トラウマを乗り越えろ!
ちょうど1ヶ月くらい前のことです。
ボルダリングで壁から落ちたときにホールドに背中を強打しました。
すごいアザができて、治るのに3週間くらいかかりました。
最初の1週間は痛くて寝返りができなくて、2週間目くらいからは表面の痛みは無くなってきたんだけど、内側の痛みが残っていて、くしゃみをすると激痛が走る感じでした。
今はようやく痛みがなくなりました。
ただ、心の傷はまだ残っているんですね。
いわゆるトラウマというやつでしょうか。
トラウマというのは、強烈な痛みを伴う出来事を経験することで、同じような状況になったときに、また同じ経験をするのではないかと当時の状況がリアルに頭に浮かんで来ることです。
痛みというのは、身体的な痛みもあれば、精神的な痛みもあります。
ボルダリングでケガをした課題をリベンジしたいんですが、落ちたところに行くと、また手を滑らせて体が落ちるイメージが浮かんで来るんです。
そうなると、怖くなっちゃうんですね。
それだけ痛みが強烈だったということです。
無理はしないほうがいいですが、それでもケガした課題を何とか完登してトラウマを乗り越えたい・・・。
そう思って今日もリベンジして来ましたが、残念ながら完登までは行けませんでした。もう少し時間がかかりそうです。
ケガしたときの手前まで進めて、そこで無理をせずに身体を慣らして行くような感じでした。リハビリみたいなものですね。
今回のボルダリングのトラウマは、そんなに大したことないですが、子どもの頃に受けたトラウマによっては、自分でも気づかないうちに行動を制限していることもあるかもしれないですね。
特に昔のことだと、トラウマの出来事自体は忘れているけれど、身体は覚えているものです。そうすると、そんなに大したことない出来事のはずなのに過剰に反応してしまったりします。
トラウマがあることは悪いことではありませんが、あまりにも生きづらさを感じているようであれば、乗り越える努力をしてもいいのかもしれないですね。