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新作『桃太郎』第2稿を書ききった!
――ここで表現したいことは「モモタロウとキコの恋愛関係」ではなく、「人間と鬼の共生関係」です。
【#204】20220121
人生は物語。
どうも横山黎です。
作家を目指す大学生が思ったこと、考えたことを物語っていきます。是非、最後まで読んでいってください。
今回は「新作『桃太郎』第2稿を書ききったよ」というテーマで話していこうと思います。
☆新作『桃太郎』第2稿
僕は今、新しい『桃太郎』をnoteで共同制作しようという企画を進めています。「勧善懲悪」よりも「共生」をテーマにした方が今の時代に合っているよねと思ったので、再創作しています。
やっとのこと、第2稿を書ききりました。これまでにみなさんから頂いたコメントを参考にしながら、かつ僕らしさを残しながら、コツコツ書いていました。
結構がんばって上手いことまとめたので、是非読んでみてください。そして、コメントをいただいたいです。
☆意見いただきたいこと
さてさて、第二稿を書き終えて、僕が気になっているところ、すなわち意見をいただきたいところを述べていきますね。
1、長さ
短い物語でいく!といいつつも、なんだかんだ長い物語になってしまいました。17000字を超えています。これから贅肉を削いでいく作業に入るので、多少短くはなると思いますが、その変化は微々たるものです。
これくらいの長さでも飽きずに読めるほど読みやすければいいのですが、いかがでしょうか。
2、物語
単純にストーリーとしてどうか、という問題があります。矛盾がないかどうかもそうですが、根本的に読み物として面白いかどうか。
「新しい『桃太郎』をつくる」「共生をテーマにする」「共同制作でつくる」などなど、アイデアばかり目立ってしまっても仕方ありません。まずは物語の質を高めなければ。
あの『桃太郎』をベースにしなければいけないので限界はありますが、とことん面白さを追求していこうと思っているので、物語に関して意見があればよろしくです。
3、人間と鬼の歴史のくだり
途中、どうして鬼と人間がはなれて暮らしているのか、どんな過去があったのか、どうして対立しているのか、それを歴史をひもとき描いているのですが、このあたりはもう少し詰められると思っているので、意見をいただきたいです。
クライマックスの「和解」に、より深みを持たせるなら、そして啓蒙的な物語にするのなら、人間の醜い部分を深く描くべきというコメントがありました。
『桃太郎』ですし、万人受けするものを作りたいと思っているので、あまりにもドロドロしたえぐいことは描きたくないのですが、その匙加減は難しいところなので、第2稿のままでいいのか、もう少しきつめにした方がいいのか、マイルドにした方が良いのか、意見いただければなと思います。
4、船のくだり
議題にも挙げましたが、どうやって里の人間が鬼ヶ島にやってくるのかという課題は、上手いこと解決できました。
お父さんが、いつか鬼退治に行くために、数隻つくっていたことにして、そのうちの一つで桃太郎が鬼ヶ島に行き、残りの船で里の人間が行くことになりました。
多分、「正解」が出たかなと思いますが、何か意見あればよろしくです。
5、説得のシーン
第1稿のときに課題だった、説得のシーン。いかがだったでしょうか?
そこまでくどくなく、でも雑すぎず、うまーく切り抜けたかなと個人的には思っていますが、余剰あるいは不足があれば、コメントいただきたいです。
6、ラストシーン
ラストシーン、春のうたげで終わらせようと思っていたのですが、モモタロウとキコの2人がいいかんじになって終わります。
なんか、一見、結ばれるんじゃないかってみえちゃいますが、ここで表現したいことは「モモタロウとキコの恋愛関係」ではなく、「人間と鬼の共生関係」です。
でも、読者によっては前者にとらえる人もいるかもしれません。でも、明確にそれを言っているわけではないので、そういう見方もできるよね的なノリでいこうかなと思います。
違うラストシーンの方がいい!と思われる方は是非コメントで教えてください。
7,タイトル
登場人物の名前を全員カタカナにしました。だから、桃太郎からモモタロウに変更しました。
桃太郎のお父さん結構登場するな
→名前あった方が楽だな
→桃の里に生まれた男の子だから、「桃」の字をいれたほうがいいな
→でも桃太郎いるし「桃」を「もも」と呼ばせたくないな
→「桃史(トウジ)」にしよう
→でも、「桃」「桃太郎」「桃の里」「桃の森」ときたら、「桃」の主張が激しいな
→カタカナにするか。
→となると、桃太郎以外全員カタカナだな。
→桃太郎もカタカナにするか
→ならタイトルも……という流れなのですが、いかがでしょうか。
個人的にタイトルは『桃太郎』でいくつもりだったんですが、『モモタロウ』でいくかんじになりそうです。
好みでいったら、『桃太郎』なんですよ(笑)
何か良いアイデアとかあったらよろしくで。
☆創作大賞まで残り二週間
僕は、新作『桃太郎』をnote創作大賞2022に提出しようと考えています。
第1回目で傾向も対策もできませんし、noteの記事が「作品」として扱われるので、創作する上で難しいところがあります。しかし、一つ分かることは「新しい創作のカタチ」を求められているってこと。
物語を洗練していくのと同時に、それも追求していこうと思います。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
横山黎でした。
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