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一年って、短いようで長いなぁと思うのだ

2023年の1月も、後1日で終わる。時間が経つのって早いなぁ。
実はまだ、正月気分が抜けていなかったりする。

年末に頑張ってやっていたことを、今年に入ってから
「まだ大丈夫。まだ1月だし。まだお正月」
なんて言い訳しながらやってない。

そのくせ、また新しいことに手を出そうとしている。
やれやれだ。

去年の今頃、何してたかなぁ。
ガツガツしてたなぁ。
「実績作りたい! 金儲けしたい!(身も蓋もない……)」と。

だから、いろいろやってたな。
テーブル茶道の講師を育てたり、和菓子教室を開催したり、パン教室は継続で開催して。

並行して、コンサルをつけてのビジネス展開もしようとしてた(これは、コンサル料が無駄金——もとい、勉強代になってしまった)。

こんなことをしたら楽しいんとちゃうか? あんなことをしたら喜ばれるんとちゃうか? そんなアイデアは、いろいろと湧いてくるのだ。そして、それを形にしていこう、というバイタリティもあった。

企画して、告知して、集客して、開催して、と。
満員御礼のものもあれば、どうやっても集客がうまくいかないものもあった。でも、いわゆるPDCAを回して、頑張った。夏までは。

そして、夏に孫ができて、なんだかあれもこれもひとりで頑張る、という気になれなくなってしまったのだ。なぜだろう?

それでも去年の秋には、和菓子の特別レッスンやら飲茶レッスンやら、頼まれてだけどテーブル茶道の講師講座もやった。

でも、今年はな〜んにも浮かばない。パン教室は継続レッスンなので続けているが、それも、新規の生徒さんは募集していない。

あれやったら楽しい、これやったら面白い、なんてアイデア、枯渇したことなかったのに、今、な〜んにも、出てこない。ただ、ぼーっと過ごしたいと、怠惰に考える。

でも、捨てる神(自分自身)あれば拾う神あり、とはよく言ったもの。今は、依頼品を作る、という仕事が増えた。

それが、ヴィーガン対応のアイシングクッキーであり、琥珀糖であり、グルテンフリーのお菓子である。とりあえず、大量の発注をいただいた。納期は1ヶ月後だが、それまでに試作して依頼主さんにOKをもらわねばならない。

これ、考えるのが楽しいんだ。アイシングクッキーはちょっとおいといて、琥珀糖は本当に楽しい。春らしいものを作りたいのだが、材料に何を使うか、どんな名前にしようか。そんなことを考えると、ワクワクする。

のほほんとしてやる気がなかった私のやる気スイッチを押してくれた、依頼主さんに感謝である。

それにしても、一年前にはまさか自分がアイシングクッキーを作ることになるとは思ってもいなかった。それもヴィーガン対応の。私はきっと一生アイシングクッキーは作らないと思っていたから。

一年前、思ってもいなかったことをやっていると思うと、やっぱり一年って長いんだなぁと感じるのだ。

来年の今頃は、いったい何をしているんだろう、私。

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