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れいちぇるフォトを使ってくださったnote

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#小説

こんにちは。

 さっきまで、英一と男の仕事。玄関の草取り、中庭の枝木の剪定が終わった。明日、燃えるゴミがある。持っていく。今から、スーパーに買い物。ヤマト運輸が集荷に来る。6000円ちょっと、d払いにお金が返ってくる。それで、Fireタブレットを購入。Fireタブレットにマウスを挿したいから、2個で700円ほどのUSBコネクターを買った。それを付けて、マウスを取り付ける。友人宅で、Fireタブレットで作業がしたい。もしくは、読書用。英一は、パソコンオタクだから、ボクが今朝買った、Windo

表そして裏のストーリーを1つにするものとは何か

 ストーリーをよりうまく成り立たせるコツとして、表と裏を用意するというものがある。  これは、内容としてはどのようなテーマであっても事件であっても、登場人物が出てきても構わないものだ。しかし、この表のストーリーでは主要な出来事や、その物語の中で目に見える事件を扱う。そして裏のストーリーでは、そうではない出来事や、精神的な動きを扱うのである。  この、「表裏」はストーリーに厚みを持たせ、面白さをます良い手法であると紹介されるが、一方で、この2つはただ用意されただけでは「交わら

ワーママ2年目が振り返る。私にとってのサードプレイス

ワーママの日常の悩みを 赤裸々に、かつ、淡々と書きながら 思考を整理しているnoteです🍎  突然ですが、最近よく耳にする サードプレイス とは何でしょうか? サードプレイスとは… ・家庭(第1の場)でも職場(第2の場)でもない第3のとびきり居心地の良い場所 ・多様で異質な人々が自分の社会的立場を気にせず気軽に集まり交流できる場 出典・https://www.kaonavi.jp/dictionary/third-place/ などが提唱されています。 今回は、サ

わたくしを好きにならないで❗

 昨日アルバイト先で繕い物をしていたら、ボーイズの目がすっかり💞💖💝に。単純ねぇ~💨 裁縫なんて「生きていくための必要な手段」だわよ。 勝手に好きになられてややこしいことになりたくないから、ツン、としておいたわ❗

不定期連載小説『YOU&I』12話

店内へと足を進めた國立。辺りをキョロキョロと見渡しながらレジへと進む。 (……やっぱり今日は中野さんいないな) と一安心し、コーヒーを一杯頼み席へと着く。 (現実はこんなもんだよ。やっぱり俺が意識しすぎているんだ。もうちょっと落ち着こう) コーヒーを飲みながら、心の中でそうつぶやく。というのも、内心どこかで”中野がいるんじゃないか”という期待もあった。ここでバッタリ会うくらい、自分たちは何か縁があるのではないか。無意識のうちにそんなことが頭にもよぎっていたが、現実では

人生の墓場

 死にたいという知り合いがいた。 何も珍しいものではなかった。仲がいいかと言われると、まあ悪い方ではなかったけど、向こうから寄せられている好意に少なからず僕は気がついて、同じく小さく嫌悪感を寄せていた。 正直ここで言ってしまおう。 さっさと死んでくれ。   ただ死ぬなら、僕が君を忘れた頃に死んでくれ。物事は引きずりたくない。このまま僕が君を止めなくてもどうせ死ぬことなんてないだろう。でもどうだ、君がもし、本当にもし僕とこのまま別れた後に首を吊って死んだらどうする。ああ

ビヨンザリ―フ

随分前から、エルヴィスプレスリーの未発表として見つかった"ビヨンザリ―フ"という曲を聞いていた。 エルヴィスプレスリーという人は、ロックのキングとして有名だが、実は、敬虔なクリスチャンだが、歌い方が、黒人ぽいと大バッシングを受けている。 そんなキングが作ったゴスペルアルバムが生涯三枚あり、いずれもグラミー賞をとっていることは、日本では、あまり、しられていない。 あの有名になった"アメイジンググレイス"をポップスの世界に初めて発表したのもエルヴィスである。 また、当時、

13「MとRの物語」第一章 10節 図書室(その3)

図書室のシーンが続きます。 後ろに座った男子が、いい感じにからんでくる。 この男子には、名前をつけるべきか否か。 つけるとしたらどんな名前にするべきか。悩みは尽きない。 (目次はこちら) 「MとRの物語」第一章 10節 図書室(その3) 「この涙は花粉症によるものです、だから心配しないで」と、 そう告げて、私は小説に集中することにする。  Mさん、私に欠けているものは、私にとって悲しすぎるよ。  欠けてるものが、多すぎるんだよ。    そうでもないかもしれない。  例

短編(前編): ファイナルボーディング

 初めてのフライトは19歳の時だった。初のパスポートを取得し、初の空港体験で、初の外国旅行だったが、夏休みになるたびハワイ旅行をするという旅慣れた友人と二人だったため、つるつると機上の人となり、見慣れぬ土地と言葉の中、ワクワクとびくびくのめくるめく時間はあっという間に過ぎ、羽田空港から帰りの電車に乗る自分がいた。  十年が過ぎ、僕はまた羽田空港にいる。  携帯で出国手続きを再度チェックしている。 「流れに沿っていけば、いい,、はず」  と自分に言い聞かせるけど、寝不足と

4月読んだもの 雑感

4月は普段なかなか読まないような本が多かった印象。 「出会いの季節」にそう思えるのはなんか嬉しい。 アンドロイドは電気羊の夢を見るか?/フィリップ・K・ディック最終世界大戦後に放射灰に汚染された地球でアンドロイド狩りを行う賞金稼ぎの主人公の苦悩を描いた、フィリップ・K・ディックのSF小説。 鮮烈すぎるタイトルは一度聞いたら一生忘れないはず。 このタイトルに影響を受けた人も多いんだろうな。 人間そっくりなアンドロイドと言う生き物。 人と区別される彼らと、我々の違いは何なの

【オリジナル小説】令和な日々 女子高生編

令和3年4月9日(金)「紫苑」日野可恋  午後になって俄に雲が立ち込めてきた。  昨日は新入生に対するオリエンテーションが行われ、今日から早速通常の授業が始まった。  1年生を担当する教師は最近この高校に採用された人が多く、お嬢様学校というイメージで入学した生徒たちが面食らう授業が初日から繰り広げられた。  終わりのホームルームが始まる頃に小雨がパラパラと降った。  今日は気温も低めで、私は眉をひそめて窓の外を眺めていた。  その時だ。  校内放送が流れてきた。 『生徒会

心の平穏

私は追い詰められていた。 全てから。 評価ばかりする言葉の羅列に 私の中で何かが弾けた。 今までにないくらい、怒りが出てきた。 怒りを閉じ込めてはいられない状況に なった。 限界だったんだろう。 心がもうやめてほしいと叫んだんだろう。 自分を傷つけてまで いい人で居なくていい。 主に評価ばかりの言葉を並べるのは、 私の身近な人たちばかりだった。 家族、恋人。 身近な人たちが傷つけるなら、 身近であることを許してはいけない。 そんなの大切な人では

本を読めば世界が広がるとは限らない

皆様は読書はお好きでしょうか? 本をたくさん読めば世界が広がり、賢くなる ということはよく耳にします。 しかし、それは本当でしょうか? たとえば子どもは絵本からたくさんの想像をすることで言葉を獲得します。固定概念をもって読むということはあまりないでしょう。自分が出来ていくうちに、自分の固定概念も出来上がっていくのです。 しかし、この固定概念というのがくせ者なのです。 どんな本を読んでも著者の意図を汲もうとせず、自分の色眼鏡を通してばかりいては世界は広がるどころか狭

「無意識ー空の章ー」#11 記憶

⬇️前回の話はこちら 何気に大学4年の冬を迎えていた夏井さんの 就職がやっと決まった。 実は年内に決まるかどうかの瀬戸際で、本人は相当焦っていたらしい。 そんな状態で、初雪の日の帰りにハリネズミの話を出した俺は、かなり間の悪い奴だったということになる。 4つも年下の幼馴染が早々に内定をもらって羽を伸ばしているのはずっとプレッシャーだったんだろう。 どうりでいつものツッコミもなかったわけだ。 「あとは卒業出来るかどうかだね」 と言っている割には、にやけ顔の夏井さん。余裕が