公認心理師試験に合格した理学療法士が国家試験対策を伝える③〜時間確保編
公認心理師試験に合格した理学療法士(執筆・投稿時点では登録していないのでまだ公認心理師ではありません)が、その経験から考える国家試験対策をお伝えするnoteの第3段です。
第1段はこちらから。このnoteを書くに至った詳しい経緯もこちらの序文に書いてあるので、そちらもご覧ください。
第2段はこちら。第1段と併せて読むことで、国家試験に向けた具体的な対策がとれることと思います。
第3段となる今回は、国家試験に向けて私がどのようにして勉強する時間を確保し、どのように勉強する習慣をつけていったのか、そういった内容をお伝えしていきます。
対象となる方、注意点
この記事では、今後国家試験を受ける予定もしくは可能性のある方を対象にしています。
国家試験と言っても色々なものがあるので、あくまでも『理学療法士』と『公認心理師』の試験を受けた経験から書かれたものであることをご承知ください。
例えば、『医師』の試験なんかは私の経験してきた試験とは難易度が大きく異なるでしょうし、『電気通信の工事担任者』なんかは医療関係の試験とは異なる特色を持つ可能性があります。
ご自身が受験を予定している試験と照らし合わせ、どの程度参考にするかを検討いただけると幸いです。
もう少し詳細に対象となる方を絞っていくと、次のようになるかと思います。
このどれかに該当する方には、参考になる考え方が提供できるのではないかと考えています。
また、〜①で紹介した方法を拡張する意味でも使えることを書いているので、シンプルに①の続きとして読んでいただいても良いかと思います。
ただ、注意点もあります。
このnoteの①でも書きましたが、楽に受かる方法というのをお伝えすることはできません。
時間も労力もかけて国家試験対策に臨む気持ち・やる気があるけれども、その方法がハッキリせず、「これで良いのか?」とモヤモヤした気持ちで勉強を続けているような方には、参考にしていただけると思います。
この記事の構成
タイトルに「〜③」とある通り、連載形式になっています。
おおまかな内容の分類として、
①は、国家試験対策としての勉強の方法を(これがメイン)
②は、試験問題やその対策への向き合い方について(これは国試に限らないかも)
③は、勉強する時間や勉強習慣の作り方について(社会人向け)
といった内容を書いています。
国家試験対策の勉強の仕方だけを読んでみたい方は①だけ、勉強に関してもう少し深いところまで読みたい方は①と②、今回の私のように仕事をしながら国家試験に挑戦しようという方で時間をどのようにして作れば良いかわからないという方は③も読んでいただければ良いように構成しました。
ちなみに、①〜③を全部読みたいという物好きな方は、個別で購入されるよりもマガジンで購入いただく方がお得になるように設定しています。
勉強する時間なんてない!と言う社会人
日本の社会人が一日にどれくらい勉強しているか、ご存知でしょうか。
割と有名な話なので聞いたことがあるという方も多いと思います。
平成28年に実施された総務省の社会生活基本調査によると、日本の社会人の平均勉強時間は6分ということが示されています。
この調査結果はあくまで統計的なものであるため、日本の社会人みんなが毎日6分だけ勉強しているという意味ではありません。
日本の社会人には毎日沢山勉強している人もいれば、全く勉強していないという人もいて、その全てを平均すると6分だった、という話です。
仮に毎日1時間(60分)勉強する人が1人、全く勉強しない人が9人いたとします。
そうすると、平均は6分になるという訳です。
わざわざ例まで出して説明することもないのですが、つまり日本人の多くは勉強に時間をほとんど使っていないということです。
ここからは推測と想像になりますが、勉強していない人達にも2種類がいると考えられます。
・勉強する気が全くない人
・勉強したいけれど時間が作れない人
わざわざ言うまでもないですが、今回のこのnoteでは『勉強したいけれど時間が作れない人』を対象としています。
これを読んでいるあなたは、少なくとも勉強する気があるし、勉強したいけれどその時間が作れないから読んでいるはず。
まず、なぜそんなに時間がないのかから考えてみたいと思います。
読んでくださってありがとうございます。 いただいたサポートは今後の勉強、書籍の購入に充てさせていただくとともに、私のやる気に変換させていただきます。