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私が甥っ子から後退りした理由。

朝晩はまだ寒いと感じますが、日中は汗ばむ程の気候になってきましたね。甥っ子の足裏もその分代謝が上がっているのか、足の臭いがさらに強烈になってきました。

帰宅した甥っ子の部屋に「今日は学校どうだった~?」と話しかけながら入っていったらツーンとした臭いがして思わず後退り。体が思わず「そこから逃げろ!」と危険信号を発するほどの強烈な臭いなのです。

初めは甥っ子がリュックから取り出していた部活着かと思ったのですが、甥っ子から「あ、たぶん足の臭い」と自己申告。あ~、なるほど。長いは無理だと判断し、お喋りもそこそこに話を切り上げ、甥っ子の部屋をあとにしました。

しばらくしてから、畳んだ洗濯物を収納するため、再び甥っ子の部屋へ。ところが扉を開けた瞬間、部屋中に足の臭いが充満しているではないですか。

うぅっっ!!!!臭いっ!!!

息を止めて、大急ぎで洗濯物をクローゼットへ押し込み、去り際に一言甥っ子にお願いをしました。

「○○君、足の臭いが凄いね。頼むから、帰宅したら手を洗うついでに足裏も風呂場でちゃちゃっと洗ってくれない?」

「あ~・・・」

どうやらその言葉の後には「嫌だ。めんどうくさい。」という言葉を言いたげなリアクションです。


夕食時、甥っ子なりに気を使ったのか靴下を部屋で脱いで裸足で食卓につきました。その日の夕食は唐揚げでしたが、揚げたての唐揚げの良い香りに混じった鼻をつく臭い。おいおい、靴下脱いでも臭うじゃないか。

「お願いだから、足、洗ってきてくれない?」

「あ~・・・。」

どうやら、この日の甥っ子は反抗期モードが強いようで「あ~」しか答えません。結局を足を洗うことなく、私と夫は甥っ子の足臭をご飯のお供にする羽目になりました。苦肉の策で夫が放った言葉は

「お前さ、彼女出来たら、すぐに足洗えよ。嫌われるぞ。」

この言葉が甥っ子にどれだけ響いたのかはわかりませんが、甥っ子に「エチケット」という概念が身につくのはいつの日になるのでしょうか。

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