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聞きたいことは聞こえる、言いたいことは言える

こんにちは。
英語コーチの ながき れいか です。

昨日は、夫の接待について行きました。
台湾 高雄にある大学から先生が
研究室見学と講演会に来てくれました。

英語が苦手な夫ですが、
実は最近とても頑張っています。

今回の訪問も

「3時間くらい(研究の)ディスカッションしたけど、ぜんぜん緊張しなかった。ハチャメチャ英語だし、聞き取れないこと山盛りあったけど、前みたいに『早くこの時間終われ』って思わなくなった

仕事で必要な英語に関して
かなりストレスが減ったみたい。
よかった、よかった。

前日にはフランス ポワティエの
大学から先生が来ていたから
今週は2日も「英語DAY」があった。

そして昨夜、長い2日間の最後、
台湾人の先生と会食に。

夫、社交の英語はまだ開発途上。
ヘルプで私も行くことに。


先生はお酒も日本食も大好きで
色々話してくれました。

研究室に優秀な学生を集めるために、
東南アジア諸国に出向いていること。
研究室のメンバーは50%インド人らしい

最近ガンで亡くなった共通の恩師の話。

日本酒のこと。

先生のご家族のこと。
ディズニーランドが大好きで
去年5日間もランドとシーに行ったらしい。

夫は2日間の疲れもあり、
「何て言ってる?」と
半分くらい耳が閉じた状態だった。

すごくフレンドリーな先生で
私は勝手に楽しい時間を過ごしていました。


会食も中盤、次のお酒を待ちながら
先生が

「Tomorrow, I have to go and buy something for my wife but I have no idea what to buy…」

(明日、妻にお土産を買わなくちゃ。でも何を買ったらいいのか…)

途端に、夫がすかさず

「Yes, yes, gift for wife is very very difficult.」

(その通り、妻へのお土産はすごくすごく難しいですよね…)

先生

「Exactly, if I buy something, she'd say, "I already have the same thing. Why did you buy this?" Not happy.」

(その通り。何か買っても、「同じの持っているわ。なんでこんなの買ったの?」って言われる。ハッピーじゃない)

「Right. I understand you. Wife is very dangerous.」

(ですよね。分かります。妻は、とても危険なものです)

先生

「Yes, very dangerous. But I have an answer. I just give my wife money. That's the best. She can buy what she wants. She's happy. I'm happy」

(そうそう、とても危険。でも私はどうすればいいのか知っている。私は妻にお金をあげる。1番いいよ。好きなものを買えばいい。妻がハッピーで、私もハッピー)

「Wow, money. Hahaha. You are right.」

(そっか現金か(笑)そうだね)

急に生き返ったように
嬉々として話し出した夫。

話題が「Wife is dangerous」って…

でも、とにかく2人にとって
すごく共感できるトピックだったみたいで
会話がグイグイ進んでた。

人間のからだって不思議だな。
リスニングもスピーキングも
いつも同じ力が発揮できるわけじゃない。
脳も耳も口も同じなのに。

体力的な疲れとか、集中力とかもあるけど
気持ちも大きい。

「聞きたい」「言いたい」って思うと
わかる情報量が増えることってある。

そんなことを目の当たりにした夜でした

テキストを初めから真面目にもいいけど
言いたいことから話してみると
思っている以上に英語が口から出てくるかも


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