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うつくしい瞬間には、名前がある

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日本には脈々と受け継がれてきた「うつくしい言葉」がたくさんある。日々のうつくしい瞬間を、うつくしい言葉と共に愛でる。この素敵な日本文化を未来につないでいけますように。
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記事一覧

美しい瞬間には、名前がある。 〜月編〜

季語の世界で「月」といえば、「秋の月」を意味する。 空気が澄んで空がうつくしく見える秋に…

ブラレイコ
8か月前
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秋めく🍂

この「めく」という表現がすき。
断定しない、言い切らない。 ある種の曖昧さがのこる表現。
「秋めく」は、秋ではない。けど、少しずつ秋に近づいている小さな変化に目をむけた言葉。
「秋っぽい」「秋のような」「秋らしい」「秋じみた」 より、断然「秋めく」の方がうつくしい。

ブラレイコ
8か月前
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移り気でも、最後は「しがみつく」。 紫陽花の「執念」に心動いた日。

この季節になると、たくさんの紫陽花を目にする。 自宅から駅までの道のりに、これほどの紫陽…

ブラレイコ
11か月前
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美しい瞬間には、名前がある。 〜雨編〜

雨の日が続いている。 あなたにとって「雨」はネガティブなものですか? それともポジティブな…

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美しい瞬間には、名前がある。 〜桜編〜

街角を歩く見知らぬ人同士が、目の前にある美しい景色を眺めて、幸せな気持ちになる。そんなピ…

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勝手気ままな「詩歌」で振り返る、2020秋の日常

日常のワンシーンを切り取って、歌を詠むのが好きだ。 と言っても、俳句も短歌も習ったことは…

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勝手気ままな「詩歌」で振り返る、2020春夏の日常

日常のワンシーンを切り取って、歌を詠むのが好きだ。 と言っても、俳句も短歌も習ったことはなく、素人の勝手気ままな自己満足の歌だけど。 これは、亡くなった祖母の影響。祖母は、国語の先生であり、歌人でもあった。生前たくさんの歌を詠んでいた。 そんな祖母が愛したことを、わたしは時々真似したくなる。 この春夏、わたしたちの日常は大きく変化した。 しかし、振り返れば、素敵な日常はちゃんと存在していて、 たくさんの花を見て美しいと思ったし、たくさん勝手気ままに歌を詠んでいた。 今

「好日日記」が教えてくれた、季節の中で一瞬の今を生きるということ

朝起きて、窓を開ける。スーッと気持ちよの良い風が通り抜けた。普段のムシムシした空気とは一…

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