【不便なコンビニ】疲れて冷えた心を温めてくれる物語
小説のタイトルの付け方を見て、これは上手だと思った。
コンビニは、convenience (便利) +store(店)の略。
便利な店であるはずのコンビニに、真逆の「不便な」を付けている。
このタイトルを見たら、「これは、何だろう?」「どういう話なんだろう?」と思ってしまう。気になって、手に取る。
最初の数ページを読み始めたら、続きが気になり止まらなくなる。
この小説は、そんな読者が多いのではないだろうか。
コンビニの店主である女性の携帯電話に、見知らぬ番号から電話が掛かっ