている。これらの信念は、倫理的な行動を促し、生と死に対する恐怖を和らげ、生命の意味や目的を提供するという役割を

          エッセイ29【生まれる前と絶息後がわかっていないのに何故天国や地獄があると言えるのか?】

          エッセイ27【健康、ユーモア、平和】

          人生とは一種の旅で、その途中で出会うもの全てが、それぞれの人生を豊かに彩る。そんな旅路で最も大切な三つの要素は健康、ユーモア、平和だと思う。 まず最初に、健康。健康は生活の基盤であり、これがあって初めて人生を楽しむことができる。しかし、健康が当たり前であるかのように思われがちだが、それは違う。日々の食事や運動や睡眠や十分な休息、これら全てが健康を保つための大切な要素で、見過ごしてはならない。ストレスへの対処も大事だ。 次に、ユーモア。人生は必ずしも順風満帆ばかりではない。困難

          エッセイ27【健康、ユーモア、平和】

          エッセイ26【ラッキー!ま、いっか!】

          人生って、何かとトラブルがつきものだ。電車が遅延したり、財布を忘れてしまったり、大事な会議の時間を勘違いしたり…だけど、「ラッキー!ま、いっか!」と思える瞬間がある。 ある日、大事なプレゼンテーションのために朝からスーツに身を包み、準備万端で出勤した。だが、そこで待ち構えていたのは地元駅の大遅延。思わず「またか」と声を漏らした。 遅延の原因は、何と猫が線路に逃げ込んでしまったからだ。猫好きの私としては、それを聞いて思わず笑ってしまった。こんな状況でも、猫の行動は可愛らしく

          エッセイ26【ラッキー!ま、いっか!】

          エッセイ25【マイ・ダイバーシティ】

          ダイバーシティと言えば、多様性を尊重し、互いの違いを価値に変えるという意味があるが、個人レベルでの「自分自身の中の多様性」とは、個々の人間が持つ多種多様な思考、感情、価値観、経験、スキル、能力などを指す。人間は一面的な存在ではなく、多くの異なる要素や側面から成り立っていると思う。 思考の多様性: 人間の思考は多種多様であり、時と場合により、捉え方や解釈は異なり、その多様性は新たな視点やアイデアをもたらすだろう。 感情の多様性: 人間は状況や環境により、喜び、悲しみ、怒り、

          エッセイ25【マイ・ダイバーシティ】

          エッセイ24【中庸、ワンネス、子供、平和】

          中庸とワンネスと子供と平和。異なる文化圏から生まれた四つのキーワードだが、これらの中には深い結びつきがある。 中庸は極端な行動を避け、中道を進むことを重視する。これは穏やかな心、バランスを保つこと、そして己の欲望を抑えることに繋がる。 ワンネス、一つであることという概念は、全ての存在が根源的には一つで、互いに繋がっているという視点だ。この二つの思想は、見かけ上は異なるかもしれないが、その根底には「調和」を尊ぶ共通の思想がある。 子供たちは、この「調和」の象徴だ。彼らはまだ

          エッセイ24【中庸、ワンネス、子供、平和】

          エッセイ22【私が幸せになりますように】

          幸せとは何か?人それぞれ定義が異るが、私の幸せは、機嫌よく日常を過ごすことだ。その為の意識、無意識的な生活スタイルが大切である。 私が幸せになるための第一歩は、自分自身を大切にすることだ。心身の健康を維持し、自分や自分以外(人も自然など全て)に感謝をして、ありのままの自分を受け入れるとポジティブな気持ちになる。 趣味や興味を持つことも大切な要素だ。趣味を通じて、新しい出会いや学びがあり、人生が豊かになる。自分の情熱を追求することで、幸せに近づく。 人生は一度きりであり、

          エッセイ22【私が幸せになりますように】

          エッセイ21【ポジティブな孤独】

          孤独は一般的にネガティブなイメージを持たれがちであるが、人生において孤独は必ずしも悪いものではない。実際に、ポジティブな孤独を経験することで心の成長や自己理解が深まる。 孤独は、自分と向き合う貴重な時間をもたらす。日常生活の喧騒から離れることで、自分自身の内面や感情に向き合う機会が与えられ、感情の吟味や内省を通して自己理解を深めることができる。 この孤独は、創造性や新しいアイデアを生み出す源でもある。静かな環境で心の中に潜ることで、気づかなかったアイデアや解決策が見つかる

          エッセイ21【ポジティブな孤独】

          子供と平和

          子供と平和は、未来の世代に安定した環境を提供するために密接に関連している。子供たちが平和な状況で成長することは、彼らの健康、教育、心の発達にとって非常に重要である。 子供たちが平和で安全な環境で成長することで、身体的、精神的な健康を維持し、恐怖や危険にさらされることなく、学ぶ機会を最大限に活用できます。安定した教育環境を享受でき、基本的な読み書きや算数のスキルを身につけるだけでなく、批判的思考や創造性を育むことができる。他の人との関係を築き、友情を育むことができる。これは、

          子供と平和

          エッセイ20【バージョンアップの三年】

          新型感染症に世界が動揺したこの数年間。人それぞれに相当な影響を及ぼしたと思われる。 人と距離を置いて外出を控える事で、否応なしに自分と向き合う時間が増えた事が大きいと思う。 多忙な現代社会では付与されなかった時間なのだ。 人との関わりが減って辛くなる人もいれば、かえって煩わしくなくストレスが減ったという人もいた。 この「ガッシャンコ」は最近うたわれていた「ダイバーシティ」の意味や方法をわかる為に必要だったのかも知れない。 何というか、人と同じでも良いし、人と違ってても良いのだ

          エッセイ20【バージョンアップの三年】

          エッセイ12【命2.0】

           変化を伴う自己複製をしながら情報を継続していくのが命の一つの定義だと思う。  ならば、その「変化」を柔軟に考えると、現在の在り方が変化して命が受け継がれる事も十分考えられる。  元々「ビッグバン」と言われる爆発から全てが始まったと言われている。そこからの時間の経過は単なる炭素、水素やアミノ酸などから、現在の生物や環境を創造した遠大な営みである。ならば、こらから先は?  情報の複製や継続にDNAが使用される。その「入れ物」である有機的身体性は古来から変化し続ける。だって元々「

          エッセイ12【命2.0】

          エッセイ19【平和のために6.0】

          虐待は、人間関係や社会全体に深刻な影響を与える。家庭内の虐待やいじめ、差別や性的暴力など、さまざまな形で現れる虐待は、被害者だけでなく、加害者や周囲の人々にも悪影響を及ぼす。 虐待の根絶は平和をもたらすのだろうか? 虐待が無くなることで、まず個人レベルで心の平和がもたらされる。被害者は、恐怖や不安、劣等感から解放され、自己肯定感や人間関係の構築が向上する。加害者も、自己認識や感情のコントロールが改善され、対人関係の質が向上するだろう。 また、家庭やコミュニティの安定が促

          エッセイ19【平和のために6.0】

          エッセイ17【平和のため5.0】

          戦争は人類にとって根深い問題である。戦争は、「威信」、「恐怖」、「欲望」といった要因によって引き起こされることが多いが、これらの要因を適切に取り扱うことで、平和への道が開けることが期待される。 「威信」は、国家や個人が名誉や評判を維持しようとする心理的要素であり、しばしば対立や戦争へとつながる。対話や交渉を通じた理解の促進、メディアや教育を通じたステレオタイプの破壊、国際協力や多文化主義の推進が過ぎた威信への緩和に繋がる。 「恐怖」は、国家や個人が安全保障に対する懸念から

          エッセイ17【平和のため5.0】