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柚木怜【著書の案内と、自己紹介もかねて】

 こちらでは柚木怜の著書を最新刊から過去の作品まで、当時の話なども交えて、紹介していきます。

柚木怜 プロフィール

京都出身、東京在住。1976年生まれ。
23歳の頃よりフリーライターとして、週刊誌を中心に記事を執筆。30歳の時、週刊大衆にて、初の官能小説『白衣の濡れ天使』を連載開始(のちに文庫化されて『惑わせ天使』と改題)。


著書
『惑わせ天使』(双葉社)
『おまつり』(一篇「恋人つなぎ」 双葉社)
『ぬくもり』(一篇「リフレイン」 双葉社)
『初体験』(一篇「制服のシンデレラ」葉山れい名義 双葉社)
『明君のお母さんと僕』(匠芸社・シトラス文庫)
『お向かいさんは僕の先生』(匠芸社・シトラス文庫)
『キウイ基地ーポルノ女優と過ごした夏』(匠芸社・シトラス文庫)
『邪淫の蛇ー女教師・白木麗奈の失踪事件 堕天調教編』(匠芸社・シトラス文庫)
『邪淫の蛇 夢幻快楽編』(匠芸社・シトラス文庫)
『姉枕』(匠芸社・シトラス文庫)

(過去の)主な連載
『白衣の濡れ天使』(週刊大衆)
『ご奉仕探偵・善太』(日刊スポーツ)
『ご奉仕探偵・仁太』(日刊スポーツ)
『夢説き係長』(日刊スポーツ)
『明君のお母さんと僕』(ぶんか社)
『お向かいさんは僕の先生』(ぶんか社)

【2024年発売】

2024年4月5日発売
姉枕(匠芸社・シトラス文庫)


モデル ちづ姉さん

作品紹介

生まれた時から父はおらず、飲んだくれのふしだらな母は、愛人の家に入り浸りで子どもの待つ家にはたまにしか帰ってこない。そんな家庭環境で育った春吉は幼少期に、五歳年上の姉・夏子が「してくれたこと」をずっと忘れられないでいた。

『明君のお母さんと僕』『お向かいさんは僕の先生』などノスタルジー溢れるポルノ小説でおなじみの、郷愁の官能作家・柚木怜が綴る──貧しい生活の中でも逞しく生きようとする、姉弟の禁断性愛ストーリー。

試し読みはこちらから



【2023年発売】

2023年12月22日発売
邪淫の蛇 夢幻快楽編(匠芸社・シトラス文庫)

作品紹介

 今宵もまた〝魔の夜〟が始まろうとしていた。
 品行方正をモットーに生きてきた高校の女教師・白木麗奈と、優等生で神秘的な美しさを持つ女学生・天沢瑠璃。
 二人のヒロインは夜な夜な教室に突如現れる、男性教師や男子学生たちの性の生贄となり、おぞましくも淫らなSEX拷問を受けていた。
 目隠し輪姦、馬跳び浣腸、一升瓶に詰められた浮浪者の腐敗ザーメンを子宮に流し込まれるなど、前編をはるかに上回る過激な調教の数々。
 そして、心とは裏腹にむごいことをされるほど感じてしまう、呪われた邪淫の血。
 鬼畜紳士&ドM淑女のみ必読! 
 郷愁の官能作家 柚木怜が描くエロティック・バイオレンス奇譚。

※「邪淫の蛇 女教師・白木麗奈の失踪事件 堕天調教編」の続編となりますが、本編だけでも楽しめる内容となっております。

邪淫の蛇 夢幻快楽編 PV(YouTubeチャンネル『ちづ姉さんのアトリエ』より)



2023年10月13日発売
邪淫の蛇 女教師・白木麗奈の失踪事件 堕天調教編(匠芸社・シトラス文庫)

作品紹介

京都の公立高校に勤務する新任教師の白木麗奈は、夏の休暇を利用して、元家庭教師の関陽子とともに、奥吉野の山中にある秘湯を探しに出かけた。その道中の河原で、蛇と性交する女子高生を目撃してしまう。これは夢か現実か……。
郷愁の性愛作家・柚木怜が新たな境地に挑んだ異世界のエロティック奇譚。

CM動画「【官能朗読】ちづ姉さんのアトリエ」より


2023年6月23日発売
キウイ基地ーポルノ女優と過ごした夏(匠芸社・シトラス文庫)

作品紹介
裏山の秘密基地の中で二人きり。ふいに利香子さんが振り返って、瞳を覗き込むように見つめてきた。祐介の心臓がトクンと鳴った。利香子さんの一重の瞳が妖しく光り、潤んでいた。「祐介……これ、なあに?」
──昭和六十年の夏。高校受験に失敗した十六歳の青年と、アッケラカンとした巨乳のポルノ女優が繰り広げる、汗と性欲まみれのひと夏の経験。
家の離れで見た祖父と母親の近親相姦・二人で観に行った場末のピンク映画・裏ビデオに残っていた陵辱の二穴姦……『明君のお母さんと僕』『お向かいさんは僕の先生』に続く、青年と年上女性の性愛を描いた、柚木怜の叙情的官能小説、第三弾! 

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2023年発売の上記三本に関するお話はこちらから。


【2022年発売】

2022年12月30日発売
お向かいさんは僕の先生(シトラス文庫・匠芸社)

作品紹介
14歳の従妹と裏山で秘密の行為を楽しむ僕は、17歳の夏、お向かいさんに小学校時代の担任の女教師が嫁いできたことを知る。初恋の人でもあった早坂香里先生は、眼鏡にポニーテールの真面目な先生だったけど、いまは人妻で、夜は旦那さんと不道徳すぎる変態行為に耽っていた! 日本の古き良き田舎を舞台にした、郷愁のポルノ小説。

試し読みはこちらから


2022年1月7日発売
明君のお母さんと僕(シトラス文庫・匠芸社)

作品紹介
中学2年生の夏、唯一の親友だった「明君」が交通事故で亡くなった。言葉にならない喪失感と日々感じる疎外感に苦しんでいた僕だったが、明君のいなくなった家を訪れて、明君のお母さんと互いの寂しさを埋め合うように、禁断の行為に溺れていく。昭和の夏の、団地で、繰り広げられる擬似的な母子相姦ストーリー。

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著者コメント

「明君のお母さんと僕」「お向かいさんは僕の先生」の2作品は、もともと2008年頃に、ぶんか社の雑誌(おぼろげですが、『人妻本当にあったエッチな話』)で、連載していたものです。
 ただ、現在発売中の同タイトルのものとは内容もかなり違います。

 いまもそうなのですが、自分は23歳の頃からフリーランスの記者として、週刊誌を中心に原稿を書いて、生計を立てております。
 官能小説を書いたキッカケは後述しますが──基本的に自分は記者であって、雑誌で連載する官能小説も〝記事原稿〟のひとつとして考えておりました。お金のため、またはライターとしてハクをつけるための、1ジャンルでした。

 その気持ちが変わったのは、2019年の秋頃でした。
 23歳の頃からフリーライターを始めて、ちょうど20年。ほぼ毎日、取材に出かけては原稿を書く、ひたすらこれを繰り返しているなか、記者駆け出しの頃から仲良くさせてもらっている、ある大御所の漫画家の先生宅に遊びに行った時でした。
 この先生とも20年ぐらいの付き合いになるので、エロ話、バカ話で盛り上がっていると、
「ちょっと、これ読んでよ」
 と、ひとつの漫画原稿を見せてもらいました。
 先生の作風とはまったく違うもので、正直、「なんだ、これ?」と思いました。なんとも変わった世界観の物語で、好きな人は好きそうだけど、一般受けはしないだろうと、思えるものでした。
 なんですか、これ?
「面白くない? 俺、本当はそういう漫画を描きたかったんだよ。ずっと昔から、こそこそ描いていてさ。最近、自分のブログを始めたから、そこにちょこちょこ掲載もしているんだ」
 嬉しそうに語りだしたのです。
 漫画の世界では一時代を築いた人なので、これは単に遊びで描いているんだろうな。それにしては、もったいない。出版社が求めているものを書けば金になるのに、どうしてこんな金にもならない趣味の漫画を書く必要があるのだろう。時間と労力、才能の無駄遣いだ、と。
 すると、先生にこう言われたのです。
「君も20年ライターをやっているなら、そろそろ自分の書きたいものを書いたほうがいい。そうじゃないと、もったいないぞ」
 もったいない? 先にも話した通り、金にならないことをするのはもったいない、と考えていた自分は、その言葉の意味がまったく理解できませんでした。先生は、こう続けました。
「ずっと同じような雑誌で、同じような記事ばかりを書いているだろ? そういう状況が続くと、良くも悪くも、こなれてくるんだよ。文章も似たようなものばかりになって、表現力も想像力も、それ以上は伸びない。自分の中で新しい発見がなくなってくるんだ。いまは出版社が求めるものを書けているから、使ってもらえるんだろうけど、そのうち、自分が苦しくなってくるぞ」
 当時の自分の、心の底で溜まっていたものを強引に掘り起こされたようなアドバイスでした。
 というのも、自分では気づかないふりをしていただけで、本当は「物を書く」という仕事に、この頃から、若干の疲れを感じていたからです。
 もともとは、書くことが好きで始めたライター業が、幸運にも本職となり、それなりに裕福な生活も送れるようになり、成功しているといっていいはずなのに、時々、原稿を書くのが億劫になる。どんな原稿であろうと、「まあ、この表現でいけるな」「この部分は、この一文を挟めば、まとまるだろ」というように、自分の中でマニュアルのようなものが完成していて、書いていて、面白くない……。ライターを始めた頃は、何度も自分の記事を読み返して反省したり、悦に浸ったりしていたのに、いつの間にか、掲載誌もほとんど読まなくなった。
「俺もそういう時期があったんだよ。で、本人がそう思い始めると、仕事で書いている漫画も、面白くなくなってくるんだよな。負の連鎖だよ。これは良くない、と思った時、俺は先輩に教えてもらったんだよ。『仕事とは関係なく、自分の好きなものを書く時間を作ったほうがいい』って。本当に自分が書きたかったものを書くことで、書きたい気持ちが戻ってくるよって。しかも、好きなものを書いていると、いままで思いつかなかった新しい表現なんかも生まれたりするんだよ」
 こう言われた時、真っ先に頭に浮かんだのが、官能小説でした。かつて雑誌の連載で、金のために書いていたあの官能小説を、今度は仕事抜きに、自分が書きたいように、自分の好きな世界観で、書き直してみたい。
 
 とくに「明君のお母さんと僕」は、最初、自分の構想では主人公が14歳の男子中学生だったものの、未成年は扱えないという雑誌のコンプライアンスによって、成人した男性が、かつての親友のお母さんと…という内容にせざるを得ませんでした(仕事なので、そのことには何の不満はなかったし、読者も14歳のガキの話よりも、成人男性が主人公のほうが共感もしやすい)。
 だけど、雑誌の仕事ではなく、単に自分の趣味で書くだけなら、なにも気にすることはない。
 だったら、自分が一番好きな世界観──自分の少年期、思春期でもあった昭和50年代~60年代を舞台に、年上の女性との関わりによって、成長していく少年の話を書いてみよう。もともと頭の中にあった「明君のお母さんと僕」を書いてみよう。
 女性の母性こそが、男を育てる、という自分の中にある夢物語を、官能小説の世界で、存分に叶えてやろう。
 ましてや、そうすることで、ライターとしての表現力が広がれば、雑誌の原稿も良くなって、結果的には、金になるではないか。
 そんな打算も働いて、官能小説も掲載できる、noteやライブドアブログで「明君のお母さんと僕」を書き直し始めたのが、2019年の秋でした。
 書き始めると、先生が言ったように、書くことが楽しくなりました。雑誌の仕事を終えると、これまでだらだらと無駄に過ごしていた時間を、官能小説に費やすようになり、気づくと、かれこれ4年ぐらい、10本ぐらいの趣味の作品が仕上がりました。
 趣味で書いている、などと言いながらも、昔から一緒によく仕事をしていた匠芸社の編集者さんから、「電子書籍で、エロいの出したいんだけど、なんか書いてくんない?」と連絡をもらったとき、
「ちょうどいいや。俺の官能小説、出してくんない?」
 と、図々しくもお願いしたのは、やっぱり、ひとりでも多くの人に、自分の世界観を共感してもらいたい。そして、ほんのひとときでも幸せな気持ちになってもらって、明日への活力にしてもらえれば……それこそ、ライター冥利につきる。
 そんな格好いいことも言ってみたいものですが、実際は、あわよくば売れるかも、というファンタジーを胸に秘めていたからに過ぎません。


2009年1月14日発売
惑わせ天使 (双葉文庫)


作品紹介
タクシー運転手の佐々木洋一は、事故に遭って入院した。病院の都合で個室に入ることになったが、22歳の新人看護婦・市川奈緒が担当になった。奈緒の乳房の膨らみは、白衣では隠しきれない。奈緒は、まだ風呂に入れない洋一のオシモを洗うと言った。ブリーフを脱がされた洋一の一物が勢いよく跳ねる。オリジナル長編エロチック・ファンタジー。

著者コメント

 自分が官能小説を書くキッカケとなったのが、この「惑わせ天使」となります。双葉社さんから出してもらった文庫本で、もともとは、週刊大衆(双葉社)で一年間、毎週2ページで連載していたものをまとめたものとなります。連載時は「白衣の濡れ天使」というタイトルでした。 
 実はそれまで小説など書いたことがなかったです。
 フリーランスの記者として、週刊大衆さんを始め、週刊実話さん、FRIDAYさんなど週刊誌のほか、月刊誌、スポーツ新聞などで記事を書きまくっていたので、一生このままライターを続けたい、というのが、夢でもありました。ライターから小説家になりたいという人も沢山いますが、自分はまったくそういう気持ちもなかったです。
 はっきりいってしまえば、雑誌の仕事のほうが儲かるからです。小説の場合、単行本を出しても印税が入るだけで、増刷がかからなければ、それっきり。そもそも一冊書き上げるのに、相当な月日を費やします。
 対して、週刊誌やスポーツ新聞の原稿は、正味、数時間で仕上がります。どんなに長い記事でも、丸一日です。(それ以上、時間をかけていたら、次の原稿が間に合いません)
 短いスパンでどんどん原稿を書き上げる、いわば日銭稼ぎ。質より量、の考えです。
 そうやって原稿を書きまくって、30歳になった頃でした。毎週、原稿を書かせてもらっていた週刊大衆さんから、「連載もので、官能小説を書いてみない?」と誘ってもらえました。小説など一度も書いたことがなかったものの、いつもエロい記事を書いているから、書けるのではないか? それに、自分は看護師の取材もよくやっていたので、ナースの事情をよく知っているライターが書けば、リアルな官能小説になるのではないか。
 そもそも、小説であれ、なんであれ、雑誌の「連載」は金になる。しかも、連載の原稿料だけでなく、書籍化されれば印税も別に入るため、ン百万の稼ぎになる。頭の中でそろばんを弾いて、二つ返事でOKしました。
 今から思えば、無名のライターが週刊誌でいきなり一年間、毎週、小説を連載するなんて、本当に恵まれた話なのですが、当時はそこまで思わなかったです。
 柚木怜、というペンネームもこの時に作りました。自分はペンネームなどどうでもよくて、担当の編集の方に「なんでもいいです。お任せします」と言いました。ただ、ひとつだけ、思ったことがあって、
「できれば、男か女か、わかんない名前のほうがいいっすね。官能小説って、ファンタジーの世界だから、著者の名前が、男臭かったり、女っぽすぎると、読者も冷める時がありそうじゃないですか」
 簡単にいえば、明らかにオッサンが書いていると思えるペンネームで、可愛らしいナース目線の小説は、ちょっと気持ちが悪い(あくまで、個人の考えです)。
 三つほどペンネームの候補を出してもらって、その中から選んだのが、柚木怜でした。
 実際、連載が始まると、それはもう地獄のような日々で……小説の書き方などまったく分からないまま(それどころか、他の人の官能小説も読んだことがないまま)始めたので、もう何がなんだか。
 雑誌の記事と、小説というのは、同じ書くという作業なのに、まったく別物であることも知りました。 
 それでも担当編集の方が小説の基本を教えてくれながら、それでいて、けっこう好きに書かせてくれたので、一年間乗り切れましたが、連載を終えた時は正直、精魂尽き果てて、二度と小説はやらない、と思ったのが本音です。小説の難しさを舐めくさり、完全敗北といったところでした。
 ただ、週刊誌で連載をしたことで、他の雑誌やスポーツ新聞からも柚木怜に連載依頼が来るようになり、そこはやっぱり〝金になるならなんでもやります〟のライター精神で、全部引き受けていました。
 その後、官能作家の短編を集めた文庫本にも柚木怜名義で、何度か参加させてもらいましたが、書けば書くほど、自分の下手さを痛感し、文章も本当にひどいものだったので……あっという間に、柚木怜に依頼は来なくなりました。それから10年以上、官能小説から離れていました。
 たまに、素人の女性の投稿を集めたような官能小説の文庫本などは書いていたものの、基本的には雑誌ライターとして、2019年に、件の漫画家さんと話をするまで、「柚木怜」というペンネームもすっかり忘れていたほどです。

 とはいえ、もう一度書いてみようと思った時、柚木怜の名前を使ったのは、やはり、このペンネームには思い入れがあり、運命を感じた、などというスピリチュアルな話ではなく、「文庫本も出ているし、少しはハクがつくだろ」という、けちくさい戦略だったのは、いうまでもありません。

2009年7月16日発売
おまつり (双葉社)

作品紹介
「恋人つなぎ」というタイトル。33歳のサラリーマンが出張先の小さな農村で、急性盲腸炎になり、地元の病院に入院することになる。日頃からうまくいかない毎日に苛立っていた彼の前に現れたのが、担当のナース・朋美。田舎育ちの野暮ったい雰囲気の22歳ながら、人妻でもあった。そんな若い人妻ナースから誘われたのが、村の地蔵盆。都会のサラリーマン生活に疲れ果てていた彼は、どこか郷愁を誘う、村のおまつりに参加したことで……。

2010年1月発売
ぬくもり (双葉社)


作品紹介

「リフレイン」というタイトル。短編小説の中では一番気に入っている作品。19歳の自動車整備工の主人公と、同じ年の准看護師の彼女の恋物語。彼女が東京の病院で働くことになり、遠距離恋愛となった主人公。東京で、他の男とセックスをしていないか不安な日々を送るなか、彼女から「休みが取れた」との連絡が。「男たるもの、女を温泉に連れて行けるようになってこそ一人前だ」ベンツに乗ったヤクザから、そんなアドバイスを受けた主人公は、一人前の男になるべく、彼女を温泉に連れて行くことを決意。だが、久しぶりに会った彼女は、ずいぶんと垢抜けていて……。

2011年5月11日発売
初体験 (双葉社)

作品紹介

葉山れい名義で執筆。「制服のシンデレラ」というタイトル。年上でバスガイドの彼女から「会いに来て」といわれた主人公は、無謀にも、男子禁制のバスガイド寮に忍び込むことを決意。女とヤリたいためとはいえ、バレたら犯罪者の〝大冒険〟だ。しかも、彼女の部屋に辿り着くまでに、バスルームで女同士の秘め事を覗いてしまったり、オナニーをしている美女を目撃してしまったり……さまざまな困難(誘惑?)が主人公の前に立ち塞がる。果たして、彼女のもとにたどり着けるのか。だいぶコミカルなノリで書いた作品。


おまけ


暴露系ユーチューバーから、いまでは国会議員になられた、ガーシーこと東谷義和氏。令和のダークヒーローとも呼ばれる東谷氏の初の著書「死なばもろとも」。
本文とは別の、コラム「ガーシーの夜遊びガイド」は、柚木怜が書かせていただいております。





 






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