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『小笠原諸島”1週間旅”での御食事解』

自炊しか食べられないれいちゃん
小笠原での5日間どう生き延びた?

おはようございます。
昨日、自動販売機を見ている時に思ったんですよ。正確に言えば、自動販売機の横の○口のゴミ箱を見ていた時です。

缶ビン
二足の草鞋。
ペットボトル一本締め。

丸い入れ口が2つ
しかもよく見るスタイルが"缶&ペットボトル”のバディーです。

今まで、午後の紅茶を飲んだ時はペットボトル入れへ。ネクターを飲んで体の中が桃一色になった時は缶のたまり場へ。これが世の環境の為に必要不可欠と言われる”分別”ってやつです。

しかし、昨日目を凝らして見たんですよ。2度見でも見返り美人でもありません。7回は見ました。中の袋は1枚でした。これは…ズボンと逆スタイル。入り口は2つ、出口は1つ。

分別の...意味は....あるのか.....”と。

震えました。下記のイラストのようです。驚きすぎて性別も変わってしまっているれいちゃん君です。

ゴミ箱が…そもそもない…

果たして分別の意味はあるのだろうか。自動販売機のゴミ箱に疑念を抱かざるを得なくなった夏の日記を共有したまでです。

そんな本日のテーマといたしましては…

入口が2つに出口が1つ。
全く関係がないとも言い切れず、八方塞がりに閉じ込められるという観点ではやや通じるところもあるかもしれません。

以前のnoteの続編。
【小笠原諸島”1週間旅”での御食事解】です。

目次
◇小笠原諸島旅とれいちゃんの御食事解の相性は最悪

◇実際にれいちゃんの胃袋を支えた島内ありがとうグルメ

◇旅グルメのまとめ、それからこのnoteを読む方々へ。
れいちゃんとogasawara。
果たして和解できるのか。

◇小笠原諸島旅とれいちゃんの御食事解の相性は最悪

1週間というと長いな、と感じる方もいるかもしれませんが、『小笠原諸島に旅行をすると決め、その旨を周囲の人間に宣誓した時点で”1週間”という日数設定は有無を言わさず決められてしまうのです

なんたって小笠原諸島と日本列島正式本当諸国を往復する船”おがさわら丸”は週1便しか運航しないのですから。

島で泊まった旅館のおばちゃんが言っていました。
Amazonで注文したら全員同じ日に届くってことよ”もはや日時指定便なんてものとは無縁ですね。

日数の他にも小笠原諸島を御見参する上ではいくつかの御心得がありまして。下記のnoteでも御紹介しましたが、御心得部分のみ抜粋してお伝えします。

小笠原諸島へ旅に行くという事は

朝11:00竹芝桟橋発の”おがさわら丸”という船に乗るという事である

◇有無を言わさず24時間船に乗り続ける事である。(到着は翌日15:00)

◇上記ゆえに24時間wi-fiとはおさらば生活を送るという事である。

◇有無を言わさず1週間島に居続けるということである。(船は週に一便)

◇1週間360°青すぎる海を否が応でも見続ける事である。
2日移動なので実質的
島滞在時間は5日間ですね。

少しはこの東京都内とはいえ、壮大ともいえる旅のイメージがついてきたところでしょうか。

先ほど載せた前回のnoteでは1週間旅の、いわば前座ともいえる”24時間船旅”での【御食事解を御紹介いたしました。

船内のグルメスポットや、自動販売機の値段や船内に持ち込むべき御品の数々。情報としてはもう有用でしかない。見るしかない。ってやつです(自過剰)

今回は、見事に島に上陸したれいちゃん。
『島内で5日間何を食べたのか、というかそもそも食べるものはあったのか』
等々、疑問に思った方もいらっしゃると思いますので。

自炊しか食べられないれいちゃん。
小笠原での5日間どう生き延びた?』

について書いて参りたいと思います!

こうしたnoteを書くにあたっての背景とも言える
れいちゃんの【御食事解】のポイントは2つ

其の壱:自炊以外のご飯をなかなか食べられません。
其の弐:人と食事ができません。ご了承ください。
キッチンと一緒に
常に移動したい

圧倒的に旅に不向き。かつ唯一無二で個性的な人格を持つれいちゃん。どうあがいても、駄々を捏ねても普段自炊をするれいちゃん邸宅には1週間生き抜かねば変えることはできない状況です。

島との相性は最悪です。

(ちなみに私の御食事解についての解説は以下noteをご参照ください)

こうして、マッチング率は0%にも満たずもはやマイナスなのではないかという疑問の中ではありますが。

次章では【れいちゃんの胃袋を支えた島内ありがとうグルメ】をお伝えしていきます。

◇れいちゃんの胃袋を支えた島内ありがとうグルメ

島内ではおそらく美味しい飲食店が沢山です。海に囲まれてきっと美味しいお魚が沢山獲れるんだと思います。

ツアーで釣ったお魚を持ち込んだら捌いて調理してくれるサービスを行っているお店もちらほら見かけました。

みんなが捌いたお魚を小骨を取る重労働に追われている中、れいちゃんはテイクアウトやスーパーで購入したものをいただきつつ生き抜いていました。スーパーではカロリーメイトやヨーグルトを細々といただいておりましたので写真に収めるまでもなく…。

テイクアウトやカフェの店内でのグルメやお飲み物を御紹介しますね。

島内ありがとうグルメの逸品
◇初めまして。パッションフルーツヨーグルト【cafe HALE】

◇島の島寿司。島で食う。
【KONAMONOYA リュウ天】

◇なぜそこにニワトリ?おやつのレモンマフィン【USK COFFEE】

◇名物ウミガメ初実食。島トマトも御一緒に。
【茶里亭】

◇ウミガメの再来!店ごとを楽しんで。
【ハートロックカフェ】

◇味は忘れたが店内は非常に愉快愉快。
【曼荼羅COFFEE】

◇宿のおばちゃんの『切り干し大根』
【のあ】
意外と島内名物食べれたのは
嬉しかったな。

◇初めまして。パッションフルーツヨーグルト【cafe HALE】

船を降りまして。すぐに生協とスーパーが見えまして。見えましたらもうあなたの視界には【cafe HALE】が入っております!

港から1分もかかりません。おそらく、13秒くらいです。24時間の超絶長旅を終えて島に到着したら速攻向かいましょう。

テラスもあります。
カフェ兼喫茶店という感じでしょうか。
器用ですね。

店内には結構お客さんがひしめき合っていて、なかなかこの角度の写真しか撮ることが出来なかったれいちゃん。御勘弁を。

”小笠原諸島では島フルーツが豊富”となぜか予備知識を兼ね備えての出航だったので、”島パッションフルーツ”と記載されたお品書きをれいちゃんは見逃しませんでした。温暖な気候に育まれたフルーツ、八百屋の小娘としては見逃せないポイントです。

ヨーグルトくらいなら外食できるかも…と思い。店員さんに量を確認して食べられそうだったので注文しました。

ソース量の主導権
れいちゃんにあり。

ソースも別添えにしてくれるので自分で調整しながらいただきました。

甘酸っぱくて、つぶつぶの周りのジュレ?が弾けた時の食感がすごく美味しくてヨーグルトとぴったりでした。秋でしたが、夏かと錯覚しました。

ちなみに店内は南国のお洒落カフェといった感じで、ここでバイトをすることはスタバでバイトをすること並みにハードルが高そうだなと思った陰キャれいちゃんでした。

◇島の島寿司。島で食う。【KONAMONOYA リュウ天】

島の寿司だから島寿司。種も仕掛けもございません。醤油漬けしたお魚で作ったお寿司でTHE・名物と言ったところでしょうか。

しかし、どこのお店のメニューをSNSで見てもかなり量が多くて。

”いやあ、今世で島寿司を食べることは難しいのかもしれない”と絶望に打ちひしがれていたれいちゃん。生まれ変わった先の相手に望みを託そうとしていたその時です。

島寿司 1パック4貫”の文字を見つけたれいちゃん。

反対車線を自転車で走行していましたが、交通ルールを若干無視して道路を横切りました。奇跡の瞬間です。女神が舞い降りました。

出校日限定のテイクアウトという事で、島を出る直前に。2度目の24時間の監獄船旅の前に食す、最後の晩餐として名乗り出てくれたのでした。

内容量:4貫
砂浜のベンチで。
海を見ながら寿司。
魚いなくてよかった。

ちなみにテイクアウトする際に、リュウ天の女将さんと少しお話しましたが快く店内の写真を撮らせてくださって。とっても優しそうな方でした。

ぼっち様向けカウンターも完備。

お魚にしっかりとしょうゆ漬けされた味が染み込んでいて。ご飯との相性が大抜群ホームランでした☆

◇なぜそこにニワトリ?おやつのレモンマフィン【USK COFFEE】

反射する撮影中の
れいちゃん様
ひょっこりひょうたんじ~ま。
じゃないよん

USK COFFEEに向かうにあたっての一番の”おもひで”それは坂道です

乃木坂46・櫻坂46。そういう事ではありません。ちなみに握手会は何度も1人で行った程の生粋のファンでした。しかしそういう事ではありません。

港や飲食店街とは少し離れた場所にあるUSK COFFEE。バスや原付だと10分程ですが、れいちゃんが行使したのは自転車という小技。幾多の車と原付が通り過ぎる中、30分間坂道という坂道を必死に漕いで漕いで漕ぎまくりました。

色々違う画像。

たどり着いた先で自転車を止めたら店員のお姉さんに驚かれました。自転車で来る小娘はなかなかいないそうです。

何を飲んだかは忘れたけど
自転車旅を忘れる美味さだった。
ベンチに座った視線の先には…
君も坂道を登ったのか?

ニワトリもいます。ニワトリ好きの方も生きやすいかと思います。

写真撮る時、開けるね!と
優しい店員さん。

島レモンというほどレモンが有名なOGASAWARA。レモンマフィンというワードがれいちゃんの心に突き刺さりました。迷いに迷って…テイクアウトをして相変わらず海岸で半分いただきました。

チャリンコ坂道選手権に自身のある方。
ニワトリマニアの方。是非是非行ってみてくださいね。

◇名物ウミガメ初実食。島トマトも御一緒に。【茶里亭】

カフェやコーヒー屋さんは一丁前に行くことが出来ましたが。居酒屋やがっつり食事系の飲食店はなかなか難しいところ。ですが、コロナウイルスの影響もあってか夜メニューをテイクアウトできるお店もちらほら。

テイクアウトでも”出来れば少な目で…”とかなりワガママな御要望をお持ちのれいちゃんにすごく丁寧に対応してくださったのが”茶里亭”

バイトのにいちゃん”少な目”などしっかりメモしてくれて、本当に御礼すぎます…。

SNSでテイクアウトメニューを発信してくださっているので事前にメニューを決めていけるのも嬉しいポインツですね。

カキフライは3人で。
カニクリは2人でお召し上がり下さい。

テイクアウトしたのはこちらの2品。
島トマト”と”ウミガメの煮込み”です。

甘すぎてチョコかと思った。

甘っ!と思わず口にして立ち上がるくらいに結構感動する味でした。

そしてもう一品はウミガメの煮込みです。
正確には”ウミガメの煮込み(少な目で)”です。

見た目で人を判断してはいけません。
あ、亀です。

ウミガメ?と顔をしかめる方もいるでしょうが、れいちゃんは無視して通過しますね。まるでバイトの初出勤で”なるべくオーダーを受けないようにお客さんを見ない作戦”を決行してる時のようです。

ウミガメは刺身と煮込みが主な試食形態らしいのですが、煮込みがかなり独特な味ということで肝っ玉れいちゃんは迷わず煮込みを注文

貝のような弾力のある食感と独特の油の感じがかなり好きでした。れいちゃん。結構珍味が好きな女の子です。

柔軟に優しく対応してくれた茶里亭のメガネのバイトの兄ちゃん。ありがとうございました。れいちゃんの恩返し、いつかしたいです。

◇ウミガメの再来!店ごとを楽しんで。【ハートロックカフェ】

前日に茶里亭さんで初めてのウミガメ記念日を満喫したれいちゃん。なんと2度目の正直の到来は想像以上に早く。翌日の晩御飯もウミガメテイクアウトをエンジョイしたのでした。

店舗ごとに、味が少しづつ違うと聞いていたので比較を楽しもうと思いやってきたのが【ハートロックカフェ】です。

人見知りで中々心を開けない。心にロックをかけているれいちゃんの性格を店名にしたのですかと聞きたくなってしまいます。

しかし!そんなカフェの可愛らしい名前かとは一転。ワイルドな店主がウミガメを自ら獲って煮込み作るとのこと。

何が入っているかは本当に分からない。
しかし美味しいのは確か。

ハートロックカフェさんの煮込みの方が、茶里亭さんと比較して油感が強かった気がします。ちょっと記憶曖昧です。

◇味は忘れたが店内は非常に愉快愉快。【曼荼羅COFFEE】

土日は1時間多く寝よう。
クッキーですね。
しかし手前にはなぜかお米も販売。

グルメ、というよりお店にいたお客さんと店員さんがあまりにも印象的だった【曼荼羅 COFFEE】。終始笑いっぱなしのひとときでしたが、奇しくも初来店は出航日。再訪するチャンスがなかったことが心残り。人が良い。この言葉に尽くお店です。

一度旅行で小笠原諸島を訪れた後、気づいたら移住してカフェを開いていたという店主さん。んなわけあるかいっ。

メニュー名もお洒落なカフェ。
だからこそコメ販売が謎。
COFFEEはブラックです。
”ミルク砂糖なしで”常套句です。

コーヒーを頂いたのですが、まあ愉快愉快な島の兄ちゃんたちが話題を振ってくれて吹き出しそうでした。ぐっとこらえてしっかり飲み切ります。

笑わされてもしっかりドリンクを飲み切れる方にはもってこいのカフェです。

◇宿のおばちゃんの『切り干し大根』 【のあ】

黄色の外観を目指せ!
と最初は言い聞かせて行動。
旅から帰ってきて最初に作ったのは
切り干し大根。

涙なしにはこの”切り干し大根”については語れません。間違いなくありがとうグルメにふさわしい思い出の味です。

れいちゃんが5日間の旅でお世話になったのは【のあ】という宿。おじいちゃんとおばあちゃんが2人でやっている宿で1組しか受け入れていないというプレミア感。

素泊まりしか難しいれいちゃんを少し心配しながらも、スーパー用のエコバッグを貸してくれたり。ツアーにも参加しないという怪しすぎる旅人小娘を島一周ドライブに連れて行ってくれたり

山みたいなところに
一緒に登ったのも思い出。
見える島の説明もしてくれた。

そんな中でとある日の夜。
切り干し大根、少し残っているけど食べる??”とおばあちゃん。もちろんいただきました。

”ただの家庭の味だけど…”なんていう言葉は食べた瞬間に嘘だと気が付きました。美味しい。あのおばあちゃんにしか出せない味です。

旅の最後に『船からこのハイビスカスを振ってね、見つけるから』と言ってくれたおばあちゃん。

目が悪い中でもしっかり探してくれたのが嬉しかったです。次泊まる時は”2食付きで”で行けたらいいな。

振りすぎて
ハイビスカスもお疲れだった。

◇旅グルメのまとめ、それからこのnoteを読む方へ。

旅に行く前は、というか旅に出て24時間の船旅の間中もずっと。果たして5日間の食事はどうなる事やら…。とすごく心配ででした。

頭の中は食事のことでいっぱい。当たり前ですが行ったことのない環境なので片っ端から飲食店を調べたり、営業時間やテイクアウトメニューを見て食べられそうなものを確認したり。

島の名産グルメはさすがに食べるのは夢かなあなんて心配もしていましたが…島トマトに島寿司。ウミガメまで。結構グルメも満喫出来ちゃいました。

やっぱり意外と何とかなる。少なめの島グルメもそう多くはないけどあるし、柔軟に対応してくれる方も少なからずいます。

なかなか個性的なれいちゃんと似た御食事解をお持ちの方に少しでも小笠原諸島旅への不安がなくなればいいなあなんて思います。

最後に、ありがとうグルメのダイジェストを載せてお暇としましょう。参考になれば、不安の解消に繋がれば嬉しいです。

【島内ありがとうグルメの逸品】
◇初めまして。パッションフルーツヨーグルト【cafe HALE】

◇島の島寿司。島で食う。
【KONAMONOYA リュウ天】

◇なぜそこにニワトリ?おやつのレモンマフィン【USK COFFEE】

◇名物ウミガメ初実食。島トマトも御一緒に。
【茶里亭】

◇ウミガメの再来!店ごとを楽しんで。
【ハートロックカフェ】

◇味は忘れたが店内は非常に愉快愉快。
【曼荼羅COFFEE】

◇宿のおばちゃんの『切り干し大根』
【のあ】
思い出した順です。

ではでは、またれいちゃんのぼっち飯note覗きに来てくださいね。心から、お待ちしております。

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