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海外マーケティングとミュージシャンの流行り方の共通点について考えてみた

はじめに


好きなことについてnote書きたいな。。
ふとそう思ったので「海外マーケティングとミュージシャンの流行り方の共通点について」書いてみました!

アーリーアダプター

マーケティングにはアーリーアダプターという考え方があります。
僕なりの言葉で解釈すると「そのコンテンツをいち早く認知/理解/共感し、ファンになる人」のことです(アップデート次第編集しますね)。
弊社は海外マーケティングを事業領域としているのですが、商品/サービスの海外展開を考える上でアーリーアダプターはめちゃめちゃ大切な考え方です。
自社の商品/サービスのペルソナを定め、どんな人がアーリーアダプターになるのか?を考え、まずはアーリーアダプターに訴求しないとどんな商品/サービスも広がらないからです。


この発想って音楽も一緒やな。。。

みたいなことを日々考えて仕事しているわけですが、ふと「この発想ってミュージシャンの流行り方と同じやな。。」と思いました。
今大人気などんなミュージシャンも、アーリーアダプターから人気が拡大していったからです。
マーケと音楽、この2つの好きなことについてnote書こう!
そう思い立ってしまったのでどうかお付き合いください笑

アーリーアダプターからの成功事例 -独断と偏見祭り-

①あいみょん

あいみょん を初めて知ったのは「貴方解剖純愛歌 〜死ね〜」がきっかけで、その曲を初めて聞いた時は、「すごい歌詞やな、、」くらいの印象でした。今は大ファンなので、失礼な話ですね笑

次に「愛を伝えたいだとか」を聞いて、あれ?あいみょんめっちゃよくね?曲も歌詞もアレンジもカッコよくね?となりファンになりました。
「マリーゴールド」とか「今夜このまま」あたりで一気に誰もが知る大人気シンガーソングライターになった印象です。
自分はアーリーアダプターの次くらいの層やったんやなと思います。
あいみょん は、意識的にか無意識的にアーリーアダプター(特に辛い恋愛経験ありの中高生女子に刺さっていたのかな?と推察します)に確実に届く歌を作り、そこからどんどんアーリーアダプター以外の層に拡大していきました。
生々しい体験を歌っていると、同じような経験をした人がアーリーアダプターとなるので、いかに感情を吐露するような歌詞をキャッチーなメロディに乗せられるか?が人気ミュージシャンになるための肝なのかも?と思います。

②King Gnu

King Gnuを知ったきっかけは白日がラジオから流れてきて、「ボーカルすごい高い声出るすごいな!笑 曲良いし流行りそう。春風が吹くだろうすごい言いたくなる〜〜」みたいな印象でした。感想がアホ感ありますね笑

その次に飛行艇を聞いて「 飛行艇カッコよろしいな、、曲自体がいいし、この曲はスタジアムロックって感じする」と思い好きになりました。
その頃にはすでに大人気バンドであり、King Gnuの場合も自分はアーリアダプターの次かその次くらいの層やったんやなと思います。
しかし色んなライブ映像をみていても、全員のポテンシャルがぶつかり合いしてる感じが最高ですね。

③never young beach

never young beach(以降ネバヤン)は初めて聞いた時から好きなので、自分自身がアーリーアダプターの例ですかね。
僕は彼らの圧倒的な等身大感(特に歌詞)が大好きで、「しんどい〜〜とか不安や〜」みたいな気持ちをそのまま歌ってる貴重なバンドだと思っています。気持ちに修飾語を付けないというか、さらけ出している歌詞が魅力的です。
この動画の曲の「平気だよって言い聞かせるけど、なんだか焦ってしまうのさ、他愛のない君との話が僕の心締め付けてゆく」っていう歌詞とかめっちゃ良い歌詞ですよね。
僕もこういう歌作りたいな、なんの話やねん〜〜〜!

④The Bawdies

初めて聞いた時から好きで、自分自身がアーリーアダプターの例かなと。
なんやこのバンド!めちゃくちゃパーティ感あるロックンロールバンド!ライブいきて〜〜!っていう感想でした笑
同時に「ロックンロール、UKロック好きな人は好きになるやろうけど、それ以外の人にどうなんやろ?」という印象もありました。
そうこうしているうちにドラマ主題歌でMステ出演もして、さらに人気がでて、僕にとってはフェスといえば!なバンドの1つです。
早くフェスで皆で音楽を楽しめる時がきて欲しいですね。。。
とにかくワンマンもフェスも最高に楽しいバンドなので、引き続き応援しております!なんの話やねん〜〜!

⑤カネコアヤノ

初めて聞いた時から好きなので、これも自分自身がアーリーアダプターの例ですね。最初は「なんやこの女の子!めちゃくちゃワイルドに歌う瞬間あるやん!てかとがるの歌詞カッコよくね?てかいい曲多い。。。」みたいな感じですぐファンになってました笑
そこからも「ロマンス宣言のMV奥山由之や〜!ネバヤンのお別れの歌の人やん!類友ですねぇ!ライブsold outしてるんや、応援しております!」
まじで何の話やねん!

まとめ

途中から良い感じにテンションが上がっていきましたね。
マーケにおいては戦略的にアーリーアダプターに訴求する思考が大切です。でも音楽においては、逆説的ですが「自分なりの表現を追求した先に、結果としてアーリーアダプターにささる」という無自覚で自分と似てる人に訴求するプロセスが一番いいなと思います。

アーリーアダプターに訴求し、かつ継続的に活動するのであれば、音楽の場合は上記プロセス以外のやり方では続かないのでは?と思います。
最初からマーケットに合わせた音楽を作っていても楽しくないと思うので。
あくまでやりたい音楽をやることがベースにあり、スパイス程度にマーケットインの発想を取り入れるのが良いかなと思います。

ということで、海外マーケティングとミュージシャンの流行り方というと、一見関係ないと思えますが共通点があるのが面白いなと思います。
どちらもマーケティングについての話であり、また本質的な部分が共通しているからでしょうか。
クリアに整理できているわけではありませんが、好きなテーマなので書いていて楽しかったです。
最後までお読みいただきありがとうございました!