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【5代目】『相棒』とは、杉下右京と亀山薫の物語だった。

――神戸尊とは思想がぶつかり、甲斐亨とは正義がぶつかり、冠城亘には未練を抱きました。いくつもの経験を通して変化した右京さんと、亀山薫。2人がどんな相棒を見せてくれるのか、どんな物語を綴ってくれるのか、今からもう楽しみすぎて仕方ありません。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「『相棒』とは、杉下右京と亀山薫の物語だった。」というテーマで物語っていこうと思います。


◆5代目相棒:亀山薫


朝から嬉しいニュースが飛び込んできました。

ドラマ『相棒21』から、水谷豊さん演じる杉下右京の相棒を、寺脇康文さん演じる亀山薫が務めることが発表されました。いうまでもなく、『相棒』を誕生させ、刑事ドラマ界における不動の地位を確立させた立役者です。

シーズン14から相棒を務めていた反町隆史さんがシーズン20で相棒を卒業し、5代目相棒は誰なのか、かねてから予想合戦がされていましたが、まさかまさかの展開です。

誰がなろうと賛否両論だろうし、はじめこそ否が多くともきっと回数を重ねるごとに認められていくでしょうから、別に僕は誰が来てもよかったんですが、このニュースは僕を興奮させました。

めっちゃくちゃ嬉しいです。


◆シーズン20で終わってほしかった


正直、僕は相棒は20で終わりでいいと思っていたんです。明らかに物語に無理が出てきたし、ネタ切れ感が否めなかったんで。そりゃ20年も続けているわけですから仕方がないことではありますが、それだったら、きりのいいシーズン20できりあげればいいと思っていたんです。

変に続けるよりも、綺麗に終わらせた方がいいと僕は考えるので。


で、反町さんが20で卒業ということも途中で発表され、ちょうどいいじゃんと思っていたんですが、結局終わりませんでした。

「きりよく終わるなら25かなあ」「5代目相棒で完結が綺麗かなあとか」僕は相棒の終わり方ばかり気にしていたんですが、ここにきて早く観たくなりました。いつまでも見届けたい気持ちが湧いてきました。


それと同時に。

『相棒』とは、杉下右京と亀山薫の物語だったんだということを思ったのです。


◆『相棒』という物語


亀山薫はプレシーズンから杉下右京の相棒を務め、シーズン7の途中でサルウィンに旅立ちました。子どもたちに正義を教えにいったのです。そんな彼がどのように警察官として復帰するのか定かではありませんが、杉下右京と再会を果たすのです。

これまで何人もの相棒が入ってはやめていき、初めて長く続いた亀山薫も7年で旅立ちました。神戸尊、甲斐亨、冠城亘、3人の相棒との関係を経て、杉下右京のなかにも心の変化がありました。


神戸尊とは思想がぶつかり、
甲斐亨とは正義がぶつかり、
冠城亘には未練を抱きました。

いくつもの経験を通して変化した右京さんと、亀山薫。


2人がどんな相棒を見せてくれるのか、どんな物語を綴ってくれるのか、今からもう楽しみすぎて仕方ありません。

これを機に1から見直したいとも思いました(笑)
#めちゃくちゃ時間かかる


最後まで読んで下さりありがとうございました。

【#358】20220623



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