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ポッドキャスト『ナミダの種まき』

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#死生観

026 続・少しだけ死生観について

026 続・少しだけ死生観について

上智大学グリーフケア研究所の人材養成講座では、自分の気持ちを言葉にするという練習を何度も何度も繰り返しました。

前回のエピソードを聞いてくださった方からコメントをいただいて、とても嬉しく読ませていただきました。そうしたら、今の私なりの死生観を言葉にするまでのことが思い出されたので、第26回のエピソードでお話させていただきました。

最近、図書館をよく利用しているのですが、本棚の通路をぼーっと歩き

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025 少しだけ死生観について

025 少しだけ死生観について

先日、グリーフケア人材養成講座の同級生から案内をいただいて、「がん哲学外来」を提唱する医師の樋野興夫先生の講演をお聞きする機会がありました。

日本でも世界でも、病や死を通して生を考える対話の場が広がっています。

生と死は、太陽と月のような関係なので、死をタブーとして、見ないようにしてしまうのはもったいない気がしています。

第25回のエピソードでは、生と死を考えることや語ることについて感じたこ

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017 もしバナゲームで「人生会議」

017 もしバナゲームで「人生会議」

11月30日は、人生会議の日。
第17回のエピソードでは、大事だと分かっていても難しい「もしものときの話し合い」を気軽にできる「もしバナゲーム」を使って、ひとり人生会議をしてみた、というお話をしています。

厚生労働省は、11月30日を人生会議の日として、「人生の最終段階に、自分がどんな医療やケアに受けたいか、前もって考え、家族や近しい人、医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する」というACP

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016 「どこで誰とどう過ごしたい?」と父に聞いてみた話

016 「どこで誰とどう過ごしたい?」と父に聞いてみた話

大事なことだけど、なかなか難しい質問。「もしもの時、どこで、誰と、どんな風に過ごしたい?」と、80歳を超えた父にさらっと聞いてみました。

厚生労働省は11月30日を人生会議の日として、人生の最後のときの過ごし方をちゃんと考えて話し合っておくための人生会議の普及に取り組んでます。11月11日に配信した第16回エピソードでは、人生会議と、父に「もしもの時、どこで、誰と、どんな風に過ごしたい?」と聞い

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015 「11月は死者の月?」文化や宗教を超えるもの

015 「11月は死者の月?」文化や宗教を超えるもの

11月になりました。キリスト教の暦では「死者の月」として、亡くなった方々へ祈りを捧げるそうです。生者と死者の関わりには、文化、宗教、民族を超えて共通する祈りや知恵があって、人間が本当に大切にする願いのようなものを感じます。私は、その共通するものを見つけるととてもうれしくなります。第15回エピソードは、そんなことをお話ししています。

教えてください番組の感想のほか、大切な亡き人との思い出(悲しいこ

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