感情はコントロールできるのか?
森にネコがいたので、思わず写真を撮ってしまいました。毎日noteを書くようになってから、写真を撮る機会が増えました。
さて、本題です。
感情はコントロールできるのか?
あなたはどう思いますか?
世の中にはいろんな技術や考え方があります。もしかしたら感情をコントロールする術もあるのかもしれません。感情は手段であり、目的に沿った感情を作り出す目的論という考え方もありますし。
実際に感情をコントロールすることができるのかどうかはわかりませんが、個人的にはコントロールしない方がいいのかなと思います。感情をコントロールしようとすると、コントロールできる範囲でしか感情を感じないようにしてしまうような気がするからです。
何か新しいことにチャレンジしようとすると、ワクワクもしますが、不安や怖れも感じます。大きなチャレンジほど感じる感情も大きくなります。なので、コントロールできなくなりそうな程の大きなチャレンジには手をつけないようになると思うんです。
大きな喜びの裏には、大きな不安があります。小さな恐怖の裏には小さな感動があります。好きな人をデートに誘うのは、うまくいけば大きな喜びがありますが、断られたら死にたくなるほどの辛さがあります。ただの友達だったらOKをもらえてもそれほど喜びもないし、断れてもそれほど痛みもありません。
感情をコントロールしようとすると、好きな人に声をかけないとか、新たなチャレンジをしないというのがベストな選択になります。
感情をコントロールするという意味では、慣れ親しんだ仕事をこなしていくのがいちばん安定します。
感情をコントロールしたいというのは、要はネガティブな感情を感じたくないということだと思います。ネガティブな感情はなるべく感じないで、ポジティブな感情はいっぱい感じたい。こういうことではないでしょうか。
ただ、感情はそんなに都合よくできていません。感情は振り子のようなものです。片方には大きく振れるけど、もう片方には小さくしか触れないというわけにはいかないんです。
小さくしか振れないと、もう片方にも小さくしか振れません。そうこうしているうちに心が小さくしか振れなくなってしまいます。気持ちは安定するかもしれませんが、人はわがままなもので、今度は退屈という感情が出てきます。
この感情はOK、この感情はダメ、こうやって感情にジャッジをするのが良くないと思います。ネガティブな感情はなるべくなら感じたくないけれど、決して感じてはいけない感情ではないんです。
せっかく生きているのだから、むしろ振り子の振り幅を大きくしていく方が、人生はおもしろくなると思います。
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