見出し画像

ご縁があるからこそ人を嫌いになれます

人を嫌いになれるのはご縁があるからです。
ご縁がなければそもそも出会いません。

世界には80億人もの人がいます。
その中から実際に出会えるのはほんのわずかです。
出会えるというだけでご縁があるということです。

もう少しいうと、一言二言話す程度の出会いであれば、その人のことを嫌いにならないと思います。嫌いになるというのは、その人のことをそれなりにわかってきたからこそです。

ということは、人を嫌いになれるって、かなりのご縁がないとできないことなんです。こう考えると、人を嫌いになれるというのは、意外とすばらしいことかもしれません。

僕は、すべてのご縁は必要だから起きていると信じています。
不必要な出会いはないんです。
嫌いな人との出会いも必要なんです。

人を嫌いになるというのは、価値観が違うということです。
価値観というのは、簡単にいうと好き嫌いのことです。

「あぁ、自分はこういう人が嫌いなんだなぁ」
嫌いな人というのは、こうやって自分の価値観を教えてくれる人なんです。

自己理解を深めるって大切です。
自分の好きなことがわからない人って、結構いると思います。
そういう人でも、嫌いなことならすぐにわかるものです。

嫌いの裏返しは好きなことになります。
人を邪険に扱う人のことを嫌いになるとしたら、そこには人間関係を大切にしたいという価値観が隠れています。

自己中心的な人のことが嫌いだとしたら、人と調和することに価値を感じているということです。

嫌いな人との出会いにもちゃんと意味があるんです。
きっと何かを教えてくれる役割のようなものがあって、それを学ぶために出会います。

「人を邪険に扱うとこんな嫌な気持ちになるんだよ」
嫌いな人はそんなことを教えてくれているんです。
嫌いな人を無理して好きにならなくても大丈夫です。

おかげさまで自分の価値観をひとつ知ることができました。
こう思えれば嫌いな人のことも、あまり気にならなくなるかもしれません。

すべての出会いはご縁です。
どんなご縁にも意味はあります。
人を好きになるのも嫌いになるのもご縁があるからこそです。

あなたの人生はこれからもたくさんのご縁があります。
嫌いな人にも出会うと思います。

人を嫌いになれるほど深いご縁なんだなぁって考えてみてください。
きっと、嫌いな人との出会いも貴重なものだって思えてきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?