PhD 留学 オンライン面接の対策
こんにちは、ひかりです。
PhD 留学では、書類選考の後に Interview (面接)が課されていることが多いかと思いますが、本記事では筆者が行った Interview 対策についてご紹介します。ちなみに本 Interview はイギリスのとある大学院の入学に向けたものです。
国ごとの違い等もあるかもしれませんが、お役に立てれば幸いです。
形式
まずはじめに、筆者が受けた今回の Interview は、オンラインで行われました。
内容としては、8 分の PPT を用いたプレゼンテーションと、続く質疑応答の計 30 分で構成されていました。
また、プレゼンテーションの内容については、あらかじめ下記のような要求がありました。
COVID で影響を受けた学生のことも配慮されるようですが、基本的にこれまでに行ってきた研究について発表してくださいとのことでした。
スライドの作成
筆者はまず、スライドづくりに取り組みました。
これまでの研究についてスライドを用意してください、とのことだったので、形式通り、8 分に収まるようなスライドの作成をしました。
必ずしも自分の背景と近い人が面接官となるわけではないため、基本的なバックグラウンドから含め、誰にでもわかるような発表にすることが望ましいですが、8 分でまとめるのは大変でした…。
想定質問と回答の準備
Interview では、自分の発表に関する質問と General Questions が聞かれるということだったので、あらかじめ受ける質問を想定し、回答を作っておくことにしました。
特に英語での General Questions に対してはアイディアを用意していないと、パニックになってしまうかもしれないため、リストを作り、ある程度の答えを用意しておくことがおすすめです。
リハーサルをお願いする
Interview は、相手がいて成り立つものであるため、人を巻き込んだ実践的な練習も大切です。
実は筆者は Interview の案内を受けたその日に、似たような経験を持つ先輩方や留学先の Potential Supervisor に Interview のリハーサルをお願いしました。
もちろんこうした方々が周りにいるのは本当に恵まれている環境でしたが、留学先の先生方や留学先の研究室の先輩などに連絡を取ってみると意外と快諾をしてくださるので、おすすめです。
※留学先の先生方が入試の選考委員に入っている場合は断られることがあります。
パネルの先生方の Background を調べる
続いて筆者は、スライドの内容が十分に伝わるかどうか、あるいはどういった類の質問が来るか予想するために、パネルの先生方の Background を調べました。特に研究に関する部分では、全く異なる分野の先生から、自分では考えもしなかった視点から質問が飛んでくる可能性もあります。したがって、おおまかな研究分野だけでも調べておくと良いでしょう。
Web ミーティングソフトに慣れておく
オンライン面接の場合、場合によっては、普段自分が使い慣れているソフトではないソフトを指定されることがあるので、事前に使い慣れておくことが大事です。筆者は zoom は使いこなせている(?)気がしますが、本 Interview では Google Meet を指定されたため、友人などにお願いして、操作の練習をしました。特に、画面共有の仕方、発表者ツールの使い方、字幕の付け方については知っておくことが大事です。
また、少しでも印象をよくするためには、目線も大切です。筆者は画面のあちこちを見ながらスクリーンショットを撮り、どこを見ているときが一番良い印象を与えらえるか考察していました笑
最後に
厳しい書類選考を通り抜けた先にある面接は、出願者の魅力を精一杯見せられる場所です。面接まで来れば合格まではあと一歩。十分な準備をして臨み、Offer を勝ち取ってください!
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