【スイス】マッターホルンの絶景写真スポットへの行き方
中世に「魔の山」と恐れられ、登山者を拒むように伸びた鋭い三角錐のマッターホルン。エドワードウィンパーが1865年7月に初登頂するも、下山中に7人中4人が命を落としました。周囲も過酷な環境です。自分で絶景写真ポイントを開拓するのは非常に無謀なので、多少観光客の波にもまれながらも素直に絶景展望台にいきましょう。
マッターホルンを眺めるスポット全容
出典:https://www.his-j.com/
上記のHISホームページで公開されている地図でもわかる通り、マッターホルンの絶景写真をとる主要な展望台スポットは以下の4つになります。
ゴルナーグラート
スネガパラダイス
ロートホルン展望台
マッターホルングレイシャーパラダイス
もしあなたに時間がなく、行く場所を選べと言われたら迷わずツェルマットを拠点に置き、午前中にゴルナーグラートで絶景ショット、午後にスネガパラダイスでビールを一杯、ロートホルンに向かいつつ、途中のステリゼーで水面に映るマッターホルンを撮影プランで大満足間違いなしです。
拠点地ツェルマット
ここはアルプス観光の中心となる町です。
スイスの南に位置し、イタリアとの国境付近になります。
山々に囲まれた町ではありますが、意外とアクセスしやすく、チューリッヒやベルン、ジュネーブなどの都市から簡単に行けます。
ガソリン車がすべて禁止のため、電気自動車のみ通行可能です。
📌6月~8月の朝9時と夕方17時にヤギの行進をみることができます。目抜き通り、バーンホーフ通りでみれます。観光目的ではなく、この町の農家特有の夏の日常スタイルなのです。
ゴルナーグラート
ツェルマットを拠点に置いたのなら、まずはゴルナーグラート鉄道に乗ってください。33分かけて3089mのゴルナーグラートまで1485mの標高差を昇っていきます。4000m級の山々やゴルナー氷河を眺めながらの鉄道旅は世界一美しい車窓といっても過言ではありません。行きの場合は必ず右の座席に座りましょう。
駅と展望台は下の写真からもわかる通り近くで徒歩5分です。
出典:https://ja.wikipedia.org/
ここからの眺めはマッターホルンだけでなく、ゴルナー氷河やモンテローザ、リスカムなどの壮大な景色をみることができます。
午後は雲がかかりやすいため、シャッターチャンスは8時~10時になります。
スネガ・パラダイス
出典:https://www.zermatt.ch/jp/
地下ケーブルカーを使って、ツェルマットから5分で到着。気軽にアクセスできるため人気が高いエリアです。ここからのマッターホルンは非常にバランスよく写真が撮れます。ザ・マッターホルンですね。
ここにくる理由はビールです。写真を撮り終わったらBuffet Bar Sunneggaでビールやワインを飲みながらマッターホルンを眺めて過ごしましょう。正直ごはんは高くて微妙ですが、景色が十分に補ってくれます。絶景シャッターチャンスは8時~12時です。
出典:https://www.tripadvisor.com/
ロートホルン展望台
出典:https://www.zermatt.ch/jp/
ここはマッターホルンが一番尖って見える場所で、最も美しい場所と言われています。観光客も少ないので、まさに穴場スポットです。
ここまでのアクセスは、スネガパラダイス駅からゴンドラで7分乗りブラウヘルト駅へ。そこからさらにロープウェイに乗り、ロートホルンまで6分で到着します。
絶景シャッターチャンスは9時~10時。
ステリゼー 絶景の逆さマッターホルン
ブラウヘルト駅から約30分ほどのハイキングで辿り着きます。ここは必ず行きましょう。この先もあと二つの湖が待ち受けていますが、個人的にはここまででいいかなと思います。
出典:https://www.ohshu.com/
標識もあり、比較的道も整備されているので簡単にいけます。
マッターホルングレイシャーパラダイス
出典:https://www.zermatt.ch/
スイスだけでなく、ヨーロッパ全ての展望台の中で一番標高が高い3883mに位置する展望台こそ、このマッターホルングレイシャーパラダイス展望台です。ここにくれば万年雪と氷河が広がっています。ゴルナーグラートとは正反対の位置から景色を眺めることになります。
マッターホルンも近いので、ド迫力でみれますよ。
アクセス
①ツェルマットから20分ほど歩き(バスもあり)、ヴィンケルマッテン駅まで行きます。
②ヴィンケルマッテン駅からゴンドラで10分ほどするとフーリ駅に到着。
③フーリ駅から再びゴンドラで35分(途中でトロッケナーシュテーク駅で一回乗り継ぎあり)するとマッターホルングレイシャーパラダイスに到着します。
まとめ
いかがだったでしょうか。
絶景写真をとるためにマッターホルンは人生一度は行ってみたいですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。