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事業開発(BizDev)に求められるスキルとは?

どうも、Acompanyの佐藤です。

今日は、すっかり認知度を得てきたと思われる「事業開発(BizDev)」について、自分なりの考えを書いておきたいと思います。
事業開発という職を経験してきた僕としては、とても面白い職種だと思いますし、今やいろんな企業が「事業開発(BizDev)」の人材を求めています。それぐらい、今の時代には市場に求められる職なのだと思います。

特に、スタートアップで新たなキャリアの可能性を考えている、営業職やコンサルタント職の方に向けて書きます。

事業開発(BizDev)に求められるスキルとは?

自分の経験をもとに、事業開発(BizDev)のスキルを考えてみます。

幅広いスキルセット

事業開発では、市場や製品が十分に確立されていないものを取り扱います。そのため、マーケティング、営業などの分業を行うことが難しく、多くのことを一人でカバーする必要があります。

実際には、チームで行なったり、分業もします。ただ、細かいレベルでは分業に限界があるので、自分で主体的に考えたり行動することが求められます。

そのため、営業職やコンサルタント職の方が事業開発になると、自分の経験した職域以上に、スキルの範囲を広げていくことが求められます

高いコミュニケーション能力

事業開発の場合、顧客はもちろんのこと、パートナー企業など様々なステークホルダーと話すことになります。また、いろんな場面でいろんな形の交渉も行うことになります。

社内に対しても、プロダクト開発などに対してフィードバックを行うためのコミュニケーションも求められます。

そのため、コミュニケーションや交渉に伴う経験値が圧倒的に増えることになります。

不確実性への耐性

スタートアップだと、想定していないことが日々発生します。というか、ほぼそういうことの繰り返しです。

経営資源は限られている、顧客から必要とされていない、思った通りに商品が売れないことなど、日常茶飯事です。

そのため、不確実性が高い環境での耐性が磨かれていくことになります。やれることとしては、行動量をスピーディに増やし、少しでもポートフォリオに厚みを持たせ、想定外のことが起こっても次に進むことです。

市場や業界の変化への対応

事業開発を進めていく中で、市場はどんどん変化していきます。そうなると、顧客ニーズも変化し、プレイヤーも増えてきます。

そのような中で、常にチューニングしながら新たなインサイトを探り、アプローチを変えていく必要があります。

コンサルタント職との違い(自分の経験として)

自分の場合、コンサルティング会社からスタートアップの事業開発への転換でした。

最初に戸惑ったのは、営業経験の無さからくる、トライ&エラーへのマインドの低さでした。市場を分析したり提案を作るのは、コンサルティング会社を経験された方は比較的得意な部分だと思うのですが、トライ&エラーで高速に顧客へ提案し、インサイトを得てまた次へいく・・・というサイクルを作るのに苦戦しました。

また、マーケティングや施策、プロダクトマネジメントなど、自分が知らない、経験したことがない領域への対応が必要になり、それらに高速でキャッチアップすることも求められました。

特に、細かい現場ノウハウのような部分については、書籍や勉強だけで得ることは難しく、自分で考えて試したり、詳しい人に教えてもらうなど、行動することで学ぶ必要がありました。

結局、自分の経験を通じて思ったのは、事業開発に必要なスキルを磨く上では、スピーディなアクションと継続的な学習に尽きる気がします。そして、それを支えるような、主体的なマインドセットでしょうか。

また、事業開発というスキルを磨こうと思うならば、そういう経験が可能な環境(スタートアップ、あるいは新規事業部門など)に身を置くしかないのかもしれないな、と思いました。

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