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#231:炭の効果

部屋に置いたり、飲み水に入れたり、食品にもなっていたりして、さまざまな効果があるといわれている「炭」。
具体的にどんな効果があるのか調べてみました。

1)除湿および加湿効果
備長炭の内部には、ミクロ単位の無数の穴があいています。
このデコボコの分の内部表面積は、たった1gの炭で、約300㎡(約90坪)にもなります。
この広い表面積のおかげで、さまざまなものを吸着されるのです。
例えばこの場合は、湿度が高ければ湿気を吸着し、逆に外気が乾燥していれば、吸着している水分を放出して、加湿してくれるという訳です。

2)不純物吸着による浄化・脱臭作用
先の『無数の穴』は、水分だけでなく、不純物も吸着します。
しかも、炭につく有用微生物が、吸着した不純物を分解し、浄化・脱臭するという説もあります。(この理論を利用して、河や湖などの水質改善も行われている。)

3)ミネラル成分放出作用
もともと木は土からミネラルなどの栄養分を吸い上げて生きてきた訳で、このミネラル成分が水などに入れておくと溶け出して(炭化することで、さらに水に溶けやすくなるそう)、ミネラルウォータに近い状態になります。

4)その他マイナスイオン効果;電磁波吸収効果(!?)
炭はマイナスイオンを増加して、心身をリラックスさせる効果があると言われています。

他にも、先の『無数の穴』に電磁波が入ると、穴の中を巡り巡って巨大迷路のように迷ってしまい電磁波徐々に弱くなっていく・・・らしいです。

最後の4)の説は、「う~ん、どうだろう!?」的な感じでよくわかりませんが、昔からさまざまな生活の知恵として使われてきた炭。これからもうまく日常に使っていくといいと思います。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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