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鬼滅の刃。甥っ子の全集中の策略。

 週末、実家に帰った甥っ子が家から持ってきました。

「玲香ちゃん、読むやろ??」

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おっ!今、大ブレイクしている【鬼滅の刃】ではないか!少し前に最近のブームをうけて甥っ子に尋ねました。

「鬼滅の刃、読んだ?そんなに面白いの?」

その質問から私が読みたいと思っていると考えたのでしょう。頼んだわけではないのですが、ご丁寧に私の為にマンガを持ってきてくれたのです。

実は私、どちらかというとマンガは苦手なタイプ。あんなに流行った「ワンピース」も友人が全巻貸してくれたので、読んでみたものの、ハマれなかった過去もある。今回も凄くブームになっているし、なぜこんなに流行っているのか?検証してみたい気はするものの、私がどっぷりハマることはあるだろうか?鬼滅の刃もそのうち気が向いたら、読んでみてもいいかな~?くらいに考えていました。ところが、せっかく甥っ子が持ってきてくれたわけだし、読んでみるか。

甥っ子は早々と鬼滅の刃の映画も観に行きました。

「映画、めちゃくちゃ泣けるらしいね?どうだった?泣いた?」

「うん、泣いた。」

「うるうるした?ポロポロ泣いた?」

「ポロポロ泣いた。」

「友達と行ったんよね?泣いて恥ずかしくなった?」

「友達も泣きよったけん大丈夫。」

マジか~。中学生男子でもポロポロ泣ける、しかもマンガを読んでいてストーリーを知っていても泣けるんだ!?甥っ子の説明によると、映画のストーリーはマンガの7巻からだから、とりあえず6巻まで読めば映画を観られるらしい。

7巻以降を読んでいたとしても、マンガと映画の違いも楽しめるし、絵も綺麗だし、それでも泣けるから全部読んでから映画を観ても構わないという。どちらもオススメらしい。

う~ん、悩ましい。

周りに意見を聞いてみたところ、トランプVSバイデンさんの大統領選挙ばりに接戦で、わずかに「読まずに観る派」の軍配が上がりました。というわけで、夫婦でとりあえず6巻までを読むことに。

そこで夫が甥っ子に尋ねました。

「お前さ、鬼滅の刃を俺たちに読ませてハマらせて、また一緒に映画館に行って2回目の鑑賞をしようという魂胆か??」

甥っ子、ニヤニヤしておりました。

図星かっ!!!!


映画代は叔父叔母に負担させて、もう一回見ちゃおうという全集中の策略だったようです。可愛いから、まぁいっか。敢えて言うならば、私が鬼にならないように、勉強や部活に全集中して欲しいところなんですがね~。


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