見出し画像

学校のクラスで孤立する、風俗嬢。【blog.1】


正直、学校に通いながら夜のお仕事をするのは辛い。
というより、私は涙が出るほど辛かった。

職業で生きる世界を隔てるのもどうかと思うのだが
私の生きる世界はやっぱり夜の世界なんだ。

...ということを、学校に行くと酷く実感させられる。

夜の世界=ぼっち集団

ということではない。

基本部屋でひとりで仕事をするから、誰かと何かを一緒に成し遂げることが私にはとても難しいことだった。
つまり協調性が無いということ。




今日は私の1日を書いていく。

ちょっと暗い話です。
人によってはメンヘラに聞こえるかも。




5月18日、今日の東京は太陽が眩しい。
気持ちが良くて、私は今日、なんだか良いことありそうなんて期待を寄せて、気分良く家を出た。

東京は青空。半袖日和です


そして私は見事に太陽に騙された。




女子生徒はいつだって群れたがる。

とにかくグループになりたがる。
何故だか誰もひとりになりたがらない。
リュックを隣に置いて輪を作って座ってとにかく喋る。

だから入学式後のオリエンテーションで、待ってましたと言わんばかりに隣の人に話しかけて仲間を作る。

もしかしたら、この中にもだるいなぁと思いながら、嫌々話を合わせて付き合っている生徒もいるのかもしれない。


でも私は違う。


長年の苦い経験を経て、誰の前でも「嫌なら嫌」とはっきり態度に出して言う性格になった。

それは時として仇となる。
学校や会社だと協調性が無いと見做される。
それでも私は、自分を押し殺して無理をして、人の人生を生きるくらいなら、自分を主軸に生きたいと思った。




授業が始まる前は予習か復習、読書かスマホで漫画。
無理矢理、人と話そうなんてもう思わないよ。

必要なときに必要な人と、本当に必要な話をする。

それでいいって先生は絶対言わないけれど。

皆と仲良くしなさい
クラス内で仲良しの友達を作りなさい

もうそんなのは御免だ。


授業で息が詰まるくらいなら
もう勉強のことは頭に入れない。

授業は勝手に進行するけど
私の頭はこれでいっぱい、授業はおしまい。


写メ日記やその他のブログの更新
授業の合間にスマホをこっそり覗いて「キテネ」を押したり、お客さんにメールの返信をする。
(今メールのやり取りはしていない)

だから、授業中にスマホをいじる方が気が楽だった。
普通、授業中だったらスマホを触らないのが当たり前なんだけど、ここぞとばかりに手が動く。

仕事中は嫌々営業しているという感じだったのに、学校ではお客さんからのメールが有り難かった。
時間潰しもあるし、忙しく個人事業で仕事してる感じが持てるというのもあるけれど

学校で例えるなら
保健室に行くって感じ。


スマホ=保健室or相談室

ですよ。



でもなんかそれって


この世界(学校)に君の居場所は無いよ


と色んな人に言われているみたいだった。
実際、誰にも言われていないんだけどね。




授業では

クラスに馴染めれば
その集団のノリではーいと手を挙げられるかもしれないが
結局、挙手ができなくて、発表は毎回最後。



全体的に下手


「あなたは工夫してるのかもしれないけど、それにしたって最初に名前言うのも暗いし、そもそも何考えて言ってるのか分かんない。何もできてない」



とフィードバックのときに担任に言われた。
クラスメイト全員の前で。
こいつに教材ぶん投げて、リュック背負ってスタスタと勝手に帰ってやろうかと思った。

でも正直、今日の出来栄えは良くなかった。
自分でも理解している。
だからなおさら、ボロクソに好き勝手に、全員の前で誰よりも悪い評価を、指摘にもなってないことをペラペラと言われたのが腹立った。


悔しくて、恥ずかしくて、プライドが邪魔をして
でもそう思うこと自体言い訳だとも思われたくなくて。

その後も次々とひとりで暗いとか下手って喋ってるから


相槌もせず、キレ気味に担任を睨み付ける。


「なんだよアスペかよ」って言われてもこんな私じゃ仕方がないな。

それでも、一生懸命練習した。
昨日、別の先生から褒められて嬉しかった。
頑張ろうと思って今日も授業を受けたのに、何その言い方はってなって...


授業が終わったら扉の前で、お疲れ様ですなんて言わず
ただ黙って真っ先に学校を出た。
他のクラスメイトは授業が終わった後もわいわい雑談で盛り上がったり、担任に質問の輪ができている。

なんだか、その光景に入らない自分を他者が見たとき
悲しかったし、哀愁漂うってこのことかなって思った。



ひとりぼっちって学校の中だと
どうしてこんなに可哀想に見えちゃうんだろう。

本人は好き好んでひとりでいても
どうして見栄え悪く見えちゃうんだろう?

教室を天井から俯瞰したときに
ぽつんってひとつ人が余ると、他の人との隙間があってバランス悪く見えるよね?


そういうことなのかな?


目に涙を浮かべながら
私は早歩きで駅に向かい、山手線に乗った。

マスクの中は鼻水でぐちゃぐちゃ。
昼間の山手線は空いていた。

誰も私のことなんか気にしていなくて
私も誰のことも気にせず静かに泣いた。



先生の言うことは何でも有り難く指摘として受け取る。

これって本当に正しいのって思った。
指摘じゃない。
暴言じゃんって。
言われて嫌なこと、状況、雰囲気、あるんじゃないのって思えば思うほど腹が立ってきてて。

第三者なら、なにくそ精神で人の倍努力しろって言うけど(多分私も友達に言い方を明るくしてそう言うと思う)

今日のは違うって直感で思った。
こんなんで将来の夢を達成なんてできるんだろうか。




だからいつまで経っても
お前は風俗の世界でしかまともに生きられないんだ!

と言われているようなもんだと思った。

そうだよな。
個室でマンツーマンで接客して、自分のお話をうんうんと楽しく嬉しそうに聞いてくれるお客さんがいる世界に生きてたら、根性なんてつかないよな。



それでも

学校とは別で、もうひとつの私の居場所がある。
そこでの頑張りがいつか昼間の世界にも繋がって、何かしらの形で身を結ぶと信じている。

根拠はないけど、今はそう思う他ないんだよ。
そうやって自分を成り立たせている。


学校と風俗の両立は辛いけれど
ひとりでも地に足を着けて生きられるたしかな自信を、風俗のお仕事で身に付けたからこそ

堂々と胸を張れ

って自分に言い聞かせている。

最後、変な言い方だけど
正直何を言いたいか分からなくなったけど、要は


学校で何か悲しい発言をされても
それを上回る程の綺麗な言葉をお客さんからかけて貰ったことを誇りに思え

ってこと。

今日授業であった出来事は、今でもむしゃくしゃするし、この記事を書いているときにも涙が止まらないけれど


何だろう、もうちょっと
自分に自信を持てたら良いなって思った。

学校だとそれって難しいのかな?
同い年も下も上もたくさん居るから、成長度合いも、もちろん境遇も人それぞれだし。



そんな、風俗の経験で自分の気持ちを保つ1日でした。

今日のことは自分で上手く消化できないから
時が経つまで、好きなだけ心の中で癇癪を起こそう。

なにくそ根性(というか負けず嫌い精神?)はその後で必ずやってきて、なんか知らないけど成し遂げられる。

それがいつものルーティン(笑)


身内に言うと負け惜しみに聞こえてもおかしくない内容なので、noteにブログで書きました。

私の中の負の気持ち、どっか飛んでけ〜です。


文章だけだと表現しづらいので
いつかvlogでも出せたらいいな。

おまけ:くまちゃんはらまき可愛くて、この時期だが買うか迷う。


悲しいときはココロにはらまき、あったかいよ。

この記事が参加している募集

私は私のここがすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?