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15年で1000万を準備する資産運用方法とは

こんにちは、ぐーです。本日はタイトルにもある通り、15年で1000万を準備できる方法を教えます。

それはズバリ…「新NISA」です。金利や利回りなど、未来は不確定で変動もしますが、おおよその予想で考えていきたいと思います。


⒈新NISA(少額投資非課税制度)とは?メリットを知る


NISA(ニーサ)とは、2014年に誕生した資産形成を後押しする制度です。2024年には制度が改良され「新NISA」とも言われています。

NISAの最大のメリットは運用で得た利益が非課税になること。

通常、利益や配当金には約20%の税金がかかりますが、NISA枠を利用すれば非課税になるため、利益をまるまる受け取ることができます。


⒉新NISA「つみたて投資枠」と「成長枠」の特徴



金融庁「NISAを知る」

・「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用OK

・年間投資枠は、つみたて投資枠「年間120万円」・成長投資枠「年間240万円」

・非課税保有限度額は1800万円(内、成長投資枠1200万円)※枠の再利用可能

・つみたて投資枠の投資対象商品は「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」

・成長投資枠の対象商品は「上場株式・投資信託等」

NISAは投資なので、「毎月まとまったお金を準備できない!」という人でも大丈夫!500円や1000円から始められる商品もあるため、コツコツ始めて継続することが大事です!。

さて、それでは毎月どの程度積み立てると資産をどの程度増えるのかみていきましょう



⒊シミュレーション


・毎月5万円つみたて、想定利回り1〜5%であった場合

・おおよそ15年間でまとまったお金が欲しい。

・投資信託は安定的な運用ができる1〜5%の商品

結果は以下の通りです。

金融庁「つみたてシミュレーター」


上記の図のとおり、15年間、毎月5万円の積立投資で1000万円以上の資産を築ける期待があります。

元本900万円に対し、運用により70万~336万円ほど資産を増やせる可能性があることになります。

ただし、投資ですのでリスクがある点にはご留意ください。5%程度のリターンを期待したい場合は、5%程度の損失を被る可能性があることを理解しておきましょう。


⒋シミュレーション2


では、老後資金として15年間で2000万円準備するためには毎月の積立額はいくらになるでしょう?

想定利回りは3%の投資信託に投資する場合のシミュレーションは以下になります。

金融庁「つみたてシミュレーター」

シミュレーションの結果、3%で15年間運用できたと仮定すると、毎月9万円の積立投資で資産を「2000万円超」築けることが分かりました。

ただし、毎月9万円は決して「少額」ではありません。また、利回りは予め確定されたものではないため、目標額に届かないまま老後を迎える可能性もあるでしょう。

老後資金を目的とした積立投資は、早く始めるのがポイントです

20歳代、30歳代で始めても早すぎることはありません

たとえば、30歳から65歳までの35年間で2000万円を目標とする場合、先ほどのシミュレーションと同様、3%で運用できたと仮定すると、毎月の積立額は「2万6971円」となります。

このように、時間をかけることで毎月の投資額を抑えられるのです。


⒌投資先のリスクや特徴を知る


「新NISA」で大事なのは、この制度を使って何に投資するかです。

投資先によっては、せっかくのお金が減ることもあるので、慎重に考えないといけません。

「新NISA」で投資できるのは、個別株と投資信託などがあります。

個別株は、ある会社の株を直接買うことなんですが、価格の動きが大きくて、いい時も悪い時も直接影響を受けます。

一方、投資信託というのは、投資家から集めたお金をひとつにまとめて、運用のプロが株や債券に投資して運用する商品です。だから、運用の成果はそのファンドに投資した人たちに、投資額に応じて分配される仕組みになっています。

たとえば、日経平均に連動する投資信託もあるので、特定の企業に依存せずに、より広い範囲で投資ができるのが投資信託の特徴です。

つまり、自分がどれくらいリスクを取れるかをしっかり理解して、投資先を選ぶことが「新NISA」を始めるための大事なステップです。

まずはリスクを予想して、ある程度許容できる範囲であるかどうか考えることでより安心して投資をスタートできるでしょう。

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