丁寧に暮らす ちょっとした心がけ
丁寧な暮らし、という響きに憧れます。
とは言いつつ、赤子2人を抱えての丁寧な暮らしは難しい。今はYouTubeで丁寧な暮らしのvlogを見ては、なんとなく自分も丁寧な暮らしをしている気分になっています。
ところで、丁寧な暮らしって何でしょう?
お味噌汁を出汁からとって作ったり、布おむつを使ったり、パンを焼いたり、手縫いのベビー服を作ったり。
私はこれまで、「丁寧な暮らし」とは、そういった一つ一つの行為に時間をかけて向き合うことだと思っていました。でも、そんなにいろいろなことに時間をかけなくたっていいんだと最近思えてきました。
最近私が思う「丁寧な暮らし」とは、自分が大切だと思うこと、自分が喜ぶことに意識をしっかり向けて、暮らすことだと思っています。
たとえばパンをこねたり焼いたりしている時間が好きなのであれば、それをすればいい。そして、その時間を堪能すればいい。
逆にいえば、好きでもないけど世間一般で「丁寧な暮らしっぽいから」という理由だけで行う「丁寧な暮らしっぽい行動」は、自分を労わることには全くつながりませんから、決して丁寧な暮らしとはいえないと思います。
そもそも、時間がかかることではなくても、ほんの些細な心がけ、ほんのちょっとした行動の違いで、暮らしは大きく変わると思います。私が最近心がけている、丁寧に暮らすためのほんのちょっとしたことをご紹介しますね。
ベッドメイキングする
寝具を整えるだけで、こんなに生活スペースが見違えるように見えるのはなぜでしょう。起きたらすぐベッドを調えるだけで、今日という1日を大切に過ごす意欲が増す気がします。1日の大半の時間をお世話になっている場所だからこそ、感謝を込めて大切にしたい。
1人で食べるときは、ご飯と向き合う
スマホを触りながら、本を読みながら、ご飯を食べないように気をつけています。家族との会話はもちろん優先します。でももし、1人でご飯を食べる機会があるなら、その時はいただいているご飯をちゃんと味わって食べたいです。普段は娘にご飯をあげながら、自分のご飯を急いで義務的に食べてしまっているので尚更。しっかりと食事と向き合い、ゆっくり味わって食べたいです。
スマホを触りながら会話しない
友達はもちろんですが、夫や娘と会話するときも、スマホを置いて会話するように心がけています。上の空でする会話ほど、相手を虚しい気持ちにさせるものはないと思っていて。特に子供の相手をするときは、スマホを触らないように強く意識しています。
今この瞬間は二度とこないし、子供の成長速度もとてもはやい。この瞬間を目に耳に焼き付けておきたいと思うからです。
それに、子供は小さくても親のやっていることをよく見ています。人と会話するときにスマホを触っていると、子供も親の行動を真似してしまうので、真似して欲しくない行動は親のわたしたちがそもそもしないように気をつけます。
持ち物を大切にする
カバンや靴、洋服、食器、ガジェット類。そして毎日守ってくれている家そのもの。これらを清潔に保ち、大切に扱いたいです。持っている持ち物が少ないからこそ、一つ一つのもの、そして家そのものを大切に扱えます。大切に扱うというのは、仕舞い込んで使わないということではなく、毎日使って、しっかり綺麗にして、ちゃんと元の場所に戻してあげることだと思っています。
窓、鏡、画面を磨く
自分の姿が映るものは汚れる前に磨きます。窓が曇っていると景色がくすんで見えるので、せっかくの景色も台無しです。窓があるなら、外の景色を生かして気持ちよく過ごすためにも、綺麗に保ちたいものです。また、特に大事なのは鏡。曇った鏡越しに自分の顔を見ると、何だか老けて見えたり、見窄らしく見えてしまいます。自己肯定感を上げるためにも、しっかり鏡は綺麗に保ちたいですね。
スマホやパソコンの画面も、綺麗に保つように心がけています。電源が入っていると気付きにくいですが、案外指紋汚れが溜まっています。毎日顔と付き合わせるものだからこそ、これも清潔に保ちたい。
以上、私にとっての「丁寧な暮らし」とは何か、そして私が丁寧に暮らすために心がけているほんのちょっとしたことたちでした。
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