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【英語お喋り会】オススメの本紹介では内容じゃないところばかり気になった③

こんにちは。
英語コーチの ながき れいか です。

英語を学んでいる人が集まり、
英語でお喋りをする集いをやっています。

前回は「オススメの本紹介」

1冊目は、

Where the Crawdads Sing​​” by Delia Owens​​

オススメしたくれたAさんオリジナルの
洋書の読み方を共有してくれたお陰で
「わたしも英語で読書したい」って
意欲をかき立ててくれた紹介。

2冊目は、

「Masato」岩城 けい著

オススメしてくれたBさんは
苦しかった過去を共有してしてくれて
読書体験の妙味をかんじました。


3冊目は韓国人作家さんの本。
聞いたことのないタイトルにワクワク

3)「わたしたちが光の速さで進めないなら 」 キム・チョヨプ著


韓国文学を「K-literature」というらしい。
K-pop、K-drama、K-beautyに続き
新しいK-シリーズを知ることができた!

タイトルからは内容が想像もできないけど
SFの短編がいくつか入った本とのこと。

参加者の誰も知らなかったこの本ですが、
オススメしてくれたCさんの一言で
みんなが興味津々に。

「分かり合えない者同士が、分かり合おうとする一歩につながるヒントがたくさん詰まった本です。」

とっても想像をかき立てる紹介。

SFだし宇宙人との対話かな...と
勝手に想像。


Cさんはアメリカのポートランドに
住んでいたことがある。
当時、小学生だった娘さんが通った学校は
白人ばかり。唯一のアジア人だったらしい

「親切な人が多く、みんな「差別はだめ」と教育されていて、頭では分かっている感じだったけど、目に見えない差別はあった。でも、それを「口に出すのはタブー」という雰囲気があった」

そんな経験と一緒に紹介してくれた
「分かり合うためのヒントがたくさん」の本

「こんな話の、こんなところがオススメの点です」

そんなふうに内容を説明してくれるより
ずっと心を動かされる紹介だった。


3冊の紹介が終わって振り返ると
オススメしてくれた人の経験や想いが
詰まった素晴らしい本ばかり。

「何が書いてある」ということより
「なぜ選んだのか」「どんな影響を受けたか」
その人にしか話せないことを聞けて
とても良い時間でした。


「英語を話すことに尻込みをしてしまう」
そんな悩みから始まったお喋り会。
新しい出会いや新しい考え方に
触れることを楽しむ。
それが英語で出来るって楽しさ倍増!
そんな集まりになってきています。

「もっと話したい」
「よし、今週も英語がんばるぞ」
そんな気持ちになれる、英語お喋り会。

同じ言語を学ぶ人が2人いればできる
気楽な会。「〇〇語お喋り会」
ぜひ、開いてみてください〜


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