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ファッションスタイリストという仕事②

ナマステ!
同居人から恵方巻きを買ってこいとパシられている宮田です。どっからどうみても僕らが鬼役にふさわしいので世田谷区の豆まきの的になって来ます。

前回の記事をまだ読まれていない方はこちらを是非とも。

僕は月に平均して約8〜10名ほどのお客さんの担当をしている。プラン内容としては、買い物同行をして、写真映えや異性ウケの良いコーディネートを提案する。そこで気に入った商品をお客さんが購入し、その後写真撮影で着用する。という流れだ。

後日、実際に異性の方と出会うことも想定して、清潔感とシンプルさを心がけている。実際の事例も多数あり、ビフォーアフターではかなりの差がある。服ってすごいなと純粋に思う。

これを眺めているだけでかなり楽しい。(笑)
ビフォーアフターが劇的な人もいて、そういう瞬間に立ち会える瞬間がこの仕事の醍醐味だ。

今まで服装を気にしたことがなかった人、ユニクロばかりで服を購入する人、セレクトショップに入るのが億劫な人、元から服に興味があって更におしゃれになりたい人など様々だが、人間模様を垣間見ることが出来て面白い。

しかも満足度がかなり高い。アンケートの結果を毎月教えてもらえるのだが、ネガティブな回答をされる方が本当に少ない。3時間の買い物の中で、コーディネートの話だけでなくその人の仕事やプライベートの話など、色んなことを話すので仲もかなり深まるのだ。

そんな超やりがいのある仕事で、気づいたことがある。洋服に興味を持っていない方の大半が「サイズ感」を間違えている人が多いのだ。

服は、ブランドによって大きさの基準は違うので、普段Mサイズを着用していても、ブランドによってはSサイズの方が良かったりする。あとは、パンツの丈を気にしていない人がかなり多い。

こんな風にかなり足首のところでパンツがダボついているのである。

ビフォーの写真がこちら。

パンツの丈感を意識するだけで、あら不思議。同一の方だが、かなりシュッとして見える。この「丈感」を自分はかなり意識している。

また、自分が似合うと思って提案したアイテムも、お客さんの反応をみて微妙そうだったらすぐに変えてみる。結局のところ、服は自分が気に入っていなければ人から勧められても長い期間着ることはない。

だから、できるだけお客さんと密にコミュニケーションをとって、反応を見てコーディネートを組んでいくことが大事なのだ。

他にも、意識していることとしてはお店の店員さんと仲良くなることである。もちろん僕はスタイリストで、知識もないといけない。

しかし、ショップ店員さんの方がそのブランドに対しての思いも知識も僕より断線豊富だ。だから、僕はショップ店員さんとも密にコミュニケーションを取ることを心がけている。

結局は人と人なので、リスペクトを持って気持ちよく接する方が絶対にいい。なんならショップ店員さんと仲良くなりすぎてプライベートで会ったりするようになった人もいる。

こんな感じで、どの仕事にも共通して言えることだが、コミュニケーション力が改めて重要だなと日々痛感する。

これからも更にお客さんに喜んでもらえるよう、ファッションの知識だけでなく、人間としての魅力も高めていきたい。

以上!フェリベトウンラ!

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