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#258:飲み会にはタウリン

今年の年末は忘年会や飲み会が数多く催行されるかもしれません。
もう少し先の話になりますが、飲み会によって肝臓が疲れた時は、シジミとかがいいとよくいわれていますが、その他にも、お酒のつまみとして、イカやタコ等の料理もぜひともおすすめします。
というのは、軟体動物の特に頭足類・・・つまりイカやタコに含まれるアミノ酸の一種、『タウリン』は、胆汁の分泌を促進して、肝機能を大いに高めてくれるからなのです。
ちなみに、スルメの表面に出ている白い粉は、実はタウリンが凝縮されているもの。
 
タウリンは、体が必要としている量のわずか5%くらいしか体内で合成されないので、普段の生活の中でも食べ物から十分摂ることが大切なのです。アサリやホタテ、カキ等にも含まれています。
ただし、熱には強いのですが水には溶けやすいので、汁物だったら残さず全部食べるようにしましょう。
また、タウリンは、利尿作用もあるので、二日酔い防止にもなります。悪酔いしたくなければ、積極的にこれらの料理に手を伸ばすのも、もしかしたらいいかもしれませんね。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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