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心配性のあなたへ:「心配」って、「心配り」から生まれたんだってさ

人事系の文献を読んでいた時、そのタイトルに頭が「?」になった。

むしろ、心配をしよう

ん? どゆこと?

と思って、
改めて読み直してみると、違った。

むしろ、心配りをしよう

「心配り」を「心配」と誤読していたようだ。

こちらが、該当箇所

ところで、
いままで気に留めなかったけど 「心配」と「心配り」って、一文字違いなんですね。

調べてみると、「心配」は江戸時代に「心配り」の和製漢語として使われはじめたらしい。

へ〜!「心配」は、「心配り」から派生した言葉だったのか。

「心配り」を辞書で調べてみる。

深く考えて気を配ること。細かい点にまで注意を払った思いやりのこと。

「心配」も辞書で調べてみる。

物事の先行きなどを気にして、心を悩ますこと。また、そのさま。気がかり。

つまり「心配り」には、配る先の相手(あるいは対象物)がいる。
一方で「心配」は、自分の中で起きている現象だ。

本来はひとつの言葉だったのだから、

自分の中に湧き出た心配ごとフックに、相手(対象物)のために何かしら働きがける所までひっくるめて 「心配」ってことなのかもしれません。知らんけど。

いずれにせよ、
心配を一人で抱えているのは、心身に悪いし、先にも進まないので、

「心配」ごとがあるときは、相手(対象物)のために出来ることを考えて行動すべし。

ということが大事ですね。

それに、「心配」は、もともと「心配り」なんだと思えば、少し気が安らぐような気もする。

心配するということは、誰か(何か)への思いやり(気配り)に繋がるのだ。

仕事中に、まさかの気づきを得た。

この気づき、
心配性で心優しいあなたに、どうか届きますように!

= お わ り =

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