18切符で大阪から青森までいった話 Part2
3日目
大洗
4:30から始まった3日目の朝。鳥居と日の出を拝むべく、ホテルのすぐそばにある海岸線へと。波の音と徐々に明るくなっていく景色がとても心地よかったです。関西にいると、どうしても日の出というものが海からではなく山からになるので、少し新鮮な体験でした。にしても、綺麗だなと。これは2024年の年賀状の写真にしました。羽ばたいている鳥がまたいい味になっていますね。
大洗→日立駅
次に向かったのは日立駅です。トラックだらけの道を通り駅まで歩くのはもう勘弁だと思い、バスを使って水戸駅へと。そこから常盤線を使い日立駅へと。ここから電車はいわき行きという表示になり、足並みはほんの少し早くなります。この時間は通学する高校生ばかりでしたが、みんなであーだーこーだ言いながら休み明けのテスト勉強に勤しんでいる姿を見て懐かしい気持ちに。いつからか通学って1人の時間になったななんて考えていると、お目当ての日立駅へと。
日立駅
この駅はまたしても海が望める場所です。まるで美術館の一角のような駅で朝ごはんをいただきました。海を望みながらのパンケーキとグアバジュース、もはや気分はハワイに来たバックパッカー(ハワイにはあんまりバックパッカーいない気もするけれど。)ここの駅にはピアノも置いてあって、知らない人が聞いている知らない曲のコンサートを聴きながら、この場所を去りました。次はいよいよ東北です。
日立駅→仙台駅
ここからは特急に乗ります。というのも、個人的に特急存在に憧れがあり、せっかくなら疲れてきた頃に乗ろうかなと思っていた次第でした。加えると、駅でのんびりしすぎたために、時間がなくなってしまったのも。まあ旅の一興ですね。特急日立にのりながら、車窓を眺めます。3時間ぐらいの贅沢ですね。福島は大きい県なだけあり、通り抜けるのになかなかの時間がかかりました。次はぜひ足を運びたいです。まあ3時間もあれば暇になるので、一昨年の夏に買ったものの途中で断念していたワンピースを読み、和の国にはいったところで、仙台駅到着のアナウンスが。
仙台駅
やっと東北の地に足をおろしました。宮城県はこの日で2回目の訪問でしたが、仙台駅は初めて降りたので、とても新鮮な時間でした。やっぱり仙台に来たら牛タンを食べないとなと思い、牛タンを食べに。牛タンストリートとやらに行ったものの、特に各お店の違いがわからないので直感で善治郎へ。注文してから10分ほどご飯とともにお目当てのものが。厚切りのタンは、噛みごたえがあって、とにかくごはんがすすむ。一心不乱に麦飯をかけこませ、通りかかった店員さんを呼び止めておかわりを。とにかく美味しいごはんでした。
盛岡を目指し停車中の電車に乗っていたところ、突然「踏切が何らかの影響で壊れたので、しばらく運転見合わせになります」というアナウンス。まあそんなこともあるよなと思いつつ、在来線で青森に行くにはなかなか厳しい時間になってしましました。しょうがないので、新幹線を使うことに。仙台から青森まで1時間ほどなかなかの出費でしたが、新幹線も普段は乗ることがないのですこし楽しかったです。
仙台駅→新青森駅(青森駅駅)
新幹線に乗り込み、ほっと一息。1時間ほどで青森駅です。本当は岩手の海岸沿いを電車で通るルートとかも考えていたので、次はその道でゆっくり行きたいと思います。新幹線で新青森駅につくと、そこから奥羽本線で青森駅を目指します。これが青春18切符を使う最後の機会となりました。
青森駅
いざ本州最北端の県へ。初めての青森県です。予定よりもかなりはやくついたので、晩ごはんを探しに。一八寿しという寿司さんがあり、どうも美味しいらしいので、覚悟を決めていざ入店。もちろん回らない寿司など数えるほどしか行ったことがないのでやや緊張しつつも、日本酒と寿司を頼みました。頼んだ日本酒は田酒。
そんなレアな田酒は口当たりが柔らかく、風味味ともにクセがない。まさに王道を極めた日本酒という印象でした。これは、また飲みに行きたい。寿司はというと言うまでもなく美味い。口に入れた瞬間旨味とともに溶け出す脂と酢飯の相性がいい。こんなに幸せなご飯はなかなか食べれないだろうな。今見ると予約が必須級のお店らしく、予約無しで行けたのも運がよかったのかもしれないですね。次は冬に大間のマグロを食べに行きたいですね。
少しだけ物静かな商店街を抜け、ホテルで就寝。次の日は今回の旅の最終目的地の奥入瀬渓流へと。
今回で書き切るつもりが、これまた長くなってしまったので次回へ。
ではでは。
mizuki.
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